フタリ覚醒 by power ……ed
「あれ……ここは夢の時の? 」
「あれ……ここは夢の時の? 」
「えっ? その声はトシトシ? 」
「トシトシ言うな、ってお前もここに? 無事だったか? 」
「いや、無事とは言い難い大ピンチだったけど、なんか光に包まれて突然ここに。あなたも? 」
「ああ、俺も光につつ……
””ほらほらっ、呑気にお話してる場合じゃないよっ!!””
「うおっ! 」
「うわっ! 」
””そんな驚かないでよ、別に初めてじゃないんだから。それより、もう戦う準備はできた?””
「え? 助けてくれるんじゃないの? 」
「僕らがまた戦うのか? 」
””あっ、そっか。昨日のは語弊があったね。ワタシは君たちを助けるんじゃないよ。””
「は? じゃあ、どういう…… 」
「え? なら、どういう…… 」
””ワタシは君たち二人に助かるための力を上げるだけ。””
「力をくれるって……もしかしてアイツがずっと言ってた、ゾディアックってやつの? 」
「あっ、私の方でも言ってたソレ。」
””そうだね。君たちは今からゾディアックの一人となるんだけど……あー、説明してあげたいけどそろそろ戻らないとヤバそうだね。もう敵が攻めてきてもおかしくないし。””
「ん? ここだけ時間の流れが違うとかないの? 」
”最近の特撮じゃないんだから、そんなレクチャー用の設定はないよ。少しぐらいの時間差はあるかもだけど。”
「なんでお前が最近の特撮知ってんだよ。」
”そりゃ、これでも神の端くれですからTVなんて見放題……って、本当にマズそうだな。もう力だけ渡すね。”
「え? いや、ありがたいんだけど……私達にそんなぶっつけ本番で使えるモノなの? 」
「しかも、そんな適当であのバケモンに勝てるのか? 」
””それは大丈夫。とりあえずこのグローブつけるだけでで基本の身体能力は跳ね上がるから簡単には負けないよっ♪””
「は? グローブ? それって野球の? あのもうちょっと詳しく…… 」
「ああ、流石に謎が多すぎるんだが…… 」
””おっ、完全に力の譲渡も終わったし、早く戻ろうか。””
「え? ねぇ? 聞いてる? 本当に大丈夫なの……って、あれ? 意識が……」
「ぼ、僕もぼんやりと……、元の、場所にっ、戻るってことか……? 」
””心配しなくても大丈夫だから自信持って戦ってっ♪ なんたって神様の力だし……あっ、そうだ、黄道神能を教えてなかったね。””
「こ、ここで新ワードって、マジ……? 」
「だ、だから、大切なことは…最初に言えって昨日も…… 」
””いやぁ、ゴメンね。じゃあ、これだけ覚えておいてよ。キーワードは…… ””
““ジェミニック・トゥワイス…… ””
「……っ!? ここはっ!!? 」
「……っ!? ここはっ!!? 」
ダンッ!!
ダンッ!!
「ハハッ!! やっと”力”出しやがったかぁ!!? ほぉら、俺様に見せてみろやぁっ!! 」
「ハハッ!! やっと”力”出しやがったかぁ!!? ほぉら、俺様に見せてみろやぁっ!! 」
意識を戻して振り向いた瞬間、僕の目の前で武器を振り上げ、もう槍使いが飛びかかって来ていた……
意識を戻して目を開けた瞬間、私の目の前で武器を振り上げ、もう槍使いが飛びかかって来ていた……
「喰らえっ!!」ズガァン!!
「喰らえっ!!」ズガァン!!
……全然大したことないスピードで。
……全然大したことないスピードで。
「なにっ!? 受け止めただと!!? 」
「なにっ!? 受け止めただと!!? 」
そう、受け止めれた。簡単に動きを見切った僕は立ち上がり、槍の柄を掴んで攻撃を止めたのだ。
そう、受け止めれた。簡単に動きを見切った私は飛び出して、槍の柄を掴んで攻撃を止めたのだ。
「フ、フタリくん……? その右手は……? 」
「フ、フタリさん……? その右手は……? 」
「これがアイツがくれた…… 」
「これがあの子がくれた…… 」
攻撃を受け止めた僕の右手には不思議な装飾の手袋?が装着されていた。
攻撃を受け止めた私の右手には不思議な装飾の手袋?が装着されていた。




