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青木卓哉

本名:青木卓哉

身長:155センチくらい 小柄 (中学生時代)

体重 40キロ~

生月日:二月十日

好きなもの:野球狂の詩、ドカベン等 水島漫画の熱心な愛読家。

      木下次郎(ドカベン)が目標。

嫌いなもの:サッカー、バスケ他 野球以外のスポーツ



キャラクター概要解説:




 プロローグ。


 物語から14年後、いきなりプロの世界で活躍している青木卓哉。



 んー、別に野球ドキュメントを書こうと思ったわけではないのは、お読みいただければ分かると思うのですが、現代社会で膨大な資産をもちながら、人々に尊敬されやすいというとプロスポーツがまずあるなあ、と単純な理由からです。


 サッカーでもバスケでも良かったのですが、個人成績を描写しやすいのが野球だけだったから笑)、というのもありましたけど。




 ただ、通常世界の人々より膨大な収入を得ている人間が、下界に降りてくる、あるいは下界を知っている、そんな描写をしたかったというのがあり、そしてわたしの青木卓哉のイメージの中に、ある有名な野球選手がいます。




 多分、知らない人はいない、「世界のホームラン王」王貞治さんです。





 ……はァァッ!? と思った人もいるでしょうが、まあ、王さんはその方向では大変有名な方でして、神様、聖人とまでは言いませんが、ああいう人間がこの世にいるんだ、と感心しないではいられない人です。



 わたしの北海道在住の従姉に、下半身に障害をかかえ、歩行困難な女性がいます。十代の頃は病院ばかりで、明るい性格でありながら、やはり厳しい青春時代を過ごしていたようです(わたしは関東に引っ越したので、全ては知らないのですが)。



 さて、ジャイアンツは現在もそうですが、北海道・札幌の丸山球場に年に何回かやってきます。当然、選手達の北海道の楽しみは、すすきのなどの歓楽街に行くのが試合後の定番。


 逆に言えば、そんな楽しみでもなければ、北海道まで試合には行きたがらない部分もあったのかもしれません。プロ野球選手達のすすきのでの豪遊伝説は結構残っています。




 さて、王さん。



 王さんが、歓楽街に出たことの無い堅物かというとそんなことはなく、ホームラン王なんて呼ばれる前の若い頃は散々遊びまくったともいい、その意味では別に彼を神様のようには思っているわけではありません。


 いませんが、せっかくやってきた札幌の滞在時間に、彼は札幌市内の病院や施設をかならず回っていました。


 従姉もまた、王さんのあたたかい訪問に感激し、そしてまたその礼儀正しい、優しい心遣いに感動したそうです。わたしもそのときの写真を何度か見たことがあります。




 へえ~札幌くんだりまでやってきて、障害を持っている方や難病に苦しむ人々を励ますために訪問してたんだ……。


 と、わたしは思ってました。やさしーひとだなあと、でも、あとから調べて見ると、札幌だけじゃあないんですね。王さんの訪問って。


 王さんの病院や施設の訪問は全国津々浦々とんでもない数の場所を訪問しているそうで、特にホームラン王なんて尊敬されるずっと前から、そういった訪問を続けていたそうです。


 実は雑誌や新聞、ウェブ検索等でも膨大にそんな話が出てくるので、王さんの話しはキリがないのですが、それらを全部まとめたら、多分とんでもないことになるんじゃないかな……それくらい、王さんの心優しいエピソードは無限にあるといっていいほどです。



 王さんは国籍の問題や、色々な苦しみをもちつつ、野球界で世界記録を残し、また確固たる地位とその崇高な人間性をわたしたちに見せてくれています。


 もちろん歓楽街にも繰り出すし、争いごとや、尊敬できないエピソードも多少はあったかもしれません。




 ただ、こういった「無償の優しさ」「慈悲」の心が、世界記録を樹立した驚異的な天上人から発せられると……


 ほんの少し、なんだかこの世も捨てたもんじゃないよなあ……


 そう思えてしまうんですよね。




 まあ、プロスポーツ選手のなかには、この世から消えてもらったほうがいいのに笑)……なんて、とんでもない方もいるのも確か。





 男谷精一郎信友は、明治の世に「剣聖」と呼ばれましたが、王さんもまた、「球聖」なんて呼ばれてもいいんじゃないかな……と思います(ビリヤードじゃなくて笑)。





 ……あれ、

 青木卓哉のキャラクター設定とか大百科とか……ゼロでしたね……





 





















 




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