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香月よう子さまと連歌
ある日の昼 ふとこぼれた躊躇い
お互いの心を探るように
二人悩ましくからめる指
あなたは私を愛している
私もあなたを愛している
けれど
ある日の昼 ふとこぼれた躊躇い
あなたは私を奪いたくて
私は貴方と共に居たくて
ふたり幸せにも未来にも見放され
私たち二人どうしようもなくなる
ある日の昼 ふとこぼれた躊躇い
互いのあかしを刻むように
ふたり抱き合う腕に力をこめる
私はあなたを愛している
あなたも私を愛している
けれど
ある日の昼 ふとこぼれた躊躇い
あなたは私を離したくなくて
私はあなたと繋がっていたくて
ふたり行き着く先は袋小路
私たち二人ただ熱に焼かれる




