第90話 ホーンラットとの本当の戦いが始まる
3人は施設から少し離れた所での戦いが始まった。
瀧山講師と辻本さんは、次々に敵を倒して行く
斑鳩とのレベル差だけではなく
実践での慣れが大きく
100匹はいたであろう状況でも、ホーンラットに噛まれる事もなく
プチプチ潰して行く。
斑鳩は相変わらずアクセサリーの様に足にホーンラットをぶら下げている
もちろん、噛まれてる最中である。
それでも、こん棒で叩き潰しながら時々足に齧りついているホーンラットを捕まえ地面に叩きつけたりしているが一向に減らない
主に足に齧りついているホーンラットが!
「斑鳩君大丈夫?前にも増して、その、、、1杯いるね!」
「やっぱり美味しいのかもしれんな〜」
相変わらず、瀧山講師はバカにしてくる。
「本当に、ワサビかカラシを足に塗っておくべきでしたよ!こんな事になるなら」
「まあ本当に塗るのは止めといた方がいいよ
カラシは知らないけど、ワサビは長時間皮膚に接触させてると皮膚が溶けてくるから」
「まじですか…香辛料怖い…」
「何事も適量が1番良いってことね」
斑鳩にも会話出来る位には、ホーンラットの数は減ってきた。
戦い始めて5分程で100匹程のホーンラットは全て倒し終わる事が出来た。
「取り敢えずは、一旦休憩ね」
「うむ、少しずつ倒して行くしかないな
今日中には帰りたいから、少しずつ前に進んで行こうか」
「そうですね。足が噛まれて痛いしこれ以上の量は勘弁して下さい」
そんな話をしながら、
スキルで呼び寄せる→進む
を繰り返していくと、施設の駐車場が見えてきた。
「あ…れ……ワタシの車に何かイナイ?
タイヤの形も何かヘンジャナイ?」
「「………」」
斑鳩と辻本さんは何も言えなかった。
遠目にしかも、簡単に解る所だけで
瀧山講師の車のタイヤに空気はなく
車内でも何かが蠢いている感じに見える
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」
大声を発しながら瀧山講師が車に向けて走り出す。
「ワタシの車がぁぁぁぁぁ」
瀧山講師は、周りにいるホーンラットを蹴散らしながら車に駆け寄る。
一瞬遅れたが続いて、斑鳩と辻本さんも走り出す。
今まで見たこともないような動きで瀧山講師はホーンラットを倒し続ける。
粗方倒したところで扉をリモコンキーで開けようとするがバッテリーからの電気が来ていないのか開かない
リモコンキーから鍵を外し、鍵穴に差し込み扉を開け
中にいるホーンラット達をポイポイ外に投げ捨てる。
投げ捨てられたホーンラットは斑鳩と辻本さんがプチプチ潰していく
「うわぁぁぁぁぁ、ワタシの車がぁぁぁぁぁ」
再度瀧山講師が泣き叫んでいた………
途中に書いているワサビですが
ワサビを付けっぱなしにしたら皮膚が溶けた事がありますorz
どんな状況やねん!って感じですが、
香辛料系は皮膚についたら早目に洗う方がいいですよ




