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身長差 (運動部員 と マネージャー)

同じ設定の短い小ネタが3つになったので、こちらにまとめました。

部活の休憩中。

木陰に座って休んでいたら、背中に軽い重みが加わった。

以前にも何度か経験があるので、相手は振り向かずともわかる。


「マネージャーだろ」

「あたり」


ふふふと笑う柔らかい体に、動揺しないよう息を吐き出す。


「知ってる? 恋人との身長差って、これくらいがちょうどいいらしいよ」

「ふうん。なんで?」

「キスしやすいからだって」


吐き出していた息が気管に入り、盛大に咳き込んだ。



********************


部活終わりの帰り道。いつものように、マネージャーの隣を歩く。


「なあ。昼休み、中庭で告白された?」

「えっ? あ、あー……見てたの?」

「ごめん。たまたま通りかかった。…………返事した?」

「んー、気になる?」

「………………」

「断った。よく知らないひとだったし」

「ふうん」

「ねえ、ほっとした?」

「…………手、つないで帰ろ」

「うん」



********************


教室移動の途中、部のマネージャーのクラスを通りかかった。


「やあ、マネージャー」

「あれえ、偶然だね。移動教室?」

「そう、生物。……なに? そんなニヤニヤして、なにかおかしい?」

「ううん。毎日部活で一緒だけど、それ以外の時間に会うの、なんだか嬉しいなと思って」

「え、そう? 俺に会えて嬉しいの?」

「うん、嬉しい」

「そ、そうなのか。そうか…………。じゃあ、授業が終わったら、また声かけてもいい?」

「うん、待ってるね!」



重要なのは、このふたりは付き合っていないということです(^^)

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