榊原タクミ
本名:榊原タクミ
身長:190センチ~くらい?
体重:60㌔
生月日:十月十日
好きなもの:カツ丼
嫌いなもの:交通ルールを守らない奴全員
キャラクター概要解説:
榊原鍵吉(1830~1894)。
江戸・広尾に生まれる。坂本龍馬を殺害した今井信郎の師匠。剣聖・男谷精一郎信友より、直心影流14代正統者に指名されている。江戸幕府崩壊後は撃剣興行を主宰。路頭に迷う剣術家を救済している。
鍵吉は、まさにラストサムライと呼ばれるにふさわしい人物。1887年・明治兜割りの一世一代の見せ場など、幕末から明治にかけて、武士の復権をかけ闘い続けた剣客です。
……が、やはりマイナーな人物である事は間違いなく、歴史に興味の無い方は、ほとんど知らないようですね。
彼は写真も残っており、体格も良く、それこそプロレスラーのような堂々たる体躯だったようです(今井信郎も同じく)。
……で、タクミなんですけど、これといって鍵吉との血縁については物語の中であまり触れていないんですね笑)。
たぶん、これからのエピソードでも榊原鍵吉との血縁は物語には直接関与しないと思います。まあ、それより父母の惨たらしい最期がもたらした、彼の人生の歯車の狂いを、誰が正しい方向に導くのか……まあ、書くまでもないでしょうが、メインはそっちですね、交通遺児という運命。
ちなみに、交通遺児も両親が二人同時に事故で死去したりすると、児童養護施設に入る事もないではないんですが、わたしの経験だと、大抵親戚筋に引き取り手がいて、施設にはあまり来ませんね。また管轄も違ったりとか、その処遇は色々と別なようです。
ただ、第一部の最後に出てくる市原刑務所に服役している女性など、その罪を償いながら、子供と生き別れ状態なのはよくある話です。
ほんでタクミなんですが(なかなか彼の話にならないなあ……)、一見常識人ですし、第一部では狂人モードには入らないのですが(榊原組の過去話は別)、信じる友のために、彼は第二部で発狂状態に陥ります。
人を殺めます。
彼の記憶にはないけれど、愛する母親を飲酒運転のドライバーに引き摺り殺されたその過去は、そして自分と同じく愛するものの死に発狂して地獄を彷徨った父親の苦しみは、悲しいかな彼にそのまま降りかかってきてしまうのです。
あー暗いなー……。
やめようかな第二部。つくづくこーゆー暗い話を考える自分が嫌いです。
そうそう、タクミの特徴。いい奴。背が高い(信次郎と同じくらい)。まじめ。ある出来事から連れ添う事になった四歳の孤児・愁二郎を命よりも大事にしている。
……もちろん、島田のことも、ですがね……。
キャラクター裏話:
タクミ、この名前はあるキャラから頂いた名前です。まああんまり意味はないけれど。ラクガキも、そう言えば誰かに似てるな~まあいいけど。
バイク好きなのは京也と似ていますが、実際この辺のエピソードも、今後出てくるかも……マザコンバトル勃発の原因にもなったりして……。
ちなみにご先祖の榊原鍵吉は、男谷精一郎信友を神と崇め、精一郎が死去したときは数日間、師の前で断食してその場を動かなかったとも聞きます。男谷精一郎という剣客が、どれほど神々しい人物だったか判るエピソードは他にもたくさんありますが……。




