閑話 とある日本人の憂鬱
タクトさん視点です。読み飛ばしても支障はありません。
いつもより長めです。
――目の前を覆っていた薄い青色の霞が晴れると、そこは蛍光灯がまぶしいくらいに反射する白い部屋だった。
「おかえりなさい。まずは本人確認をしますので、こちらへどうぞ」
久しぶりに感じる蛍光灯の光の強さに目を顰めていると、いかにも『中間管理職』といった風情のスーツ姿の男性に促され、部屋の片隅にあるスチールの机に向かい合って座る・・・よくドラマで見る取調室の机に似ていて、ちょっと微妙な気分だ。
指紋をとられ、次いで手のひらの静脈、瞳の虹彩、そして血液採取。血液検査に関しては本人確認ではなく病気を持ち込んでいないかを調べるらしい。というかひょっとして医者なのかこの人?
指紋と静脈と虹彩での本人確認は、それぞれほぼ一瞬で終わり、血液採取した場所にテープを張られたあと、それまで黙々と作業をしていた男性は、やわらかく笑って言った。
「改めまして植村拓斗さん。異世界召喚、お疲れ様でした。おかえりなさい」
「・・・ただいま」
“ただいま”と声に出して言ったとたん、もう、あの世界には行けないのだという事を実感して・・・無性に切なくなった。
5年前、上司に呼ばれて連れて行かれた会議室で、俺は耳を疑った。
「いせかい、ですか」
もしや伊勢・・・三重県に行けとか?
それとも医施怪ってことで医療施設の怪談的な?それか胃競会でフードファイトとか・・・
「現実逃避したくなるのも分かるが、異世界とは地球とは異なる世界という意味だっ・・・プッ」
「笑いを堪えながら言わないでください。何なんすか、異世界って」
「あるんだよ、異世界が」
「まぁまぁ、続きは私が説明しましょう」
そしてその会議室に居た外務省のお偉いさん(名前は忘れた)が、いかにも『慣れてます』と言った体で説明してくれた。
「・・・なんで、自分なんですか?」
一通りの話を聞き終わった後、上司にコーヒーをおごって貰いながら、聞いてみる。
「あー、召喚候補は他にもいたんだけどなー、お前、最近彼女と別れたって噂を聞いてさ」
「なんなんすか、それ」
確かに別れたよ、浮気がバレて別れたよ、だからって異世界ってなんだよ。左遷か、左遷なのか?
「まぁまぁ、俺の先輩も異世界赴任経験者だったけど、なかなか良いところだったらしいよ、公費海外留学するつもりで、気楽に行ってこい」
それから半年ほど語学勉強をさせられ、同僚達には公表されない極秘扱いの辞令が発令されて、俺は異世界へ召喚された。
一体どんな常識外なことが待ち受けているのかと戦々恐々としていた異世界は、思った以上に普通の国だった。魔王も勇者もドラゴンも居なかった。
事前に聞いていた通りに上下水道完備だし、気候は夏は日本より涼しく冬は日本より暖かいらしい。
街は清潔に保たれているし、医療先進国だし、おまけに環境にもやさしい国だった。
事前に半年間の語学勉強が出来たとはいえ、所詮は付け焼刃だ。カタコトの域を出ていない言語力でのコミュニケーションは、正直きつかった、ジェスチャーが得意になりそうになった。
俺の召喚者は管理局というところの役人で、くそ真面目な男だった。普段無表情なくせに日本から持ってきたマンガを貸してやったら小躍りして喜ぶような子供っぽいところもある男で、ほぼ初対面から好感を持った。ちなみにそのマンガは円滑な人間関係を作るために謹んで進呈した。
当時、日本人召喚者は俺の他に2人居た。
一人は王都にある研究所に勤務している研究員。
もう一人は王宮の財務局に勤務している役人。
