6 玉華苑について・植物パラメータの読み方
いかん、忘れてた。
どうぞ。
ガーデニング要素〈玉華苑〉に植えることのできる植物には、さまざまなパラメータが記載されている。本項では、その読み方を簡素に説明する。
・マス/高さ
土地の面積/高さ=体積。三十センチ~一メートルの立方体として計算し、植える植物は必ずマスの範囲内に収めなければならない。地上の高さ=植物の高さ、地下の高さ=根っこの長さと考える。
・樹形
植物全体の形。何かしらの生物が潜む「茂み」や、記載より高さが増す「大木」などがあり、パラメータとして非常に重要。
・保有マス
植物が持つ、そこに植物を植える・生やすことができるマスのこと。地下の高さ=根っこの長さが記載されていない樹上性植物や、マス自体を侵食するキノコ類がこれらを占有できる。
・日照/月照
光の当たり具合。日照がないと通常の植物は育たず、月照がないと植物は魔術的エネルギーを得られずダメージを発生しなくなる。日照は3~4が目安で、月照は3~5が目安。きわめて特殊だが、日照が存在しない玉華苑を作ることもできる。
・風通し
文字通り、風通しのよさ。段階数が多いが、基本的には4~5で収めた方がよい。風通し3以下でなければ育たない植物もあれば、風通し8以上でないと一代で滅びてしまう植物もある。初期状態から変更するメリットは少なめ。
・並列マス
肥料やつる植物・キノコに起こる現象で、マスを消費せずに植物が生えてきたり、重複するマスに植物を配置できたりする。とても有利になるので、積極的に活用すべし。
・湿度
土地と空気の含む水分量。風通しと同じく十段階あり、1~2が「砂漠」、3~4が「乾燥地帯」、5~6が「通常」、7~8が「湿地帯」、9~で「水中」扱いとなる。湿度に応じて生育する植物はまったく変わる。湿度を変更すると、適応できない動植物はすべて死滅するため、注意が必要。特殊な条件が書かれていない場合は、湿度3~6のあいだに適応するものとみてよい。
・有害指標
その土地が動植物の生育に及ぼす悪影響の指標。激甚な影響をもたらすものが多く、環境に適応できない動植物はすべて死滅・変異する。
・害虫
植物を食い荒らす生物。生育に悪影響を与えたり、枯らしたりするものをこのように呼称する。かなりマイルドなデザインなので、言葉ほどおぞましくはない。玉華苑に直接入ることでモンスターとして討伐したり、対策手段を講じて事前に排除したりできる。被害はダメージの発生に大きく影響するので、手早く対処すべし。
・被支配マス
植物が占有するマスのうち、害虫に占拠された体積のこと。カミキリムシが空けた穴や、チョッキリに折られた枝に相当する。除去するか、対策を講じてなかったことにすることができる。
・(胞子の)残留/感染
被支配マスに生えるキノコのうち、これらの性質を持つものの胞子は、その場に残留して次に訪れた害虫に感染、殺害する。「害虫が多い」「保有マスが多い」「合計高さ5以上」などの条件を満たすと、この現象が起こりやすい。
(本編には出てこないと思います)




