表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/142

幕間 隠れ家の外では

前話は地下に閉じ込められたリィナとクリスの話でしたが、今回はその期間の他の人々の話です。

今回、視点が色々入れ代わります。読みづらかったらすみません。


前回、予告(?)してたナンシー過去話は、ガッツリ書いたらうつ展開すぎてやめましたので、軽くふれるだけです。


時は遡って――隠れ家を破壊した後、ナンシーとジェフは食料を運んできてくれていた男の村まで到着した。

ナンシーは村の中には入らず、ジェフに男を呼びに行かせる。

しばらくすると、ジェフが男を連れて戻って来た。


「お待たせいたしました・・・魔女様だけですか?」

「ええ。私とジェフで国境を越えようと思うの。準備をお願いできる?」

「・・・わかりました」

男は何か言いたげであったが、その言葉を飲み込んでから頷き、ジェフと共に村の中へ戻っていく。

辺りは薄っすらと明るくなってきていた。無関係の村人に目撃されてしまう前になるべく早めにここから離れないと。


ナンシーは、実はこんな経験は初めてだった。潜入も、人質奪還も、逃走も、隠れ家でのプチサバイバルも。

もちろん兄が倒れ、父が死んで『朱色の魔女』としてバーミリオンを背負うことになった時に、脳筋な長老たちにしっかり扱かれたので、いざ戦争になって前線に出ろと言われても、平気なフリをして出て行ける。強いかどうかはともかく、バーミリオンの士気を上げるのは自分の役目だと自覚している。


リィナの前で『実は私もこんな経験初めてで、最善策とかわからないんだよね』なんて言える訳が無いから、ずっと強気で通してきたけど・・・最初1人で国境を越えようと思っていたのは、さすがに無謀だったかなーと、今になって思う。


ナンシーは元々、バーミリオンの領地にあった屋敷からほとんど出ることの無い、まさに『深窓の令嬢』として暮らしていたのだ。

そう、今にして思えば、シオン様に纏わりついていた頃のマリアよりも何も出来なかった、何も知らない令嬢だった。

あの屋敷から外に出て、自分が他の人とは違いどこか『壊れて』いるのを自覚した。もうずっと前から自分は壊れているのだ。だから、何か重要なことを決める時は、目上目下を問わず他人の意見にも聞き耳をたててみる。賛同できるかは別として。

一軍の将としてはかなり頼りないだろうが、ウィルも居ることだし、兄が目覚める時まで頑張ろうと思っている。


しばらくすると、少し騒々しいくらいの物音が村から聞こえてきた。

無関係な村人に見つかったのだろうか。

それとも、兵士が村に潜んでいたとか?戦闘になったりするのかな。

そんなことを思い、ナンシーは2人が戻るのを待つ。もちろん、物陰に隠れてこっそりと待つ。だって怖いから。


村から出てくる何人もの気配がする、様子が気になって気になってしょうがない。

耐え切れなくなって、顔を出してそっと覗いてみると――


「お待たせしました、ナンシー様」

馬を2頭を連れたジェフ。

その後ろには各自旅支度をし、馬を引き連れた男女が、にー、しー、ろー、やー、とお・・・・・・20人。

なぜこんなにたくさん?――という気持ちが顔に出ていたのだろう。先ほど準備を頼んだ男が口を開く。

「この村は、放棄します。女子供は家や畑の後始末をつけてから村を出ますが、まずは我々をお連れください」

「ま、まって、私はジェフと2人で国境まで行こうと思って――」

村を放棄って何!?と思って、詳しいことを聞きたくてジェフを見る。

「ナンシー様、この村は全てバーミリオンです」

「は?」

なにそれ?全てって、村人全員がバーミリオンだってこと?

村人に視線を向ける。・・・もちろん外見ではよくわからない。

「長い年月潜んでおりましたのでかなり血は薄まってしまいましたが、姫様のお役に立てる機会など今を逃してはもう来ないだろうと皆で話し合いました。」

「我々は『いつか』お役にたてるようにと訓練を積んでおります。今がその時なのです!どうか、同行させてください」

「お願いします!」

「姫様!」


皆が口々にそんなことを言ってくる。なんというか、キラキラした瞳でこちらを見て、頬なんかちょっと赤く染まっていたりもする。


バーミリオンの狂った血。

時に『蜂』に例えられたり『蟻』に例えられたりすることがある。『君主の血族に絶対的な忠誠を誓う』などといわれているが・・・まぁなんというか、忠誠というよりも『君主大好きっ!』と言った感情であったりする。血が濃ければ濃いほど、同族に好かれるのだ。