異世界2日目に、召喚主に引き合わされた。
研究員をしている恵子さんと、役人をしている光央さん。
恵子さんは日本でも国立研究所に勤務していて、この国ではアレルギーの研究をしているらしい。
光男さんは日本でも国家公務員をしていて、この国では徴税関係の仕事をしているらしい。
・・・なぜ、消防士の俺が騎士なのか、腑に落ちない気持ちが未だにあるんだが。
二人にこの国での注意事項や、自分がこの国に来て驚いたことや困った事、日本から物を取り寄せる方法や手紙の出し方、日本食の調達の仕方なんかを召喚早々教えて貰えたおかげで、ホームシックになることがなかった。異世界カフェに連れてってもらったり、異世界カフェのマスターがこの国で日本語の先生をしているくらい日本語がペラペラだという事や、他の国の召喚者の事なども教えてくれた。
光男さんは40代の男性で、妻子を日本に置いて単身赴任をしていた。俺が召喚された時点でもう5年目で、あと1年弱で帰還するとのことだった。
光男さんは俺と同じ王宮勤務ということで、王宮で日本語を話せる人に引き合わせてくれもした。ただ、紹介された人がウィルさんやクリス様やシオン様とか・・・全員、騎士団関係者で、つまり俺にとっては上司で・・・気軽に話しかけられる方々ではなかったのだが。
半年も経つころには大分異世界にも溶け込み、心に余裕も出てきた。
同じ日本人である恵子さんとはよく一緒に出かけていたし、女性ならではの気遣いを受けているうちに、まぁ、自然と付き合うことになっていた。
付き合い始めた事を召喚者仲間に報告すると、みんな祝福はしてくれたが、どうにも微妙な表情で・・・。その訳は、付き合って1年経つか経たないかの頃に判明した。
どうやら彼女は『若返り治療』を行なっていたらしく――実年齢が37才だと打ち明けられた。
みんなの、なんだか微妙な空気でを祝福は、それが理由だったようだ。
その時の俺は27才・・・つまり、10才も年上。
どおりでなんだか結婚を意識するような話をちょこちょこ挟んでくるはずだ、と腑に落ちた。
医療技術とはいえ若作りをして20代前半に見せていた、ということに引いてしまった俺は、無意識に呟いてしまっていた。
うわー
ないわー
あ、やべっ、っと思った時にはすでに遅く。彼女の顔から表情が消えた。
結局その日、別れる事になった。
俺の所為か?いや俺の所為かもしれないけど、でも俺、帰還する時31才だし、ってことは彼女は41才だし、このまま付き合い続けて責任とれとか言われたら嫌だなーとかさ、異世界に来てて非日常的な気分で軽く付き合い始めた訳だし。うん、俺、悪くないし。
別れ際が自分でも最悪だったと思うので、あちこち(特に召喚者女性陣)から非難を受けるかと思ったら、そうでもなかった。
むしろ、騙されてたんだねと言われ、同情された。
・・・彼女、あまり評判が良くなかったらしい。確かに普段一人で黙々と研究をしているせいなのか、それとも男兄弟の中で育ったせいなのか、女同士の付き合いをしていない人だった。それがこういう時に味方が居ないという状況らしくて・・・うん、友達づきあいって、大事だね。
結局、そのあと彼女が帰還するまでの1年間、1~2度しか顔を見なかったし、挨拶以外の会話はしなかった。彼女の帰還の時も見送りには行かなかったし。まぁね、モトカノなんてそんなもんだよな。
仲間内で付き合うと別れた時面倒だなと、しみじみ思った。
彼女と別れてからは異世界人の男友達たちに風俗に誘われた。娼館とか始めての経験だった。
俺に彼女がいたため、今まで誘えなかったのだと言われた。
