189 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(掌動・ティガ編)
「あ、小っこい電池! そーか、釣りの浮きとかに使うやつだったのかぁ!」
前にネットで見た掌動ティガの改造で使っていた電池、つい買ってしまった。
超動ウルトラマン改造を経験して、あのサイズでも光らせるだけならなんとかなるってことはわかったから、次は電池も内蔵を目指す。
さすがに、ネットで見たやつみたいに磁石でスイッチ制御とかできるわけじゃないけど、背中からスイッチを生やすくらいならいけるよね。
あたしには、厚さ1mm幅4mmのちっこいスイッチがある!
あ、そうだ。まず、この電池でLEDが点くか確認しないと。
電球色のLEDは、イルミネーション用の銅線付きのチップ型を使おう。
うん、光るね。
素材はどうしよう?
この前アルティメットルミナスを光らせたメビウスの超動があるね。
今度こそ前腕の中にLEDを埋めて、光線用手首と普通の手首の交換とかしてみたい。
あとは、ティガとか?
掌動・超動・超動αと3種類あるから、どれでもいけるし。
3つあるって言えばタロウもそうだけど、タロウの場合は額もあるしなぁ。
失敗する可能性も考えると、ティガかなぁ。
ネットで見たティガは掌動だったよね。腰が可動しない分、配線スペースが取りやすいとかなんとか。
まぁ、それに従って掌動にするか、光線パーツが透明で光らせられそうな超動にするか、一番よく動く超動αにするか、考えものだねぇ。
光線光らせるなら後日メビウスでやることにして、とりあえず全部内蔵で動きますを求めて掌動ティガを改造しようか。
そうと決まれば!
まず、掌動は最初期だから、目とカラータイマーがクリアパーツじゃないし、顔の造形もイマイチなんだよね。
これ、せっかくだから、超動ウルトラマンの時みたいに顔を作り直そう。
超動αシリーズの顔って、造形バッチリなんだよね。
まず、超動αの顔の型を取って、クリアのレジンで目を薄く作って裏に白のレジンを薄く塗り、更に白のレジンで顔全体を作る。
目以外の部分を銀で塗って、裏側も銀で塗る。よく塗っとかないと、光が漏れちゃう。
掌動の顔を剥がす。
超動はクリア素材だったけど、掌動だと頭部全体がゴムっぽい素材で、首のボールジョイントの受けになる筒を覆う感じで作られてるみたい。
超動はバラしやすかったけど、掌動は綺麗に顔面剥がすの大変そう。
ある程度削ったところで、複製した顔を当ててみる。
う~ん。掌動の耳を残して、顔の方の耳を切り落として調整した方がよさそう。
で、ウルトラマンの時に考えたんだけど、首のボールジョイントと受けの筒はそのままに、顔と筒の間にLEDを入れてみようか。
うん、顔のすぐ後ろで光らせても、ちゃんと両目が光るね。
ただ、このままじゃ顔が浮いちゃうから、頭部の方を筒ギリギリまで削らないと。
よし、顔がくっつくところまで削れた!
LEDの位置を調整して、筒の前にLEDを接着。更に顔面を接着。
首のパーツに、目のLEDの銅線が通る穴を開ける。
頭部完成!
次は体ね。
胸部パーツを割って、カラータイマーのところに穴を開ける。
そうね、クリアパーツじゃなくて一体成形だから、こういう苦労があるんだったわ。
やっぱり狭いよね。電池は腹部かな?
腹部・腰部のパーツを割ってみる。
なによこれ!? 全然スペースないじゃない!
どうしよう、電池入れるとこがない。
そういえば、ネットのティガは、太股に電池入れてたっけ。むぅん。あたしにはちょっと無理かなぁ。
…背中なら。横にすれば、ギリいけるかも。
試してみると、入った! あたしってば、天才!
