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異世界で現実的に生活する彼  作者: レノン
ベイル草原
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冒険者、ついに村発見!?

今回めちゃくちゃ少なくなってしまいました。


「この辺に村とかないか?」


「この先にあるよ。ね! お兄ちゃん?」


「あぁ、オレ達もそこに行くつもりだったんだ」


 朝、俺は二人の知っている事を片っ端から聞いていた。そして分かったのが、この先に村があるのと、この近くに山賊のアジトがある事だ。

 簡単にすると要約すると、

 ①村は最近難民政策のために新しく出来た、出来たてホヤホヤらしい。

 ②この辺りではかなり名が知れている山賊のアジトがすぐ近くにあるらしい。

 

 出来立てホヤホヤということは、さぞやきれいな村なんだろうなぁ~

 

 天気も快晴、キオも昨日に比べて大分元気になった。今日は頑張って夜までには村に辿り着きたい。


「んじゃ、行くか!」

 俺の号令でみんな動きだす。考えてみれば妙な光景だ。中途半端な記憶喪失の俺に何故みんなは従ってくれるんだ? それにあの時の鳥、何故あんなに人間に対してフレンドリーに接してきたんだ?

 今のところ、最大の謎だな。


 テガーは、鷲に変身して空を飛んでいる。昨日は暗くて気づかなかったが、体に赤い模様がある。きっと精霊の印のようなものだろう。


 しばらくして空からテガーが降りてきた。


「村が見えたぞ」

「あと、どのくらいだ?」

「あの丘を越えた辺りだ」


 目の前に丘が見えてきた。多分それの事を言っているんだろう。

 

 100メートルほどの丘を登り見えてきたのは!?


「何だコレ、、、」

「これが村ですか?」

「ほほう」

「え、なんだよコレ!?」

「お兄ちゃん! 何コレ!?」


 そこにあったのは村ではなかった。


 いや確かにこれを村と呼ぶ日は来るだろう。


 何年も後にな。



次の話から新しい章のスタートです!

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