私の家は王族の直系だから、その好かれる性質を逆手にとって血族婚を繰り返した過去もある。

つまり、この村が全員バーミリオンで、長年この地に潜んできた為彼らの血が薄まってきているというのなら、まさに私は久々に見た濃い血の持ち主であったわけで――このキラキラ輝く瞳で私を見るのは、そういうことなのだろう。

いつのまにかジェフが私の後ろに来ており、彼らに聞こえないようにポソっとつぶやいた。

「置いていくなんて言ったら、村人全員で泣き出しかねませんよ?」


そ、そうね。

斯くしてナンシーとジェフは護衛20人を手に入れた。




***************




ウィルはイライラしていた。

何日もかけて虹国まで来て、何日も待ってやっと会議が始まったと思ったら、その会議がまた何日も続き・・・

もちろん、そんなに早く決議されるわけが無いなんてこと、分かっているのだ。

ただでさえ赤国(ウチ)は国際会議では発言力が弱い。前回の戦争後に青国と赤国(ウチ)は戦後の復興支援の協力を各国に求めた際にそもそも戦争の最初の原因が赤国(ウチ)であることが各国の知るところとなり、赤国(ウチ)の評判は地に落ちたそうだ。

それを、アンディ陛下が現在の『各国と対等にわたりあえる』ようになるまで回復させた。陛下の政治手腕だけは賞賛に値する。

だが、前例がある限り、今回の事も念入りに調査されてからになるだろうということは分かっている。

分かっているつもりだが――


「ウィールゥー、少し落ち着いてよ」

ユーリは自分が座るソファーの後ろで“イライラ”しているウィルに辟易していた。

ただでさえ、自分の前に座っているシオンが、立ったり座ったりと全く落ち着きがないのだ。もうここまで来たら腹をくくるしかないではないか。

たとえクリスが戻ってこなくても、たとえナンシーが戻ってこなくても。リィナは・・・彼女は大丈夫だろう、きっと茶国の誰かがなんとかするさ。


だというのに、ユーリよりも年上の2人がイライラ、ソワソワ、オロオロと・・・

「うざいなー、シオンもウィルも。」

「お前はなんでそう暢気なんだ!」

「暢気!?僕がどれだけ尽力してるか分かって言ってんの?ふざけんなよ誰のせいでこんな事態になってると思ってんだよ、全部オマエが色ボケしたせいだろ!」


ユーリは虹国に来てから、それはもう働いていた。とにかく会議などはどれだけ事前に根回し出来ているかによって流れが変わるのだ。それはもう、国として出せるものは全部出して交渉にあたっているし、ユーリの頑張りを認めてくれる人たちは全て味方に出来たし、中立派の国も半分ほど抑えた。結果、何カ国かの王女と見合いをすることになったが、まあ見合い程度ならいい、減るもんじゃないし。


大体、そもそもシオンがリィナを領地に連れて行かなければ、クリスが屋敷を離れて拉致されることは無かっただろう。

まあ最も、その場合はシオンのみ浚われていた可能性が高いため、その際のシオンの救出は茶国任せになりそうで、それはそれで面白くないが。

“お前のせい”と言われ思い至ったのか、今度は目に見えて落ち込みだしたシオン。

「・・・すまない」

「本当もうヤダ、シオンがうざい。」

心の声が駄々漏れなユーリと、ウザいと言われてさらに落ち込むシオン・・・悪循環である。


そして、王族2人が互いに八つ当たりしている間も――ウィルはずっと、イライラしていた。

結局のところ、ウィルはリィナの安否はどうでもいいのだ。もちろんクリスは恩人なので心配だが、そんなことよりも――ナンシーの方がよっぽど心配だった。

血が濃ければ濃いほど惹かれるバーミリオンの血。その最たる主家のナンシーと従兄弟のウィルが惹かれあうのは当然で、危険な敵地に一人行かせてしまった理由が“ウィルは陛下の護衛”だからという理由なのに・・・なのになぜ、現在自分は陛下の傍を離れてユーリと一緒に虹国に来ているのか。いや、虹国に来るのが嫌だったわけではない、むしろここがクリスとリィナ救出の為の最前線であると言えるのだろうが、だが、だったら自分が緑国に潜入したって良かったじゃないか、なんでナンシーを危険な目に合わせなきゃならないんだ、とグルグルと考え不満が募り、それこそが陛下の嫌がらせなのではないかと思い至り――イライラが止まらない。


とにかく無事に、無事に帰ってきてくれれば――イライラしながらもそう祈っていたその時、部屋の外が騒がしい事に気づきドアを開けて廊下に出ると、伝令に出していた部下たちが向こうから走ってくるのが見えた。

