3章登場人物&用語まとめ
3章の新規登場人物と用語をまとめました。
読み飛ばしていただいても大丈夫です。
【新規登場人物】
シロ(51歳)
立派な大人の三つ首の魔犬。見た目はでっかいサモエド。聖女に可愛がってもらった思い出をずっと大事にしていた。同じ匂いがするサーラが大好き。洞窟の中に宝物を隠していたが、地面が陥没した挙句に闇露蜘蛛が住み着いてしまったのでサーラに助けを求めた。
【用語】
北の森
グランディール領ブラウ村よりさらに北にある森。聖属性のシロと塔の聖女の落とし物のおかげで植生が豊か。大昔、火山があったので平地ではなく起伏がある。調査の結果、見事温泉を引き当てた。塔の聖女が滞在していたことから聖女の森とも呼ばれているが、シエルはその呼称を嫌がっている。
因子
種族を決定づけるもの。ヒト種にはヒト種の因子が、獣人には獣人の因子が存在する。異種族間に生まれた子供は、両親からそれぞれの因子を受け継ぎ、割合が多い方の種族になる。
例えば、因子の合計を10にした場合、シエルとロイなら下記の通り。
シエル=ヒト5.01(母親)+エルフ4.99(父親)
ロイ=ヒト5.1(父親)+獣人4.9(母親)
割合がほぼ半分ずつに近い場合、シエルやロイのように異種族の容姿を持つヒト種が生まれることがある。目を引くので差別や偏見の対象になりやすい。ただ、普通のヒト種と比べて魔力が多かったり、身体能力が高かったりするので、悪いことばかりではない。
大露蜘蛛
でっかい蜘蛛。属性によって呼称が変わる。今回、サーラが遭遇したのは闇属性の闇露蜘蛛。吐き出す糸は頑丈で、属性を帯びているため、エルネア教団の加工液で表面加工してから防具などに使用する。特に闇露蜘蛛の糸は貴重品。
まとめも読んでくださってありがとうございました。
4章はいよいよ開拓折り返しです。引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。




