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流星刑事  作者: ムネミツ
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銀河の警察24時:流星刑事ラブラドール その1

銀河連合警察軍団、銀河連合に加盟する全ての星の現地警察と軍隊の上位に立ち

星や国家のしがらみに捕らわれず邪悪を、敵を討つ勇者の集団。


彼らを嫌う者達からは、合法的なならず者とか宇宙の破壊魔。


目の上のたんこぶが世にはばかってる扱いだ。


・・・・とあるアニメのヒロインが主人公を罵倒する台詞


「・・・・勇太君の鬼っ!!悪魔っ!!税務署っ!!流星刑事っ!!」

この台詞では鬼からどんどん上がり、税務署を上回る嫌われっぷりだ。


そんな流星刑事を目指す者達を育てる教育機関が存在する。


その名はポリスアカデミア。


場所は、オリオン座の惑星の一つに存在する。


隣の星には、兄弟校に士官学校のコープスアカデミアもあり切磋琢磨している。


白を基調に緑のラインが入った、ジャケットとパンツと言う制服に身を包んだ

様々な種族の少年少女達が桜並木の通りをそれぞれの表情で校門へと向かう。


黒いくせ毛にオレンジ色の瞳の少年、島津サニー(しまづさにー)もその一人である。

邪魔にならないように外れて立ち止まり「ここがポリスアカデミアかあ・・・」


校舎を眺める彼に、不幸と運命の出会いが待ち受けていた。


ガチャガチャガチャ


サニーの後ろから金属音が聞こえてくる。


当のサニーは、気づいていない。


そして、校門をくぐろうとした彼を激しい音と衝撃が襲う!!


気が付くとサニーは、自分が倒れている事。


自分が金髪碧眼でポニーテールの騎士姿の美少女を押し倒していた。


「・・・・くっ!!殺せっ!!」

美少女が頬を染めて、呟く。


「・・・・・いや、何言ってんの君っ!!」

慌ててどくサニー、騎士姿の少女を助け起こそうとする。


ピィィィィン!!


その時、サニーの瞳が燃え上がり彼の全身から燃える炎が噴き出す!!


鎧を着ているから重いと考え、自分のスーパーパワーを使おうとしていた。


火事場の馬鹿力、と言うか馬鹿力を出す火事人間。


そんな状態になったサニーが、筋肉を肥大化させて少女を持ち上げた。


「・・・・・な、何をするっ!!」

美少女が驚く、だが彼女はガッシリと掴まれ動けない。


「大丈夫、絶対に医務室に連れて行くから!!」

強い意志の炎が燃える瞳で、少女を見つめるサニー。


その真剣なまなざしに少女はときめいた。


「うおおおおおおおっ!!」

サニーは大地を踏みしめ、ドーンと力強く砲弾のように跳んで行った。


・・・・・明らかにやり過ぎだった。


これが後の名コンビ、サニーとララの運命の出会いであった。






というわけで、アカデミア編が始まります恋ありバトルありな青春物語にしばしおつきあい下さい。

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