表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

73/116

73部〜ドルマノフが知るブラットの過去‥③

ドルマノフは神秘の都スカイネーブルの王立図書館で、ブラットの力の事について何か分かるかもしれないと調べていると。

 ドルマノフはあれから直ぐに家に戻り、必要な物だけを持ち神秘の都スカイネーブルに急ぎ向かった。


 そしてスカイネーブルに着くなり、王立図書館へと向かった。


 ここの図書館には他の図書館とは比べ物にならない程の多種多様な書物が揃っている。


 そしてドルマノフは古い書物が揃っている部屋で、ブラットが使ったあの力と一致もしくは似たものがないかと探していた。


 すると大賢者ネリウス=ブレラがドルマノフがここに来ていると知り挨拶に来た。


「これはドルマノフ様、お久しぶりでございます」


「おお、ネリウスか。久しぶりじゃのぉ」


「それでドルマノフ様は、本日はこちらにどのような御用件でお見えになられたのでしょうか?」


「ふむ。少しばかり気になる事が出来、調べに来たのじゃが」


「気になる事とは?もし、差し支えなければお教え願いませんか?お一人で図書館が所有する本全てを拝見なさるのは、大変かと思われますので」


 ドルマノフは少し考えた後、


「そうじゃのぉ。だが、この事は他言無用でお願いしたいのじゃが」


「はい、承知致しました」


 ドルマノフはブラットの名前を言わずに、力の事だけを教えた。


「それは事実なのですか?確かに、不思議な力のように思えますね。それで、その者の名前は何と言われるのです?」


「すまぬが。今はまだ、名前を教えるわけにはいかんのじゃ」


 ネリウスは軽く舌打ちをした。


「そうですね。承知しました。では、私はあちらの方で、書物を調べてこようと思いますので」


 ネリウスはそう言うと別の部屋に入っていった。


 ドルマノフはそれを確認するとまた本を開き調べ始めた。


(少しうかつだったかのぉ。ネリウスにブラットの力の事を言ってしまったが、恐らくはあれも、神の声を聞いている筈じゃが……神は新たな王が産まれたと言われた。だが、それが誰とは言わなかったが、ちょうどブラットが産まれて間もなくぐらいじゃった筈じゃ。それ故に気になる。もし、そうだとすれば、悪用される前に手を打たねばならぬ。だが、そうあって欲しくはないのじゃがな)


 そう思いながらひたすら本を開き調べていた。


 そして別の部屋ではネリウスがその力について夢中で調べていたのだった…。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)

次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