この世界は医療技術が発達しているため、避妊の失敗や病気の心配がないので、そこそこ遊びに行った。とはいっても、一人で行く猛者は出でこず、大体は召喚者仲間数人で行っていたのだが。
お気に入りの娼婦に入れあげるなんてことにはならなかったけど、相手に気分よくなって貰うためにプレゼントをしてみたり、程よくスキンシップするテクを、イタリア人召喚者に学んだ。その“チョイ悪オヤジ風”な彼は日本のラブホテルを嫌悪していて、『日本人は信じられない!俺なら女性の服を脱がせるのに2時間使うよ!』と力説していたが、むしろ服ぐらい自分で脱ぐ女が俺は好きだ。ちなみに、騎士はモテ職業だったらしく、積極的な貴族の未亡人とも遊んでみたりもした。
研究者の彼女と別れてしばらくしたあとに日本から召喚されてきたのは、学生だった。本当の学生ではなく、異世界のことを勉強しに来た『職業=学生』だ。つまり1年で帰る召喚者だった。性別は女性。今度はまず年齢を確認した。だって重要だから!ちなみに彼女は24才だった。
俺がしてもらったように、異世界に来て最初は不安だろう彼女に色々とアドバイスしていたら、すごく懐かれた。そしてある時彼女が言った。
「私、日本に彼氏が居るんですけど、帰還まで限定で付き合いませんか?」
もちろんOKした。OKしない理由がなかったし。
ちょうどその頃から、剣道を教える仕事だけではなく、王族の護衛任務に就かされることも多くなった。まぁ、実際俺が護衛として役に立つのかというと、むしろ役立たずの邪魔者だろうと思うのだが、第一騎士団員や近衛騎士になる人材には、それを表立っていう奴はもちろん居なかったし、むしろ『大変だね、何でも言ってね』と親切にされた。
「ねータクトー、タクト、タクト、タクトー」
「はいはい、なんですかユーリ様」
「『はい』は一度でいいんだよー。・・・ぷぷっ、一度言ってみたかったんだよね、この台詞。」
王太子のユーリ殿下にどうも気に入られたらしく、護衛任務につき始めてすぐ、やたらと俺に同行を求めてくるようになった。ユーリ殿下はなんというか、大変自由な方だ。まぁ、そのぶん色々王族として大変な物を背負ってはいるんだろうけど。
「タクトはさ。お兄ちゃんっぽいよね」
「お兄ちゃん、ですか?」
ユーリ殿下のお兄ちゃんといえば、第一王子の『自称=公爵』のシオン殿下と、『自称=公爵家の家令』のクリス殿下。
護衛任務をはじめる時に王族の事情を教えられたが、なんともまぁ、ややこしかった。特に、クリス殿下の立ち居地が。
「ああ、ちがうよ。あの二人とは似ても似つかないけど、なんていうのかな・・・タクトみたいなお兄ちゃんがいたらよかったなっていう感じ?」
・・・どんな返事をしても不敬になりそうで、なにも言えなかった。
とにかくこの王太子様は、お兄ちゃん二人が出て行ってしまって寂しいんだろうということはよく分かった。
帰還まで限定で付き合っていた学生の彼女が帰還し、まるでそれを見計らったように(そんな訳ないだろうとは思うが)、ユーリ殿下の護衛で王都外に出向く事が多くなった。たまには数日泊まりになることもあり、なんというか、どうやらユーリ殿下なりの気遣いで、この国を観光させてくれているようだった。そのうち他の国にも行く事になるらしい。
そんな時、新しく日本人が召喚されていることを知った。
「ああ居るよ。そろそろ1ヶ月経つかなぁ」
「ええ!?」
シフト表を提出しに行った先でウィルさんが「会ったことがある」と聞かされて、素で驚いてしまった。同国人の召喚者が来る場合は、事前に教えて貰えるはずなのに、なんで俺が聞かされていないんだろう。
