表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『悪役令嬢に転生したら、今度こそ全力で遊びます!』 ――中年おじさん、完璧令嬢をやめて小学生男子ムーブに全振りする。  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/98

まとめ

 騎士たちが一斉にマリアンヌを取り囲む。

 盾の亀裂、腰を痛めた騎士、泥団子まみれの地面――状況は完全にカオスだ。


「お、お嬢様……これは……いったい……」

「令嬢……これ以上……」


 侍女たちは唖然とし、言葉も出ない。

 だがマリアンヌ本人は、まったく反省する気配がない。


「ふふん、楽しかった! で、次は……もっとすごいの作ろうっと!」


 満面の笑顔を浮かべる小さな悪役令嬢に、騎士たちは顔面蒼白で目を合わせる。

 裏庭の巡回体制も、この日から一名から五名に増員されることになった。


 しかしマリアンヌの頭の中は、すでに次の冒険でいっぱいだ。

 ふと視線を上げると、城壁の下に小さな、不思議な扉がちらりと見える。


「……あれ、開くのかな? わくわくする!」


 まるで次の事件の前触れのように、扉は静かに、しかし確実にマリアンヌを呼んでいた。


 こうして、王城裏庭の平和(?)は一瞬にして崩れ去り、

 小さな悪役令嬢の“次なる破壊計画”の幕が上がるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