夢のような空間
かなり前の話なのですが、アンティークフェアをとあるビルの一室でやると知って、どれどれと出かけたことがあります。
古書店街として知られる神保町が近かったので、フェアを堪能した後は古書めぐりだ!とわたしはかなり意気込んでいました。
そのころのわたしは(今もですが)本とアンティークがあればお腹いっぱい。あとのこと(主に仕事)は生活のための苦行よ、という感じでした。いいんです、まだ若いんですから!(え)趣味に生きているのよ。
どうでもいい話はさておき、電車を乗り継いで、あれこれ地図を頼りに迷いながら、なんとかフェアをやっているというビルにたどり着きました。
住所を頼りに電柱見ながら探したんですが、なんで電柱に書いてある住所って順番通りにならんでないの?5丁目、ときたら次は6丁目でしょ?なぜ21丁目なの?わたしには理解不能な住宅事情ってやつですか。というか、今回もけっこう道に迷ったんです、という話です。
フェア会場はビルの2階で行われていました。1階は手づくり雑貨屋さんのようでした。売ってるすぐ隣で何人かの女性が実際に商品を手づくりしており、なんともあたたかなお店です。
わたしはとりあえずお目当ての2階へ。
そこは。
夢の世界!
それほどは広くないスペースに、アンティークがいっぱい。わたしに他にも何人かお客さんがいて、それなりに賑わっていました。
骨董市のざわざわ、わいわいした感じはなく、みんな静かにアンティークを見ている感じ。ここが自分の部屋だったらいいのに、と都合のいい妄想をしながら、わたしもアンティークを見て回りました。実際こういうお店を開くのは大変なんだろうな・・・・・・。
結局ここでは、昔の封筒のセットと、チョコプリンのような形をしたキーホルダーを購入しました。売主さんたちの感じもとてもよかったです。
キーホルダーはながいこと鞄につけていますが、封筒の方は、もったいなくて使えない状態です。
昔の封筒だから、手づくりなんですよ、機械で切ってない。紙の淵がギザギザです。
帰りは当初の予定通り、神保町に寄りました。
しかし、日曜日だったから?なのか、時間がある程度遅かったからなのか、お店がほぼ閉まっていました。がーん。初、神保町だったのに。
けどまあ、アンティークが2つ買えたので、これでよしとしました。そんなに散財できないですしね!




