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●裏話1・作者は後日談を書いた理由についてダベりたい

『裏話』は後日談の進行状況に合わせて作者が思い出とか創作裏話とかをダベるコーナー。

設定メモに入れてない小ネタをしゃべることもありますが、別に要らんやろ、という話も。

ただ、ダベりたいだけ……。( ̄▽ ̄;)

 さて、本編完結から十日ほど経ちまして、後日談の連載を再開しました。

 後日談は思い付きという訳ではなく、


「本編が完結したら自分の楽しみとして書こう」


と最初から決めていたものです。


 というのも、『旅人シリーズ』では


「せっかく考えた設定を忘れたくない」


という理由で設定資料集のようなものを作ったんですね。

 まぁそういうのが好きなのですが……でもこれって、「記事の羅列」「情報の解説」ばっかりであんまり面白くないですよね、きっと?


 私は楽しかったんですけどね。いわゆる「サ○○さんの秘密」みたいなアレ系の作品、好きなので。

 ゲームも攻略本の設定資料部分、全部読みますしね。だから攻略サイトじゃ物足りなさ過ぎ、必ず紙書籍を買います。


 しかし他人にとってはそうでもないだろうなあと思ったので、その後のマユの様子を物語としてお届けしつつ、本編では到底入れられなかった設定を作中あるいは欄外でちょっとずつ紹介していこう、と決めたのでした。


 しかし、頭の中でふんわり決めていた内容を、いざちゃんと伝えるために物語にするとなると難しいですねー。

 新たに決めたこともいろいろありましたし。地図とか。

 単なる情報の羅列ではなく、ちゃんと読み物になっているといいのですが。


 こんな感じで、その後の様子をお伝えしつつ、本編中ではマユが知り得なかったエピソードを取り上げる、という感じでやっていこうかな、と思います。

 で、後書きに設定メモね。私が忘れないように。φ( ̄▽ ̄;)


 さて、『匣迷宮』で

「どうしてみんな私を監禁したがるの!」

と憤慨していたマユですが。


 本編、そして『匣迷宮』を書いて思ったんですが、何となーくマユって閉じ込めておきたくなる人ですよねぇ。

 こう、扉を開けておくと、ピューッと出て行って、いろんな新しいものに出会ってその場の勢いでどんどん進んでいって、あるとき急に

「……どうしよう?」

と呆然としそうなんですよね。

 遠出し過ぎて迷子になり、家に帰れなくなった犬みたいな。(ヒロインに対してひどい言いよう)


 まぁ、そういうイメージです。縛り付けておくためじゃなくて、彼女の為を思うとちょっと制限を付けておいた方がいいかなー、という感じ。

 ですので、私はどちらかというと作中の『彼』に同情的です(笑)。


 ……という訳で、『おまけ』にしちゃあ長い上にゴチャゴチャうるさいな、という後日談ですが、魔界側の事情にちょっとでも興味がおありでしたらお付き合いいただけると嬉しいです。m(_ _)m


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