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波乱の警告 dream 双凛



 “とってるよ、わりと頻繁に。方法も多分言ったら怒られるけど。”


 えぇ……?

 話してるってことは、この子のことをお姉ちゃんも知ってて……本当にどういうことなの?

 お姉ちゃん、何をどこまで知ってるの……?

 

 “とりあえず、ワタシとユイガの関係考察はどうせ自然と後々わかるから後回しでいいよ。とにかく今は自分達のこと考えな。ユイガもあなた達自身で気づけるように答えにならないギリギリのヒントを頑張って教えてくれたんでしょ?”


 気づけって言われても、私達が並行世界の性別の違う自分同士ってことはすでに……


 “あっ、そういう風に思ってるんだ……。”


 えっ、違うの……?


 “ヤッバ、しまった。これ言っちゃいけなかったかな……? あぁ、ユイガに怒られるぅ。”


 なにが言いたいの?

 二つの世界が合体したんじゃないの?

 アイツは私なんじゃないの?

 私はアイツなんじゃないの?

 そうじゃないなら一体……?


 “こ、これなら言ってもいいのかな? 並行世界の合体までは合ってるよ、ただそうなった原因は考え直した方がいい……かな? あぁ、言っちゃったよ、言っちゃたよぉ。"


 お姉ちゃんに恐怖覚え過ぎでしょ。

 でも、前半の並行世界があってるなら、尚更私達の正体は自分同士としか思えない。


 “神様お願いします。怒られませんように怒られませんように怒られませんように怒られませんように怒られませんように怒られませんように怒られませんように……って神様はワタシか。じゃあ、どこにお祈りすればいいんだ? ”


 どんだけ怯えてのよ!!ってツッコもうと思ったが最後の一言が衝撃すぎる。


 えっ、あなた 神 なの?


 “あれ?言ってなかったけ? 神だよ? ワタシ。”


 聞いてないし、予想もしてない。


 “詳しく言えば人間世界の黄道12星座をモチーフに12に分かれた神の一部。その中の片割れの双子座だよ。”


 いや、そんなこと言われても……ん? 双子座? そういえば今の世界ってみんなが双子みたいになってるとも言えるよね……まさかこの現象って、あなたの神秘的な力とかの仕業?


 “じゃ、じゃあ、もう戻らないといけないからバイバイ〜!! ”


 ちょっ、逃げないでよ。図星? 図星なの? あなたせいなの?


 “いや、関わっているけどそもそもの原因は私じゃないよ〜? とにかく頑張ってね〜。”


 ヒントをくれたんだか、謎を増やしに来たんだか、よ、く、わから、ないんだけど……あっ、眠気が……


 ”あっ、そうだ。そもそもこの警告に来たんだった。明日、変な槍使いに襲われるかもしれないから気をつけて。 間に合ったら助けてあげるから、それまで自力で耐えれるよう頑張ってね。じゃ、おやすみ〜。”


  け……警告? 襲われるってヤバいんじゃ……自力でどうにかでき……あ、ダメ、寝る……


 眠りに戻った私は朝7時に起きるまで目を覚さなかった。


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