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 さて、突撃……隣の常夜城。


「宰相」

「なんですかな?」

「何か良いバインド対策はありませんか?」

「おや、ご存じない?」

「相変わらずの不敬っぷりですね」

「HAHAHA。まず1つ、魔法耐性……つまり精神を上げる。2つ、先手必勝片道切符。3つ、魔力抵抗。それと【魔力視】で発動の感知は可能ですな」

「1つ気になるのがありますが、まあ良いでしょう」

「バインド発動前にしとめれば良いのです。そうすれば発動しませんからな」


 精神を上げれば魔法抵抗により、拘束される事がなくなる。

 発動者を殺ってしまえば、当然発動前に霧散する。

 捕まったら魔力を流し、抵抗する。

 後は目視により発動を感知し、回避する。


「バインドにはそこそこ種類がありますな。まずはそれを知らなければ対処もできぬでしょう」


 単体指定、設置型、範囲など複数存在し、当然物によって対処法も変わる。


《短杖》【スタティックバインド】

 設置型のバインド。範囲内に入った対象を瞬時に拘束する。

《長杖》【クイックバインド】

 拘束速度は早いが、拘束力が弱めのバインド。

《本》【カウンターバインド】

 射程が短いが、拘束速度が早く、拘束力が強いバインド。

《水晶》【エリアバインド】

 範囲内の対象複数にバインドを仕掛ける。拘束速度が遅いが、拘束力は普通。

《影魔法》【シャドウバインド】

 影を伸ばし対象を拘束する魔法。

《木魔法》【フロンスバインド】

 蔓を伸ばし対象を拘束する魔法。

《空間魔法》【拘束結界】

 対象を閉じ込める結界を張る。

《陰陽術》【五行封印】

 5箇所に札を置き、対象を閉じ込める結界を張る。


 と、結構多いようですね。《空間魔法》の【拘束結界】はまだ未発見だったはずですし、《陰陽術》に限ってはこれ自体が未発見では?

 《陰陽術》は後で聞くとして、まずはバインドを聞きますか……。


「バインドにはそれぞれリング、フープ、チェーン、結界と拘束方法が違います」


 【クイックバインド】がリング型。手首と足首にリングが付いて固定される。

 【エリアバインド】がフープ型。二の腕、お腹、太もも、足首辺りで縛られる。

 【シャドウバインド】【フロンスバインド】がチェーン型。地面や壁から伸びた影とか蔓が巻き付いて来る。

 【スタティックバインド】はフープからチェーンの複合型。設置範囲内に入るとフープで拘束され、そのフープから地面にチェーンが伸びて固定される。

 【カウンターバインド】は攻撃してきた対象をリングで固定しつつ、更にチェーンが地面に伸びる。


「サイアーに回避は無理そうなので、リング型とフープ型は甘んじて受けてくだされ。【スタティックバインド】はそもそも範囲内に入らねば良い。【カウンターバインド】は対近接用ですな」


 チェーン型は地面から伸びたロープが巻き付いて来て、引っ張られる形式なので、拘束力が強いけど拘束速度は遅い。そのため捕まえに来る影や蔦を弾けば、逃れる事が可能らしいです。

 逆にしつこいので、避けるのは不向き。開始地点さえ工夫すれば、動きが早い敵はむしろこっちの方が結果的に邪魔できるとか。

 つまり【シャドウバインド】と【フロンスバインド】は、【マジックパリィ】が適した対処法。私の場合は【鏡の型】ですね。

 逃げると追ってくるけど、弾くと諦めるとか。


 【スタティックバインド】と【カウンターバインド】は、発動条件が少し特殊な代わりに、バインドとしての効果はかなり高い。そのため警戒するのはこの2つ。

 前者は魔力視での警戒。後者は近接攻撃をしなければいい。


 【拘束結界】や【五行封印】はバインドの中でも少々特殊。

 拘束と言うより閉じ込める、または隔離系。効果中はこちらからの攻撃も弾かれる状態ですね。

 これの対処法は結界生成前に範囲外に出るか、物理的に結界を破壊するか。効果範囲によって結界強度などが増減するようですね。

 閉じ込められたのが私1人で範囲も狭いようなら、【ダークバースト】だと壊すのが楽と。

 まあ、プレイヤーで使えるのはまだいないでしょう。


「確実なのは精神を上げる事。精神の高い格上はほぼ不可能ですからな。儂にバインドかけてみなされ」


 宰相に【シャドウバインド】を使用したところ、影の紐が複数絡まりに行き……弾かれるようにして消滅しました。

 確かにこれなら安心でしょうけど、プレイヤー同士ではほぼ無い現象では?


