#51 戦略
泉の底から転送され、着いた所は真っ暗な塔の中だった。窓も無く、陽の当たらないそこは夜行性生物の楽園だろう。その中で唯一感じるのは、俺の右手のヴェルだけだ。
「暗い!こわい!みんなドコーー!」
「だぁーうるっせぇ!全員固まってるから叫ぶなマミナ」
「そそそそうだぞマミナ。こここの程度で怖がっていては女がすたるというものだ」
「ギルマスは暗闇が苦手…と」
「先輩何をメモっているんですか」
一部を除いて、とりあえずは落ち着きを取り戻す。ちなみに、俺は【鷹の目】である程度暗闇を見る事が出来る。しかし、それにしたってやはり暗いものは暗いので、アイテムBOXから〈ヒカリゴケ〉で作った〈ランプ〉を取り出した。
「マミナこれやるよ。少しはマシだろ?」
「うぅ……窓の一つも無いなんて、とんでもない欠陥住宅ね」
「普通の入り口が用意されていない時点で欠陥だらけだろうよ」
〈ランプ〉のお陰で少し明るくなった所で、辺りを見回す。丸みを帯びた壁に沿って二重螺旋階段がある以外は特に何もなく、敵モンスターも湧いてこないようだ。
「ふむ、初期リス位置は安全…と。ハク」
「…ん、記憶、した」
「どうしますか、ギルマス。二手に分かれて登るか片方だけを登るか……」
「それ、ボクに聞く?」
「…どう、せ、調べ、る」
と言う事で、俺たちは二手に分かれる事になった。二つある螺旋階段のうち、一つを仮にAルートとしてスグル、ヴェル、キュウ、キョウカ、ゲシュタルト、ブラウン。
そしてもう一つBルートをジュン、ハク、ショウ、クシナダ、スサノオ、マミナで攻略する。
「こちら側にブラウンさんもゲシュタルトもいますし、連絡経路は大丈夫です。それに、相性的にもこの組み合わせが一番かと思います」
「それでいい。情報共有は出来る限りリアルタイムでお願いする。では、頂上で会おう」
そう言ってBルート組のジュンさん達は螺旋階段を上る。やがて暗闇の中に消えて、もう見えなくなった。
「……俺達も行くか」
「ねぇ、スグル。ウチとゲシュタルトが相性的に良いってどういう意味?」
「つまりゔぇるたんは俺の公認嫁ですな!」
「いや、ゲシュタルトがいるとヴェルの成長が早いからってだけ。お前はブラウンさんとイチャついてろ」
「私は別に先輩といちゃいちゃしたいとかっ!考えて無いですからねっ!……」
ブラウンさん……もう何も言うまい。
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階段を延々と上り続けると、ある一定の高さに達した時に敵モンスターが出てくるようになった。出てくるモンスターは〈毒蜘蛛〉〈バトルキャット〉〈ファイトベアー〉の三種で、稀に各三種の大型が出てくる。
ちなみに、Aルートの司令塔は俺だ。全体を見渡せるポジションにいるし、適任と言えば適任だろう。
「ゲシュタルトはブラウンさんと共闘!遠距離メインで!ヴェルはキョウカさんと一緒に俺の護衛!」
あ、言い忘れていたが今この中で一番弱いのは俺だ。ノヴァがいないだけで大幅な戦力ダウンだもんな。おかげで、頭を使えるんだけど。
「俺の嫁達に手ェ出してんじゃねぇよ!」
「達ってなんですか達って!」
「ヴェル!キョウカさん!その蜘蛛は頭が弱点だ、足は狙うだけ無駄だから騙されないで!猫は個々は弱いから一匹ずつ確実に!熊は予備動作を見てから落ち着いて回避!」
「任せてスグル。行くよ、キュウ」
「わ、私だって怒ると怖いんですからねっ!」
キョウカさん、それは無理があると思う。いやいや、それより今の俺ってすっごい格好悪いよな。あろう事か女の子二人に守られてるってどうよ人として。本当、一人じゃ何も出来ないんだな……何か、ノヴァがいなくても戦える戦法を考えないと。
「スグル!棒立ちして考えるのは良いけど!進んでくれないと終わらないよ!ゲシュタルト先に行っちゃったし!」
「…あぁ、悪い。急ごうか」
攻めてくる敵モンスターを次々と倒し、俺たちの経験値に変えていく。幸いにも、モンスター達は上からしか来ないので、後ろをあまり気にしないで良いのは楽だ。
何はともあれ今は足を進めよう。立ち止まっていてもいい考えは浮かばないし……あ、ジュンさんに報告しないと。
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「…スグ、ル…なん、て?」
「敵モンスターの弱点と、出てきたモンスターの詳細を言ってくれている。蜘蛛の対処はウマウマだな」
「どうよ、スグルは。そこらの奴より使えるでしょ?」
