ネガティブの二乗は、ポジティブ
僕はネガティブです。自分でもそう感じている。
だいたいのことはうまくいかないと思っていて、ぼちぼちの毎日で満足しているところがある。ネガティブのメリットを挙げるとしたら、お金を楽に儲けることができるという詐欺を回避することができる。そんないい話があるとは思っていない。仮にほんとうにそういう事実があったとしても、嘘だと思って話に乗らないだろう。そのくらい、ことはうまくいかないと思っている。
だから、ギャンブルもしない。運良く、多くのリターンが返ってくるなんて信じていない。だから、僕はギャンブルをしたことがない。ネガティブでいることの良い面が、僕からギャンブルを遠ざけている。
ただ、デメリットもある。それは単純な側面で、「ネガティブだと、生きているのがつらくないか?」ということ。それは否定できない。飛行機に乗ったら墜落してもおかしくないと思うし、高齢者といわれる年齢まで生きていられるとも思わない。人に褒められても、何か失敗することを思うと素直に喜べない。
あまりにネガティブだと、何も行動を起こせないから、いつも「やらないよりかは、したほうがいい」と言い聞かせる。そうすると、少しは動き出す。でもねじ式のおもちゃみたいに、すぐに停止するときもある。
だけど、べつにこういう自分が嫌だとか、変えたいとは思わない。ネガティブであることで、他の人には見えないところまで見えることがあるからだ。たとえば、ネガティブは成功よりも失敗を先に考える。それは、「もし〜ができなければ、・・・が原因かもしれない」「もし〜が失敗したときのことを考えて・・・をしよう」というように、先のことを常に念頭に入れる。それは、他の人よりも失敗にへこたれない自分でいさせてくれる。
失敗してもすぐに次へと移ることができる。結局、それってポジティブではないか?
最近の自分を振り返ると、意外に自分はポジティブではないかと思うのはそれゆえのことだろう。




