表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集:男性シンガー長いタイトル2

ありがたく思ったことなんてないと唇をとがらせれば そりゃまぁ嘘になるよ

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/02/12

「残念」だとしても……。

 ずば抜けた才覚と凡庸なふるまいの

 ギャップの大きさに残念だと

 そこかしこからため息が()れる


 とはいえ

 持ち合わせたそのすべてに

 見合う生き方を()いられるのは楽な話でもないぜ

 他人の(うらや)む声は どうしてか

 勝手な言い分に響くね


 ありがたく思ったことなんてないと

 唇をとがらせれば そりゃまぁ嘘になるよ

 でかすぎる翼がときにはその重みで鎖になる

 なんてのはこじつけとおんなじだけど



 腰抜けと罵倒(ばとう)にも冷淡に受け流す

 (うつわ)の大きさの賜物(たまもの)だと

 誰ともなしにかんちがい起こす


 そら見ろ

 持て余したものだらけで

 ()やむ生き様も選べないから(ひど)い話でもないぜ

 他人はいつ吹く風さ どこまでも

 勝手な言い草で終わった


 ありがたく思ったことなんてないと

 唇をとがらせれば そりゃまぁ嘘になるよ

 でかすぎる翼を広げりゃ狭い森を飛べなくなる

 なんてのも(うなず)いちゃくれないだろな

 

「残念」がられもしないよりは、マシよね。

 無言でうなずかれるよりはさ。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