「あぁ、注意力があるし何より視野が広い。マミナが一目置いているのは良く判った」
とまぁ、得意げなマミナはその無い胸をハクジュン姉妹に張っている。
「ま、マミナぁ!その話後で良いよな!な!手伝ってくれ!」
「五月蝿いわね、ショウは男でしょ!女の子数人も守れないの?」
「だからと言って俺一人に全部押し付けるのはどうかと思うぜ!!」
「なによ、ショウってば女の子だけで無く子どもにも働けと言うつもり?とんだブラック企業ね」
「ぐ……うぉぉおおやったろうじゃねぇかぁぁぁ!!【耐久保護】【敵意集中】ォォォ!!!」
もうヤケクソである。ショウ自身も半ば半泣き状態で敵モンスターの標的を自分に移す。
一応、スサノオから〈月夜見之剣〉は返して貰っているが、攻撃用スキルを殆ど習得していないので攻撃力はスズメの涙だ。
「…はぁ、仕方ないわね。手伝ってあげるわよ」
「た、助かる!」
「さぁ!行きなさいスサノオ君!」
「え、オレ!?」
「結局他力本願かよちっくしょう!スサノオ、盾貸せ!」
そう言ってショウは〈月夜見之剣〉を投げ、それと同時にスサノオは盾を放り投げた。
「よっしゃ、やっぱりこっちの方がしっくり来るな。今度このスタイル用にスキル習得しよう」
「マミナ姉にも言われちゃったし、手伝うぜ。オレが来たからには必勝間違いなしだ!」
「その自信はどこから…まぁ良いか。俺が引きつけている間に全部叩っ切れ!」
「おうよ!」
刹那、スサノオの剣二本が赤と青に染まる。おそらく、スキル【属性付与】を使ったんだろう。
そうして、ショウとスサノオの二人は群がる敵をなぎ倒しつつ前進する。時折クシナダちゃんが回復系魔法を使ってくれた。ありがたい、本当に癒しだな。
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さて、結局最上階まで階段を上ったのだが、ABの両ルート大した違いは無く、ボス部屋の前に無事たどり着く。
黒く、禍々しいその扉にはフクロウの絵が描かれており、今にも飛び出して来そうだった。
「これは……鳳凰を模しているのかな?」
「…鳳凰……?…姉ぇ、には、鳳凰、に、見える、の?」
「うん、四つの塔が仮に方角を示しているとするなら、辻褄は会うだろ?」
「…鳳凰、は、南、の、神……ここ、北の、塔」
「あれ、そうだっけ?」
ジュンさんが読みを外すとは、珍しい。俺にはフクロウにしか見えないけどな…鳳凰……と言われればそうでもないような…?
「…ヴェルは何に見える?」
「…………」
「…ヴェル?」
話しかけても返事をしないヴェルをふと見ると、口を半開きにして立ち尽くしていた。
「おい、ヴェル!」
「…っ……スグル」
ハッと我に帰ったヴェルは、ただ一言俺の名を言うと、突然ボロボロと泣き出してしまったのだ。
「ヴェル!?大丈夫か!?」
「あーあ、スグルがヴェルちゃん泣かした」
「はぁ!?」
「スグル君が大声で叫ぶから」
「違う……そうじゃないの…」
泣きじゃくりながら、ヴェルは扉に描かれた鳥の絵を指差す。
「…アレ、あの絵は……アモンなの。死んで無かったのね……良かった…」
アモン……確か、ヴェルに魔法を教えた人だっけ。攻略組が攻め落としたあの城の。
「…つまり、ヴェルちゃんのお師匠様ですね?」
「…うん」
「でしたら、早く行きましょう!料理長も、早く」
「…だから俺は料理長じゃ……もういいや、どうでも」
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何はともあれ、泣き続ける女の子をそのままにしておけるほど俺は出来ていないので、慰める。そしてヴェルが落ち着いた辺りで、ボス部屋の扉を開けた。
扉の向こうは外の世界で、空は赤く、黒曜石を使った巨大な建造物の庭のようだ。その中心に、片丸眼鏡をかけた青いフクロウが立ち尽くしている。
「…アレがボス……ですかね?」
「分からない、近づかない方が良いかも……ヴェル、離れるなよ」
そう言ってヴェルを見ると、さっきまでスグルの後ろにいたはずが、いつの間にか前を走っている。キュウは、いきなり走り出したヴェルに付いて行けず、それでも落ちまいと必死にヴェルの頭にしがみついていた。
「…アモンっ!」
「あぁ、姫さま。少し見ない間に大きくなられて……亡き我らが王もさぞ喜ぶでしょう」
「うぅ……アモン…あの時、ウチはてっきり死んだと……」
む、むぅ……ヴェルがあんなに嬉しそうに。あいつ、アモンってモンスターは敵じゃないのか?
