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異世界で現実的に生活する彼  作者: レノン
妖精の国① 獣人の村へ
39/42

記憶の世界

短いにも程があるだろ‼

ってくらい短いですが、考え抜いた結果なので……

勘弁して下さいm(_ _)m

俺は真っ白い空間に一人浮いていた。


その真っ白い空間には様々な俺が浮いており、全ての俺が目を閉じ、深い眠りに着いている。


「あれに近づけば良いのか」


 この真っ白い空間に入る前医者に言われた。真っ白い空間には様々な俺がいて、それに近づき吸収すれば記憶は戻る。

 何ともめんどくさいやり方だ。


 とりあえず、見た目的に一番幼い俺にもがく様に何とか近づく。すると、目の前の幼い俺が、俺の中に煙の様に入って来た。


 そして思い出した。


 これは幼稚園の記憶だ。


 始めての遠足。


 俺はまだ4歳だ。ウキウキで山道を歩き、小さな野菜畑に向かっていた。誰よりも元気に歩く姿を、先生達も笑顔で見守る。懐かしい。


 次に思い出したのは……運動会? だろうか。


 20メートル走で銀メダルを取った。


 ほかにも多くの記憶がよみがえった。

 

 同じようにいろいろな俺に近づき、吸収していく。そして最後の一人に近づこうとしたとき。


「おい、お前、何か大事なこと忘れてないか?」

 大事なこと? 初めて口を聞いた俺に俺は驚くが、何か意味深なことを言うものだからついつい考え込んでしまう。忘れてないかと問われても俺にはまだ最後の記憶がない。


「大事な事ってなんだよ?」

とりあえず聞いてみる。

「まぁ、良いか……」


そう言った俺は煙になり俺に吸い込まれた。


その瞬間、思い出したくなかった嫌な記憶が蘇った。

間話って感じです。

記憶の世界の話はこれからもちょくちょくあります。

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