表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/116

97話〜指し示すままに

ハウゼルはセレネア達の応急処置をし終えると急に眠くなり眠ってしまった。そしてブルーノアの声を聞き真実を知る。

 ここは洞窟の中。ハウゼルは自分の仲間達とセレネアの治療などをしていた。


 ハウゼルはセレネアの身体の状態を見ていた。


「何度か起こしてはみたが、起きる気配はない。治療の方はこれで済んでいる筈なのだが。やはり、ショックの方が大きかったのかもしれないな。さて、どうする……」


 セレネアを見ながらハウゼルは考えた。


 すると、急にハウゼルの視界が歪みだし、


「これはいったい……」


 すると、バタンと倒れ込むように眠ってしまった。


 ……ハウゼルの夢の中で語りかける者がいた。


 “ハウゼル。私は、空間を管理する女神ブルーノア。貴方に伝えなければならない事があります”


(これはいったい……ここは何処なんだ?)


 “私は貴方とは会話をする事は出来ません。ですが、今後のレオルドの為、この事だけでも伝えておかねばと思ったのです”


 ハウゼルはブルーノアの話を聞いていた。


 ブルーノアはハウゼルにブラットの事やレオルドの事、そして今何が起きているのかを話した。


 “ハウゼル、私は真実を全部レオルドに話してはいません。真実を全部話してしまえば、恐らく運命が変わってしまうかもしれません……それと、セレネアの事なのですが、本来ならここで死を迎える筈でした。いえ、これは間違った運命の為か、本来であれば、運命のズレが起こっていなければ、このような事は起こる筈がありませんでした”


(なるほど、そうなると……)


 “それでなのですが、ハウゼル。セレネアが生きている事はしばらくの間は、レオルドにも誰にも知られないようにして欲しいのです。それと、レオルドは今レマイスの所に向かっています”


(レオルドがレマイス様の所に……)


 “先程私は、レマイスに真実を伝えておきました。そして、これからのレオルドの行動の指示も伝えてあります。それで、貴方にはネリウスの所に行き伝えて欲しいのです。レオルドが仲間を裏切り城に戻ったと……”


(ネリウス様を欺くという事か……)


 “これは貴方とレオルドにとって酷な事かもしれませんが、私はゲリュウデスに気づかれる訳にはいきません。そろそろゲリュウデスが来る頃だと思います。この場を離れなければなりません。ハウゼル……レオルドとセレネアの事をお願いしますね”


 ハウゼルはブルーノアを見て頷いた。


 ブルーノアはそれを確認すると安心した顔になり姿を消した。


 そして、ハウゼルは目を覚まし辺りを見渡した。


(レオルド。アイツ大丈夫なのか?うまくやれればいいが。そういう、俺もネリウス様を欺くとなると。さてどうする?……それはそうと、セレネアを上手く隠さなければな。それに、死んだ事にするとなると……)


 そして、そう思いその場でしばらくこれからの事や色々な事を考えていたのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

さて…この後レオルドやハウゼルはどうなって行くのでしょう…

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