待って待って! (何かに目覚めた彼 と 昔の学生服を着てみた彼女)
Twitterお題から。
「鳥飼泰さんはリボン、学生服、腕時計を主人公たちに身につけさせてハピエン小説を書いてください。」
#身につけてハピエン3
https://shindanmaker.com/799052
「え、どうしたのそれ…………」
「ぎゃっ、なんでもう帰って来るの!」
ちょっとした出来心だった。
実家から送られた荷物に高校時代の制服が入っていたのが懐かしくて、つい、着てみた。
まさかそこへ同棲中の恋人が帰って来るとは思わなかったのだ。
「いや、今日は残業なかったし」
「なんでよりによって……」
がっくりと項垂れていると、驚きに固まっていた恋人がゆっくりと近づいて来た。
「高校、セーラー服だったの?」
「うん……」
恋人の高校は私服だったとかで、学生服、しかもセーラー服というのが珍しいらしい。リボンや襟の部分を熱心に触り始めた。
だがいくら興味があっても、スカートをめくるのはやめてほしい。
「……なんか、これもアリかも」
「は?」
プリーツスカートをはいた腰に腕を回してきながら、恋人がぽつりと呟いた。
「いたいけな学生を誑し込んだ、悪い大人って感じがする……」
「やだ、変な趣味に目覚めないでよ!」
妙なことを言い出すので抵抗したが、腕の力が強まるだけで逃げ出せない。
しかも。
「な、なんで腕時計を外すの? 今、シャツのボタンを外す必要ある?」
「うわー、その怯えた表情。ますますイケナイことしてる気分……」
「待って待って。正気に戻って!」
前回と同じお題で。
この先は、自由にご想像ください(^^)




