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ヴィーザル王国物語  作者: 沙羅咲
登場人物
103/170

登場人物一覧  アレス近臣

サイラス・ホール(現 ハイネデル候)

くるりとしたまん丸のこげ茶の瞳に、丸い鼻。どちらかといえば、太めの体型。「竜の瞳」の登場時は35歳。「精霊の剣」では37歳。

国庫を管理していたベイセル・セイデリア伯の下にいた文官。下っ端だったために一連の惨劇から免れる。財務大臣となり、王の側近の一人となる。

おっとりしているが、言うときには言う。ただしついうっかり余計なことも言うので、謝るはめになる。みんなのお父さん。


イェフ・シャイン

総司教。首都イリジアの司教も務める。月の姫レイラ・シャインの義父。年齢はバルドルと同じぐらい。

禿げ頭に口ひげ。目の上の眉毛はぼうぼう。細目で、目を開いているかどうか微妙。(居眠りしていても分からない)

瞳の色はダークグレー。飄々としていて、お茶目な性格。あまり俗世のことに囚われない。

ネレウスの時代から総司教として務めてきている人物。レグラスの乱のときには、イリジアの教会にいたために助かった。



セレーネ・シャイン

黒い長い髪。盲目。20歳ぐらい。イェフの養女。エフライムから「月の姫」と呼ばれる。すべてを包み込むような優しい女性。

目が見えない分だけ人の心の機微に敏感ともいえるが、ほかにも何かありそう。




オージアス・ザモラ

近衛隊副隊長。ギルニデム亡き後、近衛隊長になる。

ダークブロンドの髪に、ダークブルーの瞳。直毛でさらさらとした髪。

鼻梁の高い鷲鼻で、つり目気味なので、黙っているときつく見える。冷静沈着なタイプ。「一角獣の旗」では23歳。「精霊の剣」では27歳。

エフライムが戻ってきた後は、エフライムを隊長にし、副隊長に戻った。

貧乏貴族の長男。



ユーリー・エールソン

オージアスの良き友。口が悪い。喧嘩っ早い。ひげだらけの顔。

オージアスが隊長になったので、副隊長に就任。(エフライムが戻るまで)その後は小隊長に戻った。ハニーブロンドの髪に明るいブルーの瞳。癖毛。ちょっと抜けたところがある。

「一角獣の旗」では24歳。「精霊の剣」では28歳だが、落ち着きはない。

十代のころはヴィーザル王国を含めた、あちこちの王国を渡り歩いていたらしい。



ゼイル・ファルギス

ウクラテナ駐在軍の軍人の一人だったが、のちに近衛になる。「一角獣の旗」のときは、16歳。ルツアとエフライムに傾倒し、アレスに王と知らずに出会う。「精霊の剣」では20歳。

明るい青の瞳に薄茶色の髪。ひょろりと背が高い。目と口が大きい。実は笑い上戸で能天気。

親は「馬の尻尾亭」という宿屋を営んでいる。



マリア・ショヴン

黄金の竜を持っているマギ。ウェーブの効いた黒髪を長く伸ばしている。

瞳の色も黒。エキゾチックな風貌で、意思の強そうな瞳を持っている。

「竜の瞳」では25歳。「精霊の剣」では27歳。ラオにはっきりして貰いたいお年頃。

珠によって竜を操ることができるが、珠がないと竜の細かいコントロールができない。



ライサ・バルテルス

赤毛にそばかす。茶色の瞳。トラケルタ国バルテルス家のお嬢様だった。

「不死鳥の心臓」では16歳。「精霊の剣」では17歳。

強気で負けず嫌い。「不動の羅針盤」と呼ばれるほどの方向音痴。

現在はオージアスを保証人にして、小間使いとして城で働いている。植物を操るマギで、ラオの弟子。



ジョエル・カンボン

日焼けした肌に茶色の髪と茶色の瞳。30代。

頭が切れる上に、忠誠心に篤いバルドルの部下。

政治に関してはまるっきりダメなラオを支えて良くやっているというのは、王を始めとする身近なものたちの評価。



順番は適当です…。

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