53話
短っ!?
切りの問題です!すみません。
ゲームではよくあるバフスキル『踊り』や『歌』。これらのスキルは、ゲームの世界ならばボタンを押すだけだ。
丸ボタンかYボタンかは知らないけれど、押せば、それで終わる。支援完了だ。
だけど、ダンジョンの出来たこの世界では、実際に踊らないといけないらしい。
ダンジョンさん、こんなネタスキル要る?
僕は、停止してしまいそうになる頭を必死に回す。
遥君はイケメンだし、もうステージで踊ればいいと思う♪
ダメだ!これは最後の手段だ。
それが、一番最初に出て来るって辺り、もう、それで良いのでは?僕がそう考えてる証でもある。
一応友達として相談を受けた手前、それは最後に取って置きたい。
何か、マトモな手段はないのか?
ダンジョンの中で踊ってるマトモな・・・、この、字面だけでヤヴァい匂いしかしない!
え、何ダンジョンの中で、踊ってるの?
危ない人たち!?近づかないどこ!
ママあれ何?シッ、見ちゃダメ!的なヤバさだ。
逆転発想か・・・。
目立つために踊っている。そう、みんなに認識させれば・・・、彼の安全は守られる。
・・・社会的には、死ぬかもしれないけどね。
・・・あっ、あるじゃないか。
普段から、僕自身がお世話になってるあれが・・・。
その閃きを、僕は検討した。
自分の頭の冴えを、僕は自画自賛した。
だって、考えれば考えるほど完璧なんだ!
ダンジョンという題材、遥君という素材、そしてダンス。
配信系、探索者。
これが、僕が出した答えだった。
うん、 前もって、配信系の人を出しておいたのが、やっと活かせます。