「まあ、サイアーの場合は恐らく……」


 そう言いながら宰相がバインドをしてきました。

 【クイックバインド】により手首と足首にリングが付き、その場に固定されます。


 面白いですね。空間に固定される……と言えば良いのでしょうか。

 しかしすぐにエイボンが勝手に浮き、横回転をしながら私の周囲を回り始めました。バインドカウントがかなりのスピードで減っていきます。


「やはり抵抗するか」

「敵性魔法の自動抵抗……【アンチスペル】の効果ですかね」

「でしょうな。本来は魔力をバインド箇所に流し、抵抗するのです」


 【魔力操作】で意識するとカウントが更に速くなり、ピシピシとヒビが入り最終的にはパリィンと粒子に変わってバインドが解除されました。

 プレイヤーからのバインドなら、エイボンだけで十分そうな気がしなくもない。


「バインドに関してはこのぐらいですな」

「助かりました。ところで宰相、《陰陽術》とはなんです?」

「おや、ご存じない?」

「それはもう良いです」

「御札を使った少々特殊な魔法形態ですな。触媒の御札がないと機能しないのが弱点でしょう。利点は……魔術に近いためMPの燃費が良い」

「ふむ……魔術は具体的に魔法と何が違うのです?」

「具体的に言うなれば……マナを使用するか、保有魔力のみ使用するかでしょう」


 魔術とは、一部の者達が周囲の……世界に満ちている天然の魔力、所謂”マナ”も使用して発生させる現象のこと。

 それらを誰でもできるようにしたのが魔法であり、保有魔力を使用する。

 現象規模の差はあれど、大体同じことができる。


 人が持っている魔力だけで発生させる現象より、周囲の魔力を使用した現象の方が規模は大きくなる……と言うのはまあ、理解できますね。

 ちなみに主な使用者は外なるものや竜、そして精霊。これらが種族的に扱う者達。


「使いたければ精神を上げる事ですな」

「宰相は?」

「使えますぞ。まあ、使うような状況になりませんが。儂ぐらいなら魔法で十分です。都市や竜をぶっ飛ばす時ぐらいでしょうな」

「物騒ですね」

「上位竜の【ドラゴンブレス】が魔術だと思って構いませんぞ? あれに比べれば亜竜のブレスなんぞ塵ですからな、ハハハハ」


 上位竜と言えば、キャンプの時に襲来してきた雷嵐竜レベルでしょうか。


「竜に付いて知りたいとか思ってたんですよね。人類の本は読みましたが……なんか違う気がしたので」

「ふむ……図書室でも見てきたらどうですかな? 御札のレシピもあるでしょう」

「御札は錬金ですか?」

「ですな」


 ハウジングメニューから図書室の場所を……1階の端にありますね。レシピ本と竜の本を探しますか。

 後は……気になることありましたっけ。あー……あれを聞いてみましょう。


「宰相、外なるものに定命の者と言われたのですが、不死者も死ぬのですか?」

「勿論死にますぞ? 不老なだけで不死ではありませんからなぁ。我々は死ぬと言うより、消えると言いますな。不老不死は外なるものぐらいでしょう。ある意味ではサイアー達異人も……ですな」


