空の龍帝飛翔せし
「前衛艦隊は、シシシック艦隊へ攻撃、後衛の艦隊は、空中にて飛行する船を攻撃せよ」
ミミミ王国艦隊の指揮官
ミミミ提督は、あの艦にドドド首長国のリーダーおよびドロリズムを引き起こした者がいることに憤慨していた。
眼光は悪を許さぬ眼差し
正義を行使するための思いが強大なる火砲を持って放たれた。
火砲が、同盟艦隊に迫る
対する同盟艦隊であるシシシック艦隊も
応戦する。
「障壁展開しつつ、前方にて待機」
シシシック提督の指揮の元
堅実なる艦隊運用がなされていた。
「さて、ドドドの者をエスコートしなくてはな」
シシシック艦隊は突撃陣形へと移行し、
中央突破を図る。
横陣の構えを取っていた連合艦隊は
即応的な動きに動揺はしり、
シシシック艦隊は守りを捨て指示をする
「一点突破、中央前進!進め!」
火力の集中砲火に魔法障壁、意味をなさず
なれど、王国艦隊の旗艦
ミミミ提督は、
「艦隊焦ることなく、最善を成せ、総員、退艦、私は残り、シシシック艦隊の旗艦にぶつける」
「提督、貴方は大切な」
「私はシシシック艦隊の提督とは、何度も苦しめられてきた…何度も艦長に退艦を促しても離れなかったよ、分かるんだ、ここで倒さなければ、艦長達の魂が晴れぬとね」
「ミミミ提督…武運を!」
敬礼し、退艦したのを確認すると
ミミミ提督は、単艦、旗艦に向けて突撃を開始する。
彼らの決死の動きにシシシック艦隊の働きに王国艦隊と合衆国艦隊は突破を許した。
提督にも意地ありと、
王国と合衆国の旗艦がシシシック艦隊の旗艦に鬼気として迫る。
「なおも進軍する旗艦、両弦にて観測、尚も止まらず」
「魔法障壁を全快にして、こちらに向かうとは、迎え撃て」
「ドーソラシムの支援砲撃です」
「陽光路魔力砲てぇー!」
両弦を穿ちたる火龍の咆哮たる一撃が
シシシック艦隊の旗艦に鬼気迫る
敵艦を消滅させた。
「これが、時代か…」
かくして、海域における戦闘は
最新鋭空中艦ドーソラシムによる
太陽光の力を蓄積した陽光路魔力砲によって勝利を果たすのであった。
「我々の艦隊が突破されただと!」
「これは、新しき風というものかしら」
驚愕する大統領と微笑む女王
皇帝は、その様子を見て
再度、思うた。
「空中艦を派遣し、ラララ龍国と交渉したい」
「陛下、それでは連合の2つが」
「彼らは旧時代でしかなかったのだ。新しき風は既に吹いているのだから」
レレレ帝国の皇帝の命により、
鉄騎兵は撤退および、連合の離脱を発表する。
当然、世界には動揺がはしり、
ミミミ王国とファファファ合衆国はレレレ帝国に対し、追撃命令を下すもラララ龍国とレレレ帝国間に、同盟加入までとはならずとも、安全保障の確証として、鉄騎兵の技術供与を一方的条件として提示し、ラララ龍国は承認し、空中艦隊の参戦に、連合2か国はなす統べなく撤退を余儀なくされた。
「副/大統領、これはどういうことかな…」
「いえ、この責任は…」
「君の能力は補佐官向きであって、役者ではなかったということか」
ファファファ合衆国のファファファハウスの地下にてプレジテントセブンによる、閣議が行われた。
「レレレ帝国は脱退、王国も離脱の考えを見せている、私が培ってきたものを悉く崩壊させるのは、なぜなのかな?副/大統領」
永年、積み上げてきたシナリオは、
一つの予想外によって、崩壊していく…
それは、流れなど止めようもなく
まさに濁流であり、混沌たるカオスだった。
「仕方ない、私が君の代役を努めよう、シナリオは変更だ、私は奇跡的に生き返り、奇跡の復活、全ては上のおぼしべし、だが、代わりに副大統領は天へと向かってしまった。全ファファファの民は涙するだろうな、ありがとう、献身的な愛国者よ」
静かなる退場
そして、調印に綴られし言葉は
これであった。
「Finish for Register(反抗者に終わりを)」