チップ型の青LEDに極細の銅線をハンダ付けして、カラータイマーの位置に合わせる。
クリアパーツが入ってなかった分、カラータイマーの穴の後ろにLEDを入れられるようにはなってないから狭いわね。
胸下の板を削って、そこにはめる感じで当てたらどうかな? よし、光が見える!
接着して、銅線は腕の可動軸の上を通す。
頭部をはめて、目の銅線とカラータイマーの銅線をそれぞれハンダ付けする。
コイン電池で確認すると、目もカラータイマーもちゃんと光った。
背中に、スイッチを出すための穴を開ける。
痛~~~っ! ナイフで左の親指切っちゃった!
最近、このパターン多いなぁ。この前はピンバイスで中指切ったし。
パーツが小さいのが悪いのよ!
包丁では、指切らないのに。
ともかく、スイッチに+をハンダ付けして、もう1本ハンダ付けした銅線を電池の+に直接ハンダ付けして、-の銅線を電池の-にハンダ付けする。
スイッチON! 1・2・3! …って、目が光らない!?
え、なんで!? ハンダ付け上手くいってない?
あ、電池取れちゃった…。やっぱ直接だと付きにくいかねぇ。
さっき使ったコイン電池に銅線を触れさせる…目も光った!!?
小型電池…光らない。
え、出力足んないってこと?
別の電球色と青のLEDを同時に小型電池に触れさせる……両方光った。暗いけど。
これってあれかな? 青と赤は同時に光りません的な。
電球色って、たしか、微妙に青より電圧だか必要電流量だかが上だったような…。
だったら、抵抗を挟んだら変わるかな?
青側に抵抗を付けて試したら、目も光った。
よし、じゃあこれで…って、抵抗の収納スペースないじゃん!
どうしよう? 考えろ、あたし!
ボディ前面のLEDの方に抵抗を付けたらどうかな?
あそこ、溝切っといたし、入れられるかも。
チップ型LEDを一旦外し、そこに付いてる+の銅線を途中で切って、抵抗を挟む。
もう一度LEDを接着して、ボディをはめてみる。抵抗を溝の脇に挟み込めば、ボディもはまる。
よし、これで見込みが付いた。
後は、電池が外れやすいのをなんとかすれば、完成できそう。
今の問題の1つは、目のLEDの銅線が長くて固いから、電池との接合部に余計な負担が掛かってること。
短く切って、後は極細の銅線に繋いだら、負担を減らせるかな?
あと、電池と銅線の接合部の上から、テープで補強してみる?
青からの銅線を短く切って、カラータイマーからの極細銅線とハンダ付けして、更にそこから極細銅線を延ばして電池の-とスイッチに繋ぐ。
スイッチと電池の+を繋いで、銅線をテープで電池に留める。
テストすると、一応目もカラータイマーも光る。
後は、スイッチを溝から出して、胸パーツをはめるだけなんだけど、スイッチを溝に通すのがメッチャ難しい。
小さいって、それだけで難易度高いのね。
溝の内側にある補強用の板の部分をちょっと削って、スイッチが通りやすいようにする。
後は、電池にハンダ付けした銅線に力が掛からないようテープを貼って、スイッチを溝に通して。
抵抗が引っかからないよう収めて、胸部パーツをはめる。
ちょっと弱気に、ボディに接着しないではめ込むだけにしとく。
スイッチON! 1・2・3!
って、あれ? 目が光ってない? うそ、もう断線!?
と思ったら、一応点いてた。暗いとこ行くと、光ってるのがわかる。
電池の出力が小さすぎるのかなぁ。
やっぱ内蔵って難しいのね。
まぁ、それでも一応、可動にほとんど影響せずに発光改造できたのは上出来よ。
胸パーツの下に抵抗がある分、胸と腹の間でひねりの入る範囲が狭くなったけど、手足には影響ないもんね。
目とカラータイマーが光る掌動ウルトラマンティガ、完成で~す!!




