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祇峰ユイガ sister of 双凛

省略部は順次追加 (時期は未定)



 そのすぐ後の軽い検査で退院許可を貰った私は1時間ほどでベットから離れることができた。ただ“退院”と言ってもほぼ寝てただけなので、旅館のチェックアウトと大差ない。点滴ぐらいしか振る舞ってもらってないけど。

 ちなみに原因は一応ただの疲労だったらしい。多分肉体というよりは精神的なものだろうけど……

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 「祇峰さん、大丈夫だったのか? 」

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 「じゃあ、彼氏さんに送ってもらいな♡ 進展具合によってはお姉ちゃん、今日は帰らないであげるし♪♪ 」

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 「ハ、ハァ!? ま、まだ彼氏なんかじゃないしっ!! 」

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 「へぇ〜、()()なんだ〜??? 」

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 ヤバい。しくった。

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 「あれれ〜、ならぁ、いつからなる予定なのかなぁ? ”まだ”ってことは、もう見通してるってことだよねぇ? そういうことだよねぇ〜? ああ〜、お姉ちゃんすっごく聞いてみたいなぁ、妹の素敵な未来設計図♡ もしかしたら私ならアドバイス上げれるかもかもよぉ☆ ホラホラ、だから恥ずかしがらずに言ってみな、言ってみなぁ? お姉ちゃんしっかり聞いてあげるからぁ♪ 」

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 「フフッ♪ またまた暗い顔してるよ〜? リンリンっ☆ 」

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 「でも、悲しそうな顔じゃないよ?

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 ・

 

 これ以上の罪の意識から逃れたいだけなんだ。


 悲しみから逃げることで生まれてしまう罪の意識。

 それを背負えば、絶対私の心に一生モノの傷をつける。

 だから母親の死と向き合おうとする姿を演じ、逃げることを許されないと思い込むことで、逃げることからさらに逃げ続けている。

 ……いわゆる逃げる勇気が今の私には存在しないのだ。



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