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2章登場人物&用語まとめ

2章の新規登場人物と用語をまとめました。

作中、誕生日を迎えた人物はその旨明記しています。

読み飛ばしていただいても大丈夫です。

【新規登場人物】

ミミ・ロッコ(12歳)

 首狩兎(ジャックラビット)の獣人。両親を野党に殺され、泣いていたところをピグに拾われて育てられた。無属性。白い体毛に飴色の目。兎らしく耳が長いが、尻尾は野党に切られて無い。明るくて可愛いグランディールのアイドル。


ピグ・ファウム(31歳→32歳)※秋生まれ

 血豚(ブラッドピッグ)の獣人。ルビィ村の農民。とても真面目。属性は土。焦茶色の体毛に焦茶色の目。グランディールに流れてくる途中でミミを拾って一心に愛情を注いでいた。ライスが大豊作になったのはピグたちの努力の賜物。


ハリス・ワーグナー(26歳)

 青色の鎧を着たデュラハン。舐められないよう口調を大仰にしているだけで、実は案外若い。属性は水・闇。5歳になる長男と、生まれたばかりの次男がラスタの首都にいる。奥さんもデュラハン。思い立ったら吉日なワーグナー商会の会頭。我が道を行くタイプだが、部下には慕われている。

 

レーゲン・ヴァルト(32歳)

 黒髪紫目の偉丈夫。生命魔法に長けた医者。無属性。エルネア教団を飛び出して各地を巡り、アマルディに足を伸ばしたところでサーラと遭遇してグランディール領にやって来た。大雑把な口調だが、面倒見が良く、患者たちから慕われている。

 

コリンナ・オーヴェルジュ(16歳→17歳)※夏生まれ

 亜麻色の髪とチョコレート色の目の美少女で、リッカ第三公女の侍女。属性は光・雷。アマルディの魔法学校に通っており、聖属性の研究を進めている。自らグランディールの事務員(バイト)を希望した。非常に有能で、コリンナがいないとグランディールの書類仕事は回らない。

 

ネーべル・トート(28歳)

 変態の名を冠するシャドーピープル。規格外に強い。レーゲンの元同僚で幼馴染。属性は魔・闇。教団では後ろ暗い職についていた。日に弱いので常に黒フードと黒手袋を身につけている。強引にグランディールの自警団長に就任し、自警団員たちを日々しごいている。


クロビス・ドルチェ&ネレイア・ドルチェ(32歳)

 帝都でレストランを営んでいた黒大猫(ブラックキャット)の獣人夫婦。属性は二人とも火。土地代が払えなくなってグランディールに流れて来た。クロビスは物静かで、ネレイアは姉御肌。ご飯はめちゃくちゃ美味しい。


グランディール自警団兎組

 ミミをリーダーとした三人一組のグループ。検挙率ナンバーワン。鳥人はシス・グリュー(24歳)。お調子者。種族は風色隼(シルフペレグリン)。薄水色の羽毛と黄色い嘴。属性は風。魔法紋師はクルト・リヒト(21歳)。臆病だが芯は強い。雪大蛇(スノウサーペント)の血を引くヒト種。白髪にアイスブルーの目。属性は氷と聖。二人ともミミを妹みたいに思っている。なお、今後も作中で名前は出ない。


ポチ(13歳)

 まだ子供の三つ首の魔犬(ケルベロス)。見た目はでっかいシベリアンハスキー。火属性。ワーグナー商会が所有していたが、ハリスの好意でグランディールに譲渡された。名付け親はハリス。ロイ大好き。遊ぶの大好き。パールと仲が良い。


パール(0歳)

 生まれたばかりのスライム。サーラに最も懐いた個体。聖属性に進化するかと思いきや、氷属性化して雪玉みたいな見た目になった。触ると冷たい。ポチと仲が良い。自分のことを人間だと思っているかもしれない。


【新規用語】

ルクセン帝国グランディール領ルビィ村

 グランディール市街の南に位置する農村。獣人のピグを村長として、日々田んぼの維持管理に励んでいる。おかげさまで人口がちょっと増えた。特産品はライス。


ルクセン帝国グランディール領ブラウ村

 グランディール市街の北に位置する漁師村。村民は北の伯爵領から分捕ったマーピープルたち。特産品は北の海で獲れた海産物と、女将衆が内職で作るライス酒。

  

モルガン戦争

 五十年前にラスタとラグドール王国の間で起こった大規模な戦争。ルクセンも同盟国として参戦した。魔属性に取り憑かれたラグドールのモルガン王が、魔法で操った魔物の軍勢で徹底的にラスタを破壊し、ラスタに一番近い領地だったグランディールもその余波を受けた。


魔鉱石

 魔素を含んで属性を帯びた鉱石。純度の高いものは研磨して宝石代わりに使うこともあるが、とてもお高い。合金として使用されることが多く、魔素を補填すれば繰り返し使える。そのまま魔法にも使えるが、燃費はあまりよろしくないので、鉱石から摂取した魔素を体内で魔力に変換してから使うのが主流。同属性のものが触れると淡く発光する性質があるため、属性測定器に利用される。


魔語

 古代ルクセニカ語とニオン(日本)語をハイブリットして生まれた、魔法を発現させるための言語。象形文字と速記文字を合わせたような見た目。


アース石

 かたくてつよい。ルクセンではよく使われる建材で、煉瓦みたいな赤茶色をしている。


ケルベロス

 三つ首の魔犬。でっかいわんこ。見た目は様々。よく人に懐くが、希少種なのであまり見かけない。


クラーケン

 海に棲むでっかいタコ。生食すると高確率でお腹を壊すので注意。頭部に魔力を溜める魔力嚢がある。水属性。家族愛が強いが、体が大きいために一つのテリトリーに一匹しか生息できない悲しい魔物。


満月クラゲ

 白い体毛が生えたメンダコみたいな見た目のクラゲ。食べるとコリコリして美味しい。淡水でも海水でも生きられる。魔物ではなく、人も刺さない。

まとめも読んでくださってありがとうございました。

3章は6話と短いですが、引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。

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