 なるほど。

 人類からすれば不老でも十分『不死者』ですか。でも完全な不老不死である外なるものからすれば、不老の不死者も定命扱い。

 『不老程度ではなー!』感がありますね。

 不死者が不死者と呼ばれるのは、見た目のせいもあるのでしょう。人が死んでなお動き続けている者達……的な。


 不死者は『消えたら』輪廻直行。ステルーラ様の立像で『終わり』を願う方法があるようです。

 外なるものはあくまで『退散』であり、深淵強制帰還。休憩かいふくしたらまた来るので、目を付けられた時点で詰み。

 まあ下手に退散させてしまうと、刺客のレベルが上がるらしいので……無関係の周囲からしたら『さっさと死んでくれ』だと思いますけど。


「では次はラーナにバインド対策を聞いてきます」

「それは時間の無駄なので止めなされ。『発動前に叩き斬れば良いのですよ』とか言われるだけですぞ」

「…………」

「やつはそれをする実力がありますからなぁ……」

「……では図書室へ行ってきます」

「それが宜しいかと」


 ラーナの元へは行かないとして、真っ直ぐ図書室へ向かいましょう。



 学校の図書室の様な場所ですね。錬金のレシピ本と竜に関しての本を探し出し、目に止まったステルーラ様の本を持ち席に着きます。

 ログを確認しながらレシピ本を見てから、竜の本へ。



 竜についてここに記す。

 まず、強さは亜竜<壁<竜(属性相性次第)<古代竜<神竜となる。

 竜はドラゴンパピーから環境に合わせて進化し、属性も姿も環境に影響される。

 神竜や古代竜もドラゴンパピーからだが、純正竜と同じドラゴンパピーではないようだ。精霊に近いと言えるので、エレメンタルドラゴンパピーとかだろう。

 地上では《竜魔法》を使えるから亜竜も竜だと思っているが、竜達が同種と認めているのはパピーからの竜。

 古代竜や純正竜だと人とエルフの様な感じだが、彼らから見た亜竜はトカゲだ。お腹が空いた時にいたら狩って食べる程度の存在である。

 ちなみに神竜や古代竜は魔術を使いこなし、純正竜が育った上位竜はブレスに使用する。亜竜の《竜魔法》の使用頻度が低いのは、燃費が超絶悪いからだろう。


 余談として、所謂『ドラゴンの血』が重宝されるのは……要するに、馬鹿魔力を持った生物の血が貴重なだけで、高魔力と言えばドラゴン! だからだろう。

 つまり『ドラゴンの血』が特別というより『高魔力持ちの血』が欲しいのだ。

 魔力を持った素材と言うのは総じて貴重である。



 そもそも血は関係ないじゃないですか。

 ドラゴンパピーからの進化が竜であり、亜竜は完全に竜モドキ。それっぽい感じに進化した何か……ですね?

 正直進化という概念がある世界だと、見た目が変わりすぎて判断できないのがいるのでしょう。原型無いのとかいそうですよね。


 次はステルーラ様の本ですね。



 4柱の長女と言える副神ステルーラ様。

 光と闇の狭間から生まれ、光と闇を司る。

 生と死……時と言う抗えぬ運命を司りし1柱。

 誓いを破りし者に断罪を。

 その一方で居場所を失った化物達を匿う優しき女神。


 灰色の髪に玉虫色の瞳。神託を与えし美しき悠然たる女性の姿は、人類に合わせた化身である。

 その本体は次元の裂け目で絶え間なく形……サイズすらをも変え、くっつき分かれを繰り返す、玉虫色の球体の集合体。

 神々にとって姿形など些細な物だが、人類はそうもいかない。そこで化身として人の姿をとった。


 魂を見る神々は口だけの嘘がお嫌い。

 その中でも契約と断罪を持つステルーラ様は特に。よって、信者は忠実であれ。

 ステルーラ様が欲するのは盲目の信仰ではなく、己に、そして他者に……忠実である事。


 何も言われない事は決して許されているわけではない。

 その事を……忘れることなかれ。



 ふむ……盲目の信仰ではなく、忠実さですか。信仰と言われてもよく分からないので、助かると言えば助かりますね。

 これ要するに……信仰や神々を言い訳にせず、自分で考えろですよね。

 まあ、利用することが透けて見える態度はとても不愉快というわけですね? この世界は実際に神々から刺客が来ますからね……。


 さて、御札のレシピも手に入りましたし、読書は止めて作ってみましょうか。

 魔力紙は……自作するには時間かかりますね。メーガンさんが売ってたはずなので、とりあえず買って作ってみましょう。


 始まりの町へ飛び、メーガンさんのお店へ。


「師匠、魔力紙ありましたよね?」

「あるよ」

「ちょっと作ってみたいのあるんですよ」


 魔力紙を1枚売ってもらい、《錬金》の30で覚えた【魔力錬成陣】を使用します。本来魔力で錬成陣を書くアーツですが、これで五行陣を刻む。


[道具] 五行札 レア:Ra 品質:C

 魔力を呼び水にマナを吸い取り効果を発揮する、使い捨ての御札。

 《陰陽術》系統の発動に必要。



〈特定の条件を満たしたため、《陽術》が解放されました〉

〈特定の条件を満たしたため、《陰術》が解放されました〉



「ほう、五行札かい。久々に作ってる人を見たねぇ……」

「使われてないんですか?」

「使う者は使うが、あまり多くはないね。うちも納品用ぐらいしか作らんさね」

「効果が微妙とか?」

「いや、資金と使い勝手の問題さね。効果時間は長いが消耗品だからねぇ……一部の上級冒険者や聖職者とかが使う」

「なるほど。これ1枚いくらです?」

「Cで300。陣を刻むのはそれなりに高等技術だからねぇ。何より手間さね」


 魔力紙1枚400で御札が8枚できるので、2000の儲けですね。

 重要なのはそこではなく、御札の入手でスキルが2個解放される事でしょうか。そこそこ作って委託に流しましょうかね?

