●裏話8・作者はプロットと死臨の者についてダベりたい(※画像あり)
2022年6月29日に投稿した『女神編3』。
……という訳で、ようやく「彼」の登場でございます。( ̄▽ ̄*)
この舞台裏をきちんと物語として書くにあたりいろいろ肉付けはしましたが、この辺の骨組み自体は最初から決まっていたことです。
さて、女神編はこれで終了。
次からは、「彼」の長い長い回顧録になります。
『男神の回顧録』、通称『男神編』ですね。
私はプロットをExcelで表の形で作っています。
マユがこうしているときミーアはこういう状況で彼はこうだった、みたいな感じですね。
縦は時系列、横は今回ですと「マユ」「ミーア」「セルフィス」「本来のゲーム内容」という感じでした。こんな感じです。
……あれ? ミーアの名字が違うな。多分、その場の思いつきで『レグナンド』にしたんだろうな。マユの名前も違うし……。
本当に初期のプロットなので設定が全然違ってますね。繭と美玖は高2になってるし、セルフィスはプリーベの息子、という設定になってるし。
結構いい加減……何のためのプロットなんだか。頭の中を整理するためだけに作ってるので、修正した後は書き直さないんですよね。自分が書いた本文の方を見返すから。
こんなんだから、書きながら連載は私には無理なんだよなあ。( ̄- ̄;)
右上にちょろっとあるA~Dは、ゲーム『リンドブロムの聖女』の攻略対象ですね。そのまま頭文字から名前をつけました、そう言えば。
もう一人「クリス・エドウィン」も本来は攻略対象なんですが、プロットには入っていません。「シャルル」と同じく「C」。
というのも、両者のルートが相反するものだからですね。いわゆる同時攻略不可というやつです。序盤でクリスのイベントを進め過ぎると、もう大公子ルートには入れないんですね。
本編でミーア(=美玖)は大公子ルートを狙っていますので、クリスに関するイベントは殆ど起こしませんでした。ミーアとクリスのシーンが無かったのはそのためですね。
ミーアの人格の方は最終試験のために土魔法の使い手であるクリスの助力が欲しかったのですが、美玖の人格の方があえて彼を退けた……って、そんな話はどうでもいいか。( ̄д ̄;)(←ゲーマーの血が騒ぎすぎ)
あと、「魔獣」欄もありますね。多分、「ここでこの魔獣を出す」と決めるために作ったんですね。
例によって本編を書き進めるうちに変わってくるのですが、最初の2年間(=辺境編)で決めていたことは「ハティとスコルを出す」ということだけですね。ここプロット作ってないから。
その横、欄外には『召喚魔法』『ロワーネの谷』など、設定関係を書き散らしてあります。本編を書いていく中で修正していったので、後日談に記載した設定メモとはだいぶんズレてますけど。
まぁとにかく、このプロットの『セルフィス』の欄について綴っていった物語が、次回から始まる〝蛇足・舞台裏〟の『男神編』ということになります。
彼の長ーい愚痴にも近い回顧録、聞いてやってもいいぞという方は覗いてやってください。m(_ _)m
そうそう、今回『死臨の者』というワードが登場します。
これは、『死神バイトは今日も元気にゲンコツを食らっている☆彡』に登場する『死神』のことです。
『田舎~』の116で書いたように、この『死神バイト』はちょうど
「転生とは?」
と考えているときにお題が来たものですから、それで一つ転生システムを作って話を考えたんですね。
結果として、話としては気に入っているもののタイトルからは逸脱し、同題異話作品としては不合格だな、と思っているのですが。
これが、スラァが言うところの『ガバガバ』の要因の一つです。
魂が多くなりすぎたために、神が直接天界へと導くのではなく、霊界・幽界という中間地点を設け、魂の整頓をしているんですね。
そしてその部分は、言うなれば下請け業者に任せています。
ここが数が増えるにつれ下請けの、さらに下請けの……となっており、悪いことをする者も出てきます。
魂の横流しをしたり、活きがいい魂を刈るためにまだ完全に死んでいないのに強引に奪ったり。
神様によってはこの部分に介入し、欲しい魂を自分が作った世界に持って来たりしているということですね。
……という、あまり本編には関係ない設定話でした。
むしろ『死神バイト』の裏話になっちゃうかな? ( ̄▽ ̄;)