「あー、ちょっと事情が特殊なんだよな。」
そう言ってウィルさんが教えてくれたのは、『個別召喚』の仕組みだった。
俺達のように、事前に本人の意思確認はなく、条件に合う人物数人の中からその場で選ばれまさに『いきなり』召喚されるらしい。
なんの準備もなく、身一つでこの世界に連れてこられるなんて・・・と愕然としていたら、召喚主との相性重視で召喚されるため、そこまでひどい事にはならないのだそうだ。
「ま、だからさ。生活についての細かい事は全部召喚主側で手厚くフォローしているから、むしろ彼女がこの世界に慣れるまで会わせないつもりなんじゃねぇの?」
「そうですか」
「近いうちに紹介されるだろうからさ、仲良くしてやってな」
そう言われていたのに、なかなか紹介されなかった。
そして、何度目かの泊りがけの護衛任務を終えて王都に戻ってきたのは、あの事件の翌日夜のことだった。
それは、王宮での拉致監禁事件。
俺達が帰ってきた時はもうすでに犯人は捕まり、騒ぎはとりあえず一段落していたが、自白剤まで飲まされたその被害者が、シオン様の召喚者の日本人だったと知ったのは、帰国の翌朝、報告書類を提出しに行った時で。
「あれ?ウィルさんは今日は居ないんですか?」
「いや、すぐに戻ってくるよ」
副団長のアンドリューさんが書類を受け取ってくれた。
「団長は今、シオン様の召喚者を異世界カフェに連れて行ってるんだよ。・・・そうだ、タクト今日は非番だろ?行ってくるといいよ。-―それに、日本人同士のほうが色々打ち解けやすいだろうしね。」
そう言って送り出された。
そして、リィナに会った。
年下かと思ったら年上で。
頼りなさげなのに、しっかりしていて。
ひどい目に遭ったというのに、意外なほど元気そうだった。
そして案の定、日本食が手に入る場所を聞いてきた。だよね、基本、最初に聞きたいよね。
昼飯の最中に、おにぎりとお茶だけ手に持った状態で召喚されたという、なんだか不憫な銀行員のリィナは、実に前向きにメイドをしていた。
そして、驚くほどこの世界に順応していた。
まだ半年程度なのに、もう会話に支障がないほどの語学力なんて・・・うらやましすぎる。
異世界カフェに迎えに来た召喚主との人間関係も上手くいっているようで、仲良く話している。――時々、眉間に皺を寄せたままのシオン様と目が合うのは、きっと気のせいだろう。王宮まで馬車で送ってもらったとき、御者台に座っていた俺に向けるクリス様の視線が厳しかったような気がしたのも、きっと気のせいだろう・・・うん。
それからリィナとは、ピクニックに行って日本食を食べさせてもらったり・・・途中でシオン様とクリス様も参加してきて、襲撃事件のせいでそのままお開きになったけど。
カウントダウンパーティーで若返ったリィナのミニスカ制服コスプレを堪能したり・・・途中でシオン様とクリス様が参加してきて、リィナを抱っこしたりあちこち触ったりしてたけど。
エリーゼの訃報を聞いた時は、憔悴するリィナをなんとか慰めようと思って・・・でも急に仕事が入ってそばに居てあげられなかったんだけど。
そういえば、剣道も教えたっけ・・・なんでも、シオン様が舞踏会でリィナに『お気に入り』認定をしたことが原因だったらしいけど。
あれ?
・・・いやいや、それ以外でも二人で出かけたりとか沢山したから!食事にも買い物にも何度も行ったし!お祭に来ていた移動遊園地にも二人で行ったし!・・・まぁ、リィナは遅くなる前にお迎えが来て、帰っていったけどさ。
あれ?