 スキル解放用なので、1アカウント1個に購入制限かけましょうか。解放するだけならトレードで渡してくだけで十分でしょうし、スキル上げたい人は……アイテムは分かったのですから探して下さい。


 《陽術》がバフ。《陰術》がデバフ系のスキルみたいですね。

 どちらもレベル1は筋力上昇と低下のアーツですが、エンチャントと被りますね。こちらの方が効果時間が長いのでしょう。上昇量などは試さないと不明。


 とりあえず販売用を作りますか。



 師匠と話しながら作ることしばらく、ふと思いついた事を聞いてみましょう。


「そう言えば師匠、錬成陣を改良しようと思うのですが……」

「は? なんだって?」


 師匠、凄い顔してますね。その顔だけで地上ではどんな事か察せますよ。


「……地上には出さない方が良さそうですね」

「いや、出すこと自体は構わないけどねぇ……。可能なのかい?」

「宰相が言っていたので可能なはずですよ。どこまで効率化できるかはまだ試してないので分かりませんが」

「……宰相?」

「常夜の城にいる宰相ですよ」

「ああ、冥府のね……。完成品の陣のサンプルがあれば広めるのは可能さね」

「問題は品質制限ですが、どうします?」

「コアの代わりに新しい錬成陣でも渡せば良いんじゃないかねぇ?」

「ああ、なるほど。ちまちま進める予定なので、できたら持ってきます」

「のんびり待つさね」


 800個しかできてませんか。確かに量産は少々面倒ですね。とりあえずこれで良しとしましょう。

 メーガンさんのお店を後にし、今度はエルツさんのお店へ向かいます。


「いらっしゃいませ」


 鍛冶屋なので棚に並ぶのは金属製の武器や防具ですね。

 エルツさんもまずは生産施設にお金を回しているので、現状売り場はとてもシンプル。商品を手に取る以外にも、メニューからも可能ですからね。売り場は飾り。

 プレイヤーのお客がそこそこいますね。


 それはそうと雇われた住人の店員さんの元へ向かいます。


「こちらの買い取りをお願いします」

「……鉱石3種ですね。ありがとうございます」


 リストを店員さんへ渡し、クロムとバナジウム、モリブデンを買い取って貰います。ハルチウムはまだ持っておきます。

 2万2000と微妙な収入ですが、ツルハシ代は回収できるので良いでしょう。お金になりそうなマギアイアンや、アルマンディンマギアイアンはまだ持っておきたいですからね。

 そもそも後者はまだ情報を出していませんので、知っている人がどれだけいるか分かりませんが。


 へし折った鋼のツルハシを4個補充しておきましょう。

 そしたら今度は商業組合へ行きます。


 予定通り御札を委託へ流し、魔粘土の売上を回収。

 それにしても、委託を見て思いますが《錬金》ユーザーが全然いませんね。現状では器用貧乏を地で行くスキルなので、仕方ありませんが……。

 他のスキルに比べ必要素材数が少し多く、弟子入りしないと拡張コアも無いので品質がC止まり。

 《錬金》系統のみの生産品もある感じですが、中々マニアックですからね。魔粘土や御札と。

 おかげでそちら方面なら稼げるので悪くはないのですが、良いとも言えないレベルですね。


 掲示板に御札は……出さなくても良いでしょう。一言欄に内容は書いておきましたし、勝手に雑談や魔法板で広めてくれるでしょう。

 個数が少ないので、すぐ無くなる気がします。


 鉱石分と合わせて22万ほど組合へ預けます。これで用は済みましたね。


 さて、また掘りに北へ行きますかね?

 組合から出ると不意に影になり、なんとなく上を向くと……やたら大きな生物がゆっくり降りてきました。


 鷹の頭で四足……恐らく奇鳥グリフォンですかね。馬に翼の生えたペガサスではなく、鷹が馬のように四足になっているパターンですね。

 巨体の割に静かに中央広場へ降りました。プレイヤーは勿論ですが、住人もざわついていますね。


 1人の女性がグリフォンの背から飛び降りたのは良いのですが……私、グリフォンにガン見されていません?

 少し動いてみるとバッチリ追ってくるので、超見られてますね。女性に送還されて消えたので、召喚師ですか。

 マーカーは緑なので住人ですね。ただ、この辺りの住人ではない……もしくは今まで離れてたけど、用が済んだので帰ってきたのどちらかでしょう。

 何かのイベントでも始まろうとしているんでしょうか? 現状では不明ですが、少し気になりますね。


 そのまま女性は歩いていったので、私も北へ飛び採掘しましょう。

 今日は洞窟の住人になります。


イーブイの進化系全てを野生で見たら、果たしてイーブイからの進化系と判断できるのか。

進化する瞬間を見ずに、野生から判断できたら大したものだと思う。

そういう意味では、ドラゴンパピーはイーブイに近い可能性。

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エルツ「え~、売ってくれないのかよ!?」
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