212 光ったら欲しくなるじゃない!
最近の市販品は侮れない。
ウルトラマン系統のフィギュアといえば、造形重視の無可動か、造形と可動を両立させたフィギュアーツみたいなのか、可動中心の超動みたいなのか、お子様向けのチープトイ系に四分される。
造形重視は、英雄勇像とかフィギュアーツゼロとかだね。
フィギュアーツは、ティガ(マルチタイプ)、ティガ(パワータイプ)、ダイナ、ウルトラマンの4種が「真骨彫製法」という高級シリーズで出てる。
このシリーズは、スーツアクターの体型をスキャンして再現しているほか、胸、腹、腰に柔軟な素材を使うことで、広めの可動域を確保してる。
この軟質樹脂が、最初のティガ(マルチタイプ)だと耐久性に問題がありすぎて、ちょっとポーズとらせて飾っておくと亀裂が入ったり、腕と胸がすれると色落ちしたりして、大変だった。
あたしの持ってるティガ(マルチタイプ)も、腰をひねったファイティングポーズとらせて3か月くらい飾ってたら、腹部の軟質パーツに何本も亀裂が入ってしまってた。
その後に出たティガ(パワータイプ)やダイナ、ウルトラマンでは、軟質樹脂部分の材質を変更することで問題を解決したらしい。
試作段階で気付けって話だけどね。
このシリーズでダイナが出たのは、スーツアクターがティガ(マルチタイプ)と同じ人だからだろう。スキャンデータが流用できるからね。
後は、手間暇考えるとかなりの人気キャラ(要するに売れるキャラ)じゃないと割に合わないだろう。
超動シリーズは、10cmくらいのミニサイズでありながら、なかなかによく動く。
ただ、食玩ということもあって、値段を抑えるために塗装で手を抜いている。
具体的には、背中に色が塗られていなかったりとか。
最新の超動αに至っては、足の付け根に設けられた球体関節部分は成形色のまんまで全く塗られていない。
ウルトラマンなら問題ないけど、エースが足の付け根だけ赤いとか、冗談じゃない。
コストとの天秤だから仕方ないとはいえ、安っぽさが半端ないのよ。
サイズを考えれば、本当によく動くんだけどねぇ。
お子様向けのチープトイ系は、大小様々なソフビとか、指が4本固まって動く系の可動フィギュアとか。
こういうのとは別系統の考え方で、光ったり鳴ったりする系のものもある。
ポーズ固定系のアルティメットアーティクルシリーズとか、肩だけ回る光の巨人シリーズとか。
まぁねぇ、自分でもこらえ性がないとは思うんだけどさ、欲望って、生きる力の源だったりもするじゃない?
何が言いたいかっていうと、要するに、欲しくなったら買っちゃうよねってこと。
アルティメットアーティクルのティガは、去年須賀川で見たわけだけど(170回)。
マスプロ製品でこの性能は、やっぱり欲しくなっちゃうよね。
や、元々発売当初から欲しかったんだけど、さすがに定価3万6000円は高すぎて手が出なかったのよ。
1万円台で中古を見付けたら、絶対買う! とか思って待ってたら、見付けちゃったわけだよ、明智くん。
そしたら、買うしかないよね~~~。
うん、身長40cmは伊達じゃない。バカでかかった。
あたしが改造したジャンボソフビ(76回)よりでかい。
フィギュアの足の裏に端子(雌)が付いていて、台座から生えてる端子(雄)を差し込んで立たせるようになっていて、これだけだと端子が折れそうで怖い。
一応、台座背面に補助具を付けられるようになっているんだけど、あんまりきっちりはまらない上に格好悪いんだよね。
スイッチは、オフ・青・赤の3段スライドになっていて、スイッチを青に入れると変身音が鳴って目とカラータイマー(青)が光り、赤に入れるとカラータイマーが赤点滅して点滅音が鳴る仕様。
これだけだと、あたしが改造したものの方がすごいような気がするけど、もう一段階。
赤点滅になって30秒くらいすると、光線音が鳴るのだ!
