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第93話 目標を告げられる

何時もの白い空間


『ダンジョンクリアおめでとう!

少し氾濫したが、あの程度だったので本当に良かった。』


「疲れた…寝させて…」


『まあまあ、ちょっと待ってよ』

すると身体が光ったと思うと、今まであった疲労感や眠気が消え去っていた。


「うぉっ、なんか急にスッキリした気分に!

って、これ何かヤバイ事とかされたの?」


『大丈夫、回復魔法みたいなものだから問題ない』


「そんなのがこの世界にはあるのか〜

俺にもそれは使えるように?」


『今使った様な感じの魔法の劣化版は、使える様になるかもしれない』


「ちょっと楽しみ!」

碌なスキルがないので楽しみが1つ増えた。


『本題に入る、ダンジョンの異常発生の原因は解っていないが、引き続きダンジョン踏破を頼む。

今の状況だと、大規模ダンジョンを1つ踏破してくれれば落ち着くとは思うけど、まだ不可能だとは思う。』


「うん、それは無理」


『そこでだ、中規模ダンジョンではないが中規模ダンジョンになりかけの小規模ダンジョン

これを1つ踏破してほしい

それと終わりが見えないと、モチベーションも保てないだろうから伝えておく。

中規模ダンジョンを2個、大規模ダンジョンを1個踏破出来れば、世界がダンジョン化するのを防げると思う。』


「思うって、何故そんな曖昧な本当にそれで世界が助かるんですか?」


『うむ、君の様に世界には使徒と呼ばれてる人間が他にもいてそっちでも動いて貰っているから、今君が担当しているエリアでそれだけの事をやってくれれば充分だろう』


「ぇ゙っ!いつの間に俺、担当者になったんですか?」


『細かい事は気にしない!

大丈夫!過労死しないように調整してるつもりだから!』


「いやいやいやいや、過労死とかそういった言葉が出て来る時点でなにかおかしいから!

ノンビリと幸せな生活を希望します!」


『尚更、ダンジョン踏破して平和な世界を作らないとね!』


「ね!じゃないよ…」


『そうそう、明日にでもキャシーだったか?ハムスターに手に入れたボスの魔石を食べさせてくれれば、新たなスキルをまた与える事が出来るから、それでは今日はこの辺りで…』


いつのまにか、白い世界から通常の世界に戻っていた。


眠気や疲れは、謎の回復魔法で取れているみたいで清々しい朝を迎えることが出来た。


瀧山講師が今日は教習所に行くようなので、その後、夕方には辻本さんと瀧山講師が来ることになっている。





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