「おやおやぁ?スグル君、嫉妬してるのかなぁ?」
「べ、別にっ…!そんな事ないですよ」
「それにしてはスグルさん、顔が不機嫌ですね。まるで苦虫を噛み潰したみたいに」
「気のせいだよ、キョウカさん」
「はっはっは、ついにお前もロリコンになったか。ようこそこちら側へ」
「変態は黙ってろ。そんな事よりジュンさん、何か感じませんか?」
「ん?別に何も感じないが。ハクはどうだ?」
「…この、部屋、おかし、い……外、なのに、中」
「どういう事だ?」
「……わから、ない…眼が、ひつ、よう」
眼……っていうと、魔眼とか感知系のスキルかな?俺の【鷹の目】じゃあそこまでは見れないし……不覚だが、ゲシュタルトに頼むとしよう。
「ゲシュタルト、頼めるか?」
「スグルじゃなくてギルマスの指示に従うんだからな、勘違いすんなよ?」
面倒そうに頭を欠きながら、ゲシュタルトは部屋を見渡す。
ヴェルはこちらの事など知りもせずに、アモンとかいうフクロウと駄弁り続けていた。俺の視線に気づいたのか、顔だけこちらに向けて手を振っている。拗ねたフリでもしてやろうかな?まぁ、振り返してあげるが。
「お、おいゲシュタルト!何やってんだ!」
声を荒立てるジュンさんに驚き、慌ててゲシュタルトを目で追う。銃剣を構えたまま疾走するゲシュタルトは、まっすぐアモンに斬りかかっていく。
「ゲ、ゲシュタルト!?」
「伏せろ、ヴェル!」
「…え?」
アモンの、魔力で強化された羽に反応しきれず、ヴェルは背中に切り傷を負って倒れた。幸い、キュウが直前でガードしたために浅く済んだが。
「この鳥野郎っ…愛しきヴェルにキズをつけやがって……」
「あ…あぁっ……姫さまっ!申し訳ございません……………痛みを感じる間も無くお贈り致したかったのですが一撃で殺せませんでした」
「…あ……アモン…なんで」
「ヴェル、一旦離れるぞ」
ヴェルを肩に担ぎ、アモンから目を離さないように後ずさりし、戻ってきたヴェルからは血が止まらず、流れ続けている。
すぅ、とミントキャンディを丸呑みしたような感覚を腹の下に覚えた。
「…い…痛い……」
「ヴェルちゃん、大丈夫!?今、回復魔法使うから!」
「…絶対に許さねぇ……あの鳥野郎」
「ゲシュタルト君、なぜあの鳥が攻撃するのが判った?」
「あの野郎、生きてません。魔力が不安定で、核が有りませんでした。野郎の手に魔力が集中するのがはっきり見えましたし、それに……」
「それに?」
「ゔぇるたんと仲良くお喋りするのが気に入らなかったんですよ」
あ、やっぱこいつゲシュタルトだ。珍しくブチ切れたと思ったんだけどな。
しかし、不思議なもんだ……怒りを越えると頭が冴える。冷静でいられる。視界が開けて周りがよくわかる……。
「おやおや、逃げるのですか?許しませんよ?」
「……アモン、って言ったな。そこ動くなよ」
ヴェルの傷はマミナ、クシナダちゃん、キョウカさんに任せるとして、その間の守備をスサノオとショウにやってもらう。ハクジュン姉妹にはそれらのバックアップ……そして俺は、一人でアモンの相手だ。
「みんな…手を出さないでくれ」
「お、おいスグル?お前一人でやるつもりか?」
「……あぁ。悪いがショウ、みんな…ヴェルの事頼んだ」
「お、おう…」
ずっと考えていた…ノヴァのいない現状況で、弾幕や弾速に頼らず戦える方法を。今の俺の能力を全部使って戦える方法を。ある意味では、感謝しないとならない。あの野郎は、それを教えてくれたのだから。
「おや?今度は姫さまのお友達が相手ですか?」
「達じゃねぇ、俺一人だ」
「ホー、貴方一人で。後ろの方々はさしずめ腰抜けですかな?」
「違うな、お前は俺一人で十分なんだよ」
「……ホホー、しかしですなぁ」
ジロジロと、アモンは舐めるように観察する。文字通り、頭の先から足の爪先まで。そして一つの結論を出す。
「貴方は後ろの誰よりも弱い様ですなぁ」
「知ってるぜ。つまりお前はそれより弱いって事だ」
アイテムBOXから【二丁拳銃】を取り出し、装着…ホルスターから銃を抜いた。
その動作を見て、アモンは俺から距離を取る。相手がどんな攻撃をするか判らない時、自分が取るべき行動は二通りある。一つは間合いを取って相手の出方を見る事だ。次の手が判れば対処しやすいからな。もう一つは、先手必勝。こちらの手の内を明かされる前に仕留める一手。
そしてアモンはこの前者のようだ。
「恐ろしい程の殺気ですな」
「あぁ、おかげで頭は冴えてる。怒りを通り越して落ち着いてるよ」
「では、その殺意にお答えいたしましょう」
その言葉を合図に、アモンは自身の羽に魔力を込め始める。込めた魔力によるかはわからないが、その青い羽が鋼色に変わって来た。よく見ると、先端に赤い血液が付着している。
対してこちらは、特に準備する事も無い。銃口をアモンに向け、ひたすら撃ち続けるのみだ。ただし、無鉄砲ではなく、飛ばす弾丸は普通のとは違う【蜘蛛の糸】を使う。撃ち出した弾丸は、アモンに届く前に弾かれるが、それでいい。むしろどんどん弾いてくれ。
「張り合いがありませんぞ!こんな攻撃が何になると言うのです!」
そろそろかな。俺の撃ち出す【蜘蛛の糸】は相手を捕獲する為のものだ。急所に当たったりすると一発で捕まえられるのだが、今回狙うのは奴の羽のみ。ゆえに、弾丸を自身の羽で弾く俺としては好都合だった。
そしてもう一つ。こっちはまだ試していないし試そうとも思わなかったんだが、捕獲と言うからには相手を弱体化させる力があるはず。もしその中に魔力を込めにくくさせる力があれば……勝てる。
「な、何ですこれは!」
「…ふぅ、やっと効いてきたな。ほとんど賭けだったが」
アモンの羽にこびり付いた、粘着性の弾。魔力の込もった羽は、もうただの羽になりつつあった。必死に取ろうとしているが、まぁ無理だろう。
これで奴は武器を失った。ヴェルに怪我させたんだ、こんなもんじゃ済まさねえぞ。
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少し視点を変えて、ノヴァの行方を追うとしよう。塔の前で別れたあと、ノヴァはエリアの中心を目指した。そこに何がある、と言われれば突如として出現した塔がある。どうしても、気になったのだ。そこから発せられる強大で、感じた事のある魔力を。
『もし俺の勘が当たっていたなら…ヴェルに何て言おう……』
外れている可能性もある。魔力は百人いれば百通りのパターンが存在する。だが、ごくまれに同じパターンの奴もいるのだ。似通っているなら可能性は飛躍的に上がる。DNAでも自分の親とは似通っている事になるから、この場合の勘とはつまり、ラスボスがヴェルの両親であると言う可能性だ。
出来る事なら、たまたま似通った魔力パターンの他人を願う。
『…もう少し、かな?』
うっすらではあるが、目的地が見えてきた。高度を上げて、外から侵入する。窓が無くとも質量操作で分子に隙間を作れるノヴァからして見れば殆どザル警備同然だった。
中へ侵入し、ボスに見つからないよう探索する。そこでノヴァは、自分の目を疑った。目を疑うと言っても、この場合は感じる魔力だが。
「…ふぅん、そういう事か」
『……!』
「あの娘、生きていたと思ったらお友達を集めてごっこ遊びしてるのか…随分と親不孝な娘だよね」
『…誰だ、お前は』
「うーん、そうだね。僕は〈絶対規則〉って言うんだ。名前なんて無いよ」
絶対規則……そう言った奴は、ソレらに近づき触れる。
「悪趣味って言うのかな?でもね、これらは貴重なサンプルなんだよ。コレは僕の管理する規則に従わず、それでも存在し続けた貴重な、ね」
『……サンプル』
「だけど、こんなモノよりもっと興味深いモノがある。これらから生まれ出でた物質…僕は〈完全例外〉って呼んでるけど」
『……狂ってる』
「かもね。でも、僕は知りたいだけなのさ…ソレを規則に組み込むべきなのか排除すべきなのかを」
『………』
「この世界の神はよく例外を作り出される。だから、僕はキミに興味は無い。でも、この世界は自由なんだ。選択、努力、運、経験……それで生まれる現象は常に例外なのさ」
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ボスに見つかった時はどうしようかと思ったが、今の俺を攻撃しようとはしなかった。
おとなしく返してくれたし、必要な情報もある程度聞き出せた。
『…〈絶対規則〉……』
だが、あいつの事は何も分からなかった。存在も曖昧みたいだったし、声はすれども姿は見えずというか……とりあえずは要注意だな。
あっちはどうなったかな。俺が居なくて大苦戦したりしてそう…まぁ、負けはしないだろうが。
ご愛読ありがとうございます。




