8 フィエルの武器(1~12話時点)
できた。
どぞー。
■カード
[贋作]『メルクリオード』第一弾ボックス〈歯車は廻りだす〉
[贋作]『メルクリオード』第三弾ボックス〈巣立つイノチを見つめて〉
[贋作]『リーズ・ブライド』第九段~第十二弾構築済みデッキ〈夕焼けも月も朝日もキミと〉
ガンサク! ガンサク! 仮面を見たぞ! ガンサクめ!
■ステッキ
「しぶいステッキ」
長い年月を過ごした木で作られたステッキ。わずかな魔力を帯びてはいるが、それはむしろ魔術を知らぬものを正しく導くための、正当化された枷にすぎない。術理をわきまえたのならば、これはもう必要なくなるだろう。
■ハット
「夢がはじまるシルクハット」
いつか見た夢は、まだそこには入っていない。けれど今から入れていく。そしていつか、あなたが見せる夢が入る。夢見た誰かが何かを入れる。ショウが始まる、さあ行こう!
■時計
「止まりかけた懐中時計」
錆びて傷ついた、永い時を過ごした時計。もはや修理さえ受け付けないが、まだ少しだけ動く。その終止符を見届けたとき、あなたは真理を見るだろう。
■飾剣
「ダンサブル・ソード(練習用)」
踊り子が剣舞を演じるための剣。本番で使うものよりは簡素なつくりだが、切れないことに変わりはない。
■ボール
「子供用ボール(中サイズ)」
子供が遊ぶためのボール。大人が遊んではいけないということはない。存分に楽しもう。
「懐古の白球」
昔を懐かしむためにある、大人向け商品として開発されたボール。白っぽい外装が汚れやすく、泥汚れがまた郷愁を誘うらしい。思いが詰まりすぎているのか、すこし重い。
「遊興異郷交響離狂」
てんてんと弾む、とんとんと歩く。歩いてきたここまでを想う。いつ来た、どこへ来た、夕日の色は同じだけれど、安堵なんてありゃせん。涙のままに大人に聞いても、いつものように笑うだけ。さァ遊ぼう! 楽が続くままに、帰る家も怒る親もいない!
細い星空を見上げたときの、知らぬ景色の夢。ぼくはここにいる
店売りアイテムのフレーバーテキストをひとつひとつ読む趣味勢もいます(本編には登場しない)