もしかして、邪魔されてたのか?・・・まさかね。
まぁ、確かに俺は召喚されてから、それなりに女遊びしていた記憶はあるし、そういった意味であの過保護なリィナの保護者達に付き合いを心配されたのかな。でも、年齢を詐称していた女とか、彼氏が別に居る女とか、娼婦とか、未亡人とかと遊んでいただけで、同年代でそれなりに気が合って美味しいご飯を作れて掃除も洗濯も出来て容姿も悪くないリィナとだったら、真剣に考えてもいいと思ってる。というか、異世界に居るうちに俺も30才を過ぎたし、日本の友達も大分結婚してしまったので、そろそろ将来を考えたい。
なので『予約』をすることにした。とりあえず帰還後、邪魔が入らない状態でリィナときちんと向き合いたいと思って。
なのに・・・帰還が迫ってきたある日。
シオン様に、騎士団の応接室に呼び出された俺。
「あの、何か御用でしょうか?」
「・・・」
なんだかじっくり眺められてから、シオン様は言った。
「リィナは、お前に恋愛感情は持っていないそうだ」
「・・・そうですか」
まぁそうでしょうね。
俺だって、リィナに恋をしているかといわれると、ちょっと微妙だ。異世界は俺達にとっては非日常で、だから日本という日常に戻ってから恋愛関係になるかどうか判断するための『予約』だったんだが。・・・この忙しい王子様は、わざわざそれを言いに俺を呼び出したのか?というか、リィナから『予約』の事を聞きだしたのは間違いないだろうが、そうなるといつ聞き出したんだろう?あれから俺はずっと忙しくて、リィナと会うための予定を空けるのに結構苦労した・・・まさか?
俺の反応を見たあと、シオン様はソファから立ち上がる。ちなみに俺は入室した時からずっと、ドアの近くに立ったままだ。
どうやらシオン様はそれだけ言って退室するようで、こちらに向かってくる。俺は少し移動して、ドアへの通り道を開ける。
そして、すれ違いざまに、シオン様は足を止めた。
「精々、リィナが帰還することを、日本で祈ってるんだな」
そう言ったシオン様の表情は、いままで見た事がない、なんだか挑発的な微笑みで。
・・・イケメンはどんな表情も様になって得だよなぁ。などと、関係ないことを思わず考えた。
「やれやれ、困りましたね」
と全く困っていない声が聞こえて視線を動かすと、部屋の片隅に佇むクリス様。
「困るんですか?」
「ええ、困りました。私は彼女の幸せを望んでいますので・・・彼女が幸せになれるなら、誰でもいいんですけど」
そう言ってから、クリス様も部屋を出て行った。・・・なんだよ、あの黒い笑顔は。
『誰でも』を強調って、自分も参戦するつもりとかじゃないだろうな?
何だこれ。リィナ、どれだけ執着されてるんだよ。これ、あれだよな?帰すつもりはないと宣戦布告されたってことでいいんだよな?
10才年下の王子と腹黒の王族・・・リィナは無事に帰還できるんだろうか?まぁ、帰還は召喚者の意思が最優先されるものだから、心配はしていないんだが。
リィナは、いい意味で愛情に鈍感だ。たぶん周囲からとても愛されて大事に育てられたんだろうと思う。だから他人から与えられる好意に一々大げさに反応しない。素直に『好意』として消化してしまう。愛情に飢えている人間はほんの少しの好意でも恋愛に心が傾いたりするものだが、それがない。
あの王子様達は、今まで保護者として散々過保護に接してきているのだから、急に恋愛感情を持ち出したところで、リィナが反応するとはとても思えない。・・・俺の『予約』にだって、すっごい微妙な表情をしていたんだから
まぁ、いいや。どうせ俺はリィナの帰還まで何も出来ないんだし、精々王子様方のお手並み拝見と行こうじゃないか。
とりあえずリィナが帰還したら、俺の勝ちってことで。
――そして、勝負には勝ったが色々な意味で負けてしまっていたらしいということを俺が知るのは、まだずっと先の話になる。
良くも悪くも普通のタクトさん。
5年間、しっかり体を鍛えて細マッチョな、公務員のタクトさん。
・・・日本に戻ったら、合コン三昧になることを、彼はまだ知らないwww