「どうした!何かあったのか!」

ウィルの声に反応して、部下が大きな声で言った。

「ナンシー様が、たった今国境を越えてこられたと報告が!」




***************





『森を抜けた先に虹国の国境がある』

だからと言って、森を抜けると言っても木々の間を行く訳にもいかず、ある程度見晴らしを良くした道沿いを進むことになる。

そしてそういう道には大抵、見張りがいたりするものであり、その見張りの兵士達が怪しまないような速度で、時には和やかに「お疲れ様です、何かあったんですか?」などど止まって話をしたりする必要もあり・・・つまり、ナンシーたち一行は、出発から4日経った現在もまだ緑国内に居た。幸い、追手ではなくただの見張りだったため、現在まで戦闘にはなっていない。


「速度を落とせ!この先に誰かいるぞ!」


馬を走らせていたナンシー達は、あと少しで国境を越えるところまで来ていた。だが斥候に出ていた者のその言葉に緊張が走る。

追手か、見張りか――と問うが、どうやら斥候が見た限り、この先に居るのは騎乗しているとはいえ1人だけのようだ。

全体の速度が落ちた後、さらに詳しい様子を見るために数人が集団から先行する。残りは攻撃態勢をとる者と、ナンシーを護るように配置につく者に別れた。

先行した者達がそろそろ馬上の相手を視認できるだろう位置に差し掛かるが、相手が動いた様子はない。

追っ手なら交戦するだろうから、交戦中にナンシーを逃がす。相手が1人だけなら容易く抑えられるだろうから問題ない。

もし敵に増援がいたら、こちらもある程度の人数を応援に向かわせて、やっぱりナンシーは逃がす。

そんな予定でいたのだが――先行していた者達は、相手と充分な距離をあけて馬を止めた。相手が味方か敵かの判断がつかず、うかつに近寄れないのだろう。

相手が敵であれ味方であれ、完全に立ち止まってしまうほうがリスクが高いため、全体もゆっくりと進んでいき、先行していたもの達にそろそろ追いつくという距離まで来た時――ジェフが声を上げた。

「姫様、“アレ”は私が引き受けます。姫様は皆とこのまま速度を上げて突っ切ってください」

「どういうこと?」

「アイツは・・・行方不明になっていた、第2騎士団員です。」


馬上の男は、緑国(リエール)の騎士服を着た、ジョーだった。




ジェフは先行していた者たちと合流し、自分が相手をする旨を伝えると、ゆっくりとジョーに近づいて行った。

ナンシーたちはその隙に充分離れたまま駆け抜け、先行していた者達も後をジョーに任せてナンシー達と合流する。


ナンシーが充分に離れたのを確認してから、ジェフはジョーに話しかけた。

「お前、一人か?一体何しに来た。一人で俺達を追ってきたのか?」

「・・・俺は・・・」

「おまえ緑国の人間だったんだな。ずっとクリス様の情報を流して、浚う機会を待っていたのか?」

「・・・」

「クリス様を裏切ってあんな目にあわせて・・・満足か?」

「・・・わからない」

「は?」

「わからないんだ。だって俺は女王様のために・・・女王様が、クリス様を緑国にほしいって言うから・・・だから、クリス様にはこんな俺を引き立ててくれた恩もあるし、幸せになってほしいから・・・」

「おまえ何言ってるんだ?拉致されて幸せなはずないだろう!」

「だって、女王様が、女王様がクリスさんが良いって言ったんだ。だから・・・」

「ふざけるな!牢屋に入れられ、手足を折られ、鎖で繋がれてたんだぞ!」

「だって・・・まさか、女王様がクリス様にあんなにひどいことをするなんて、思わなかったんだ・・・ジェフ、俺、どうすればよかったんだろう。だって女王様が俺に言ったんだ『クリス様を連れてきて』って、だから俺、赤国に潜入して、ずっと、ずっと・・・」

「ジョー」

「ジェフ、俺、どうしたらいいんだ?どうしたらいいんだろう」


ジェフはジョーの様子をみて、大きなため息をついた。ジョーは最初から緑国にクリスを拉致する目的で赤国に潜入していた者だった。おそらく盲目的に女王に従うように教育されていて、女王の言うことは正しいのだと、信じ込まされていたんだろう。赤国でクリスに取り立ててもらい護衛を勤めるほどにまでなっても、ジョーにとっては女王の命令は絶対だった。それは、もう洗脳だろう。

