第95話 新たなスキル
瀧山講師が次のダンジョンを探すということで次の目標は決まった。
「大型ダンジョンクリアなんて先ず不可能だけど、中型をなんとか踏破するを目標で、その前に斑鳩君を含めこの3人で小型位ならば踏破出来るように頑張りましょ
さっきもいった通り、次のダンジョンは探しておくから」
「瀧山講師お願いします。」
さっきから、辻本さんがあまり話に入って来ないと思って見てみると
ハムスターのキャシーと遊んでいた…
『我に魔石を献上せよ!』
「可愛いでちゅね〜」
会話が通じ合っていないが、辻本さんは楽しそうだっだ。
そして相変わらず直ぐに調子に乗ってくる。
この前倒したボスの魔石、あれをあげるのを忘れていた。
「ちょっと魔石忘れてたので持ってきます。」
そういって、下駄箱に隠していた魔石を持ってきた。
「私!私があげる!」
いつの間にか魔石を辻本さんに奪われていた。
「ほ〜らこれがほしい?」
『早く!我に早く!』
「そんな言い方してたらあげないよ?」
『我の身体が目当てか!』
「そうそう、そういうこと」
そおいうと、徐に抱っこしてハムスターに頬ずりしだした。
「さっさとあげたらいいのに」
瀧山講師が面倒臭そうに眺めている
「しょうがないわね。ほらご褒美よ」
この前のボスの魔石に口を近付けると
スポンとキャシーの口の中に消えていった。
『ふむ、又スキルを与えよう』
「おぉ!今度こそまともなスキルを!」
『斑鳩にはこれを進呈しよう!゛枝゛』
「枝?枝ってなに!地味というか、意味が解らん!」
「ハハハハハ、良かったねスキル貰えてハハハハハ」
瀧山講師に笑われる。
『残りの2人には゛自己治癒(小)゛をあげよう』
「おぉぉぉ!レアスキル!」
「有難〜キャシーちゃん!」
自己治癒(中)を持っている斑鳩は、「えっ?なんでそんなに喜んでるの?」みたいな顔をしている。
「あれ?リアクションが薄い、もしかして斑鳩君は自己治癒って持っている?」
「え〜っとお〜」
「持っているわねその反応は
どおりでこの前のホーンラットに1杯噛まれても平然としていたのはそのせいね」
「それで゛枝゛ってどんなスキルなのよ?」
なんとなく使い方が斑鳩の脳裏に浮かぶ
「枝の攻撃力が、一定時間1時間だけ1000倍の攻撃力と耐久力になるみたい」
「何それ!木が生えているエリアなら超強力じゃない」
「過去の偉人が、枝で敵を倒したとか昔話とかでも、そおいったのあったけどそんな感じかもね」
確かに千倍だったら、1kgの威力が出せる単なる小枝でも1トンのパワーが出せる。
大体の敵を吹き飛ばすことができる。
レベルが低い俺でも戦力にはなる!
でも、なんか地味だ………
枝が1000倍より、普通の武器10倍とかの方が良かった……
「取り敢えず!今後の予定としては、斑鳩君は来週から教習所に戻って卒業する!
私と辻本さんで良さそうなダンジョンを探す。
この前クリアした報奨金を待ってあたしの車をなんとかする!」
「そうね。そんな感じね」
「俺はさっさと、教習所で資格を貰って自由にダンジョンに入れるように頑張ります!」
「じゃあ決まり次第連絡を入れるから」
そして、3人は解散した。
元々、ワーカーになってダンジョンから逃げ出した弱いハグレ退治して生活するはずが
いつの間にか、ダンジョン踏破するのが目的って、前までいた斑鳩と似た感じになってきていて同じ様に途中で死なないか心配だ…
でも前までいた自分にはスキルをあげることが出来なかったらしいから、一緒にはならないか…
レベルは全然違うみたいだけど、スキルがあるから何れ落ち着くのかな………