ティガの場合、ゼペリオン光線のエネルギー集中から光線発射までの一連の音が鳴る。この音は、あたしの改造では入れられない。
アルティメットアーティクルはプレバン限定だから、厳密には市販品とは言えないかもしれないけど、なかなかやるじゃん。
ただ、光線音の後は、カラータイマーが青に戻るんだけど、スイッチは赤のままで、青に戻すとまた変身音が鳴っちゃうんで、そこはちょっと残念だね。
フィギュアーツ系は、可動と造形レベルの両立という点ですごいと思う。
思うんだけど、あたしは、可動によって模様の線がズレたりするのが嫌なんだよね。
ウルトラアクトは、線がずれないようにパーツ分けを工夫するってこだわりでやってたわけだけど、その分可動がよくなくて、滅んじゃった。
まぁ、顔とかプロポーションとかに独自解釈出し過ぎて不評だったってのもある。
オークションとかだと、目とカラータイマーが光るように改造されたフィギュアーツなんかも出品されてたりするけど、あれを改造する人ってすごいと思う。
あたしは、ウルトラの星計画とかRAHみたいな服を着たタイプの可動フィギュアの方が好きなんだけど、あれはポーズをとらせて飾るには不向きだって欠点があることもわかってる。
服の張力が関節の可動域や保持力に影響を与えるって欠点は、なかなかクリアできないからね。
そういう点では、アルファマックスのティガ(173回)は、可動域こそ狭いけど、造形と可動と発光をうまく調和させた傑作だと思う。
このアルファマックス、海外メーカーなんだけど、わかってる造りなのよ。
磁石スイッチがスパークレンス型ってところも、わかってるって感じ。
ウルトラの星計画をオマージュしたのかもしれないね。
サイズ感も手頃でいい。お値段は高めだけど。
最近、これのダイナが発売されて、ガイアも発売予定らしい。
ダイナでは、リーフラッシャーが磁石スイッチになっていて、なんとクリスタル部が可動するんだって!
なにそれ欲しい。
型取って複製作りたい。
あと、どうも中国メーカーっぽいんだけど、「SPECTRUM ACG S」っていうゾフィー、ウルトラマン、セブン、エース、ウルトラの父の可動フィギュアで、目とカラータイマーが光って、赤点滅もするシリーズがある。
このシリーズでは、磁石スイッチはコイン状になってるんだよね。
ゾフィーとかウルトラの父には変身アイテムがないからかなぁ。
造形は、顔がウルトラアクト以下でイマイチだけど、可動は結構優秀。
なにせ、スペシウム光線のポーズが一応取れる。片膝ついた姿勢もできる。
電池、というか回路は、頭部(目)と胸部で別になってて、磁石スイッチも頭部と胸部で別になってる。
配線の簡略化のためかな? 首に配線通すの面倒だからね。
スイッチ入れるのが2回になって面倒な面もあるけど、ある意味合理的だ。
目はONとOFFだけ、カラータイマーは1回目で青、2回目で赤点滅、3回目でOFFって感じで、回路を単純化できるから。
アルファマックスみたいに、目とカラータイマーを連動させると、多分回路が複雑になるはず。
あたしが改造する上でも、参考になった。
電池を目とカラータイマーで共有すると、赤点滅の時に電流量が上下して目までうっすら点滅しちゃうことが多くて、実際、ジャンボソフビ系では、目を別系統の電池にしてたりすることもあるんだけど、ウルトラの星計画でそれをやるのは、スペース的に難しかった。
もしウルトラの星計画の頭部に電池ボックスを入れられたら、目の光を安定させられる。
これは、要検討ね。
どうでもいいけど、このシリーズでも新マン無視されてんだけど、ゾフィーとウルトラの父を出しといてなんで新マン飛ばすかなぁ?
最近見付けたのが、ZDTOYSっていう海外メーカーで、ティガとガイアの可動で光るやつ。
こっちは、造形は割といいけど、可動はウルトラアクトっぽい感じで、やや悪そう。
こっちはこっちで、なんでダイナ飛ばしたのかわかんないねぇ。
ダイナとガイアなら、ダイナの方が人気も知名度も高そうに感じるんだけどなぁ。
いや、まぁ、ダイナもガイアもあたしは買わないけどね。
こいつは、アマゾンでいくつかのお店が扱ってるみたい。
4000円弱、送料込みでも5000円弱と、値段もお手頃。
一応お店の評価も見たけど悪くない感じだし、よし! いっちゃえ!