ただ、女王に誤算があったとしたら、それはジョーが『クリスが緑国で幸せになる』と信じていたこと。

クリスが酷い目に合わされているのを見て、ようやく『何かがおかしい』と気づくきっかけになったのだろう。

クリス様を浚った結果、ナンシー様まで危険な目に合わせたこいつを今すぐ叩き切ってやりたい所だが、ともあれ、こいつは大事な証人だ。連れて帰って陛下に差し出そう。・・・死ぬよりつらい目に合うかもしれないが、ここで見逃すことだけはない。運がよければ、赤国で罪を償って余生をひっそり生きるといい。

ジェフはゆっくりとジョーに近づいた。ジョーは目の焦点が微妙に合っていない・・・これはダメだな。ついて来いといえばついて来るかもしれないが、途中で緑国の人間に会ったらまた敵になりそうだ。

「俺、俺・・・ひどいことをした、のか?」

「そうだよ。お前は酷いことをしたんだ。だから、ちゃんとクリス様に罰してもらおうな」

「そうか・・・そうか。」


目の焦点が微妙に合わないながらも、どこかホッとした様なジェフを体術で拘束し、手枷をつけ、馬2頭とジョーを連れて、ジェフは国境を目指して進んだ。





**********************************





「ナンシー!リィナは、リィナはどうした!?」と掴みかからんばかりにナンシーに詰め寄るシオン。

「いやそれよりクリスは?クリスはどうしたんだよ、まさか本当に手遅れだったなんてことはないよね!?」シオンを押しのけ、珍しくパニック状態のユーリ。

「無事でよかった、本当に・・・」目に涙を浮かべて安心した様子のウィル。



ナンシーは、無事に国境を越え、虹国の国境衛士に保護され、本日ようやく虹国王都にたどり着いた。普通なら国境から王都まで3日以上かかるだろう距離があるのだが、なぜか1日でついてしまった。きっと何かの(キー)が使われているのだろうが、大変助かった。


緑国内をひたすら馬で駆けて、虹国内は馬車で最優先扱いでスピート出してガタゴト運ばれ、現在お尻が痛くてちょっと歩くのが困難なナンシーだったが、駆け寄ってきた3人3様の“必死”な反応にちょっとビックリし・・・とにかく今はゆっくり話している時間などないのだと思い直し簡潔に必要なことを述べた。

「クリスさんの状態がひどくて、これ以上の無理な移動はできなかったので、リィナと一緒に隠してきました。一刻も早く迎えに戻らないと!手配をお願いします!」

「「「わかった!」」」


同時に返事をしたかと思ったら、それぞれ自分のすべきことをするべく別々に散って、指示を出していく。

その姿は、これまでのウジウジした様子もイライラした様子も全く感じさせない。


「じゃあ、私は先にリィナのところに戻るから、はやめに迎えに来てくださいね!」

「「「まてまてまて!」」」

踵を返したナンシーを引き止める3人。何を言ってる、先に戻るってなんだ、1週間で戻るってリィナに約束したんです!などの押し問答があり――――結果。


ユーリは各国への根回しして緊急会議を、その間にウィルが救出の為の少数先鋭メンバーをそろえ、シオンは緑国の注意をクリスがそらす為の進軍の準備を進め――わずか3日で全ての準備が整った。







「私、リィナに1週間って言ったのに、遅刻だわ。きっと不安がってるわ」

「クリスが一緒にいるんだろ?その辺は理解しているだろうし、説明もしてくれてるさ、きっと大丈夫だ」


ナンシーとウィル、その他ジェフも入れた9名は、あと少しで隠れ家に到着するという場所まで来ていたのだが、緑国の追手がちょうど隠れ家のあたりを探っているらしく、身動きが取れないでいた。

ちなみに、救出隊にはシオンも立候補していたが、もちろんユーリから却下されている。シオンは現在、赤国の騎士団と茶国から借りた騎士団をまとめて、虹国から進軍しているところだろう。ある程度の場所まで制圧してくれれば、クリスの移動が少なくて済む。できればこの森全てを掌握してしまいたいところだが。


「ところで、本当に隠れ家が見つかることはないんだろうな?」

「大丈夫よ、壊してきたから」

「壊す?」

「そう、もともと外見は朽ち果てた小屋だったし、柱を抜いて屋根を落としてきたのよ」

「・・・つまり、これから俺達は瓦礫をどかす作業をするわけだな?この追手が探っている中で」

「・・・そうね」


結局、ナンシーが戻れたのは、隠れ家を出てからちょうど12日後だった。








ジェフさんはジョーを国境まで護送してきましたが、虹国に預けて、一足先に隠れ家に戻って、ナンシーが戻るまで見張りをしていた模様です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