渡り合う力 even battle Part4
僕は再び敵にパンチを放つ。
ブンッ!!
だが超スピードで横に避けられる。
ガッ!! ダンッ!!
さらに避けた先のガードレールを蹴り、槍で突撃してくる。
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バッ!!
だが私もその突撃を見きり、上へジャンプ。今度は飛びすぎない。
グルッ
そして、そのまま空中で足を伸ばして半回転。狙うは首へのかかと落とし。
ブンッ!! ドカァン!!
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しかし、僕の拳はアスファルトを砕いただけ。この空中落下パンチも直撃しない。
敵は槍を地面に突き刺し、それを軸に回転されたのだ。
グルンッ !! ブン!!
しかも、その回転の勢いを利用して僕に蹴りを浴びせにくる。
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それに気付いた私は咄嗟に後ろに体を反らせる。
おかげで敵の足はギリギリ体のどこにもかすめることなく通り過ぎて行く。別に胸小さくて良かったとか思ってない。
そのままブリッジ状態になった私はバク転して距離を取りつつ、立ち上がる。
この行動は無理な体制で攻撃をしてきた槍使いの立て直しより、若干速かった。
その隙を逃すことなく、私はもう一度敵に飛びかかる。
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この僅かな有利を見逃さなかった僕は再び攻撃に入る。
ブンッ!!
ガッ!!
バンッ!!
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シュンッ
ザザァァァァァァァ……
バッ!!
ガンッ!!
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シュッ!!
ガシッ
ダンッ……
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ザザッ
ブンッ!!
ヴィンッ……
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……いや、僕すごくね!!?
……いや、私すごくね!!?
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ビュン!!
さっき拳でアスファルトぶっ壊したし。
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ダンッ!!
スパイ映画でスロー再生される様なあんな反り方できたし。
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ビュンッ!!!
しかもその流れでバク転だぞ? 元々習得はしていたが、咄嗟にあの体勢からできる様なレベルじゃなかった。
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ダダッ!!
ただ残念ながら、このグローブ使ってから一撃も喰らわせてないけれど……
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グワンッ !!
同時に僕も一撃も食らってない。まさに一進一退の攻防。
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ズササァァァァァ
互角の戦いだ。超人とここまで渡り合える様になるになんて、本当にすごい。
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ババンッ !!
行動の度にこのグローブの力を実感できる。
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シュ、バンッ!!
これなら戦える……
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シュッ!! ブンッ!!
これなら負けない……
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今の私なら絶対に勝て……
今の僕なら絶対に勝て……
「馬神槍技 駆出…… 」
「馬神槍技 駆出…… 」
ズガァン!!!!
「くはっ……!! 」
「ぐあっ……!! 」
勝利への確信を得た瞬間、その希望を打ち砕くが如く、私のお腹に強烈な一撃が打ちこまれた。
勝利への確信を得た瞬間、その希望を打ち砕くが如く、僕の腹部に強烈な一撃が打ちこまれた。




