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ぬくもり

作者: ぎぎ

さみしいさみしい

ひとりぼっちだと嘆く、きみ


愛する人に捨てられたと

すすり泣く、あなた


失敗ばかりでつまずいて

立ち上がれなくなった、キミ


何も言わず声を殺して

ベンチで涙する、アナタ


ひとりじゃないよ、見ている人は必ずいる

捨てたやつへの愛と哀、聞いてあげたい人がいる

何も聞かず、一緒にうずくまる人もいる

泣き止むまでとなりに座り

空の移り変わりを眺める人もいる


どうせ伝わらない、じゃない

届かない想い、じゃない


かたちのない

こころとこころ、だからこそ

物理の壁を越えられる


(ゼロ)と1、白と黒

文字と文字が、(うた)となり

体温は伝わらなくっても

ぬくもりは届くから


ためらうな

ためらうな


手を差し出す事をためらうな

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― 新着の感想 ―
[良い点] 同感です。 こころは物理学では論じられないのですよ。 言葉では文字では写せないから伝えきれないのですよ。 でも、詩は稀に、こころを映す鏡になるのですよ。 でも今日の午後に飲んだカフェオレは…
[良い点] >体温は伝わらなくっても  ぬくもりは届くから この部分がすごく素敵だなと思いました…。 体温は伝わらないけど、言葉で愛が思いが沢山届くといいなと思います…。 素敵な詩をありがとう…
2021/02/25 19:03 退会済み
管理
[良い点] 体温は伝わらなくても、ぬくもりは伝わる…… そうであってほしいです。 言霊に愛を込め、誰かに届けたい。 多くの詩を書く人たちが願うこと。 需要と供給が合致していればいいなぁ、なんて考えて…
2021/02/25 17:10 退会済み
管理
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