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運動

 先日、健康診断の結果が返ってきました。


「なんで今の時期に?」


 と思う方もいるでしょう。本来の健康診断の時期は4月だったんですが、新型コロナウイルスの影響で時期がずれ込んでしまったのです。結果として、規模を縮小して実施という形になり、内容も5つのみに限定されて行われたのです。

 さて、その結果だったんですが、身長は置いといて、体重のほうが増加していました。

 詳しくは述べませんが、80kg後半だったことを言っておきましょう。

 そのため、身長と体重から算出されるBMIが30以上と、基準値を大幅に超えてしまい、見事デブの称号を勝ち取ったことになります。

 そんな私の体を見て、周囲の人間からは「運動しないのか?」ということをよく聞かれます。

 しかし、運動するにしても、そこには私の症状と大きく絡んでいることが言えるのです。

 今回はその話をしましょう。

 さて、皆さんは運動と言われて何を思い浮かべるでしょう?

 ランニングでしょうか、腹筋でしょうか、それとも最近何かと話題のプランクでしょうか。

 これらの運動をしようとした時に、私の症状が影響を及ぼすのです。

 例えばランニングをしたとしましょう。ランニングをするには、まず適切な洋服に着替え、靴下と靴を履き、外を走り回らないといけません。

 この時点ですでに症状を抑えきれない状態にあります。着替えの時はもちろん、靴下や靴を履く時は「汚れ」との戦いです。最近は問題ないことも多いですが、それでもはばかられることも多々あります。

 ランニングを終えれば、私はすぐにシャワーを浴びることでしょう。外の「汚れ」を自分の領域に持ち込みたくないからです。ここ、憶測で書いたのは、実際にランニングをしてるわけではないからです。

 では、腹筋やプランクといったものはどうでしょう。結論から言えば、これらはできます。しかし条件があります。それはベッドの上で、ということです。

 なぜベッドの上なのでしょうか。

 床は私に取ってみれば、回避しなければならない領域の一つです。そのため、そこに腕を含む上半身が付くということは避けなければならない事態なのです。

 そのため、常に横になっており、かつ「汚れ」から回避できる唯一の場所がベッドなのです。

 しかし、これにも問題があります。私が寝ているベッドは、小学生のころから使っている二段ベッドなのです。もしものことがあると、底が抜けて大惨事になることも考えられます。

 そして、どちらにしても私は三日坊主という特性を持っています。そのため、長続きせず、運動が出来ないという状態になるのです。

 このため、運動と呼ばれるほとんどの状態をこなすことが出来ず、非常に残念な状態にあるというのが実情なのです。

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