7 フィエルの装備(1~12話時点)
そーいや作ってなかった設定なので、置いておきます。
どうぞ。
■初期装備
ジョブを選ぶともらえる装備品。本体レベル10を超えてから街に入ると、強制的に「支給品」と交換される。それなりの性能が保証されているものの、少しお金を稼いだりモンスタードロップを漁ったりすると、かんたんに上位互換が手に入る。
〈道化師〉セット2
「鯨髭のカチューシャ」「ごくふつうのバニースーツ(白)」「セクシーな燕尾服」「厚手のタイツ」「エナメルのハイヒール」
「鯨髭のカチューシャ」
防御力+4 魅惑+2
クジラのひげから作られた白いカチューシャ。美しく表面仕上げを施されており、弾力も抜群で付け心地がよい。
「ごくふつうのバニースーツ(白)」
防御力+6 器用+3 魅惑+4
オトナしか入れないお店で、スタッフが着る服。周囲の視線を惹きつけるだけでなく、オトナの魅力が与える自信が、すこし手先を器用にしてくれる。
「セクシーな燕尾服」
防御力+8 魅惑+3
もともとの男性用ではなく、女性が着るためにあつらえた燕尾服。通常よりもかなり丈が短く、胸元の空きも広い。腰回りや胸元をしっかり見せる衣装に重ねる。
「厚手のタイツ」
防御力+2 魅惑+2
足の形をある程度美しく見せつつ、肌荒れや傷を隠すためのタイツ。もしくは、タイツ自体にファッション性を持たせるためにも使われる。
「エナメルのハイヒール」
防御力+6 攻撃力+4 魅惑+4
とても美しいハイヒール。蹴りや踏みつけにも使えるほど固く作られており、荒くれ者が女性に蹴り飛ばされる光景は、夜の街ではよくみられる。
■支給品
無料で配っても誰も損しない品。ほぼゴミといってもいいほどボロっちいものばかりで、そもそも専門の職人ではない者たちが作っているため、現代の工業製品とは比べ物にならないほど低品質。最低限の条件をギリギリ満たしているだけで、セット効果やスキル補助・ステータス補正もまったくと言っていいほどない。「救貧クエスト」の中には支給品を作るものもあるが、報酬は恐ろしく少ない。
〈道化師〉支給品
「安物のカチューシャ」「練習生のレオタード」「安物のきれいな靴」
「安物のカチューシャ」
防御力+1 魅惑+1
なんだかよくわからない素材で作られたカチューシャ。これほど安くするために、何かしらの企業努力が為されたわけではないようだが……。
「練習生のレオタード」
防御力+3 魅惑+1
見習いの道化師や舞台芸人が着る服。トップスターも練習のときにはこれに袖を通し、初心を思い出すといわれている。百の光を浴びる星となるか、折れて汚れた人形になるか。未来を占う力はない。
「安物のきれいな靴」
防御力+1 魅惑+1
一流の品を真似て作られた、見た目だけ整った靴。いつか大成するあなたに、あるいは天上に飛び立たんとするあなたに。
「貧者ここに旅立つ」
武器・防具をすべて「安物」シリーズで揃えると発生するスキル。グノーシア正教会の発布する「救貧クエスト」を受けられるようになり、商店街や露店で「不用品」「割引品」をもらえるようになる。攻略上、とくに有利になることはない。
「この身未だ、道半ばにあり」(Lv.30以下)
武器・防具・道具をすべて「練習生」シリーズで揃えると発生するスキル。すべての経験値がより多くもらえるようになり、「師匠」キャラのアドバイスがより具体的になったり、試作用アイテムをより多くもらえたりする。本体レベルが30を超えると「もう少し自信を持て(要約)」と言われ、別の装備を支給される。
「穴の開いた驕慢」
武器・防具・道具をすべて「安ぴか」シリーズで揃えると発生するスキル。【常人】や【愚者】のなかでも詐欺師や悪徳商人を引き寄せるようになり、とんでもない粗悪品や呪いのアイテムを紹介される。また、【常人】以上の意志を持つ配下モンスターが逃げ出すことがある。
「血みどろ糸繰り杭つなぎ」
武器・防具をすべて呪われた装備で揃えると発生するスキル。戦闘中、とつぜん意図しない特技の暴発やHPの異常減少が起こり、極低確率で新たな呪いのアイテムを獲得する。装備スロットがすべて埋まっていなくても発動する。
あ、武器は夜で……