注文すると、翌日には「出荷しました」の文字と、宅配業者の追跡ナンバーが来た。
その割に、配達予定は13~18日後で、妙に幅が広いんだけど。
追跡ナンバーで調べても、「登録なし」と出る。まぁ、昨日の今日だからね。
翌日、もう一度チェック。登録なし。
ん~、配送手続から2週間以上かかるってことは、業者内での手続が終わっただけで、実際の発送業務はまだ、とか? 追跡ナンバーって、伝票番号だよね?
ってことは、伝票は書いたけど、実際の発送手続きはまだってことなのかな。
到着予定期間初日、登録なし。
到着予定期間最終日、登録なし。
業者のプロフィール画面には、アマゾン経由のメールで連絡してほしいと書かれてる。一応、直のメアドも書いてあるけど。
アマゾン経由のメールって、どれよ?
画面には、明日以降、返金手続ができますとか表示されてる。
翌日になって返金手続の画面を開くと、業者との連絡用チャットが開いた。アマゾン経由って、こういうことかぁ。いや、わからないって(^^;)
とりあえず、今どうなってるのかを確認する文面を入れたら、翌日、「税関で引っかかってるので待ってほしい、返金は商品到着後に返品するかたちで応じる」って内容の返事があった。なんだ、対応素早いじゃん。
ていうか、税関で引っかかるってどういうこと? 中国の会社で作ってるものだからうるさいの?
国内の宅配業者使ってるから、中国から発送とは思わなかったよ。
とにかく、そういうことなら、ある程度待ってからじゃないと返金の話はできないね。ていうか、あたしとしては、モノが届くならそれでいいので。
さらに1週間後、何の前触れもなく商品が届いた。
呆れたことに、アマゾンの注文画面では、いまだに到着日未定になってる。
こういうもの買う時は、輸入業者からの方が安心かもしれないねぇ。
で、肝腎の中身は、と。
ん、サイズはやっぱりウルトラアクトくらいだね。
顔は…写真の印象よりデキが悪いなぁ。角度美人なのかなぁ。
電池付属ね。アマゾンのレビュー見たら、自分で入れなきゃならないらしい。
電池交換の説明は中国語で書いてあるけど、イラスト付きだから、まぁわかる。
首を引っこ抜くと、カラータイマーの奥まで届く円筒形で、その中のLEDの光がカラータイマーのカバーを通して見える仕様だった。
ていうか、これ、電池入ってるじゃん?
付属の電池は予備かぁ。
ん~、目とカラータイマーは別の回路なのね。
SPECTRUMのウルトラマンと一緒だ。
目の光がなんか暗いのも一緒だ。
可動は、と。
とりあえず、右手首を平手に換えて、ファイティングポーズとらせてみよう。
手首のはめ外しは、割と素直ね。
ん? 上腕に回転軸がないから、右手に表情つけにくいなぁ。
おっかしいな、ゼペリオン光線のポーズとれるんだから、肘が横に曲げられるはずなのに。
…お~~~~、肩で倒すのかぁ。
なるほど、ゼペリオン光線のポーズはとれるような関節構造なのね。
股関節の可動域が狭いから、そっちでも表情つけにくいなぁ。
カラータイマーの光源が胸の奥だから、体を斜めに向けると正面からは光が見えにくいのね。
まぁ、不満もそこそこあるけど、なにせ光って可動して4000円弱だからね。
これで十分でしょ。
日本で作れば、もっとレベル高くなりそうなのに、なんで作らないのかなぁ。
「税関で止められた荷物ってこれか? 変な粉とか入ってなかったろうな?」
天さん、そういう冗談は面白くないって。そんなん、届くわけないじゃんか!
とりあえず写真撮ろうか。
って、あれ? 光が消えてる? なんで? 3分タイマーとかあったっけ? や、それにしたって3分経ってないよね。
もう一度光らせて…すぐ消えた? もしかして、電池切れ?
あ、そっか。だから別立てで電池入ってたんだ。
んじゃあ、もっかい首引っこ抜いて電池交換しようか。
お~、明るい明るい♪
よしよし、これなら十分いけるね。
いい買い物したわ♡




