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スラムバレット  作者: 穴掘りモグラ
82/217

ワーカー新規育成の必要性 

キクチ視点


ワーカーオフィスの事務所で、キクチは一人資料作成を行っていた。

その内容は、あの問題児二人組が引き起こす?遭遇する?とんでも成果とトラブルの内容とも関係がある。


今回彼らが遭遇し、討伐した大型モンスターは、本来なら深層辺りに出現するのが普通である。

しかし、深層の餌を食いつくしたのか、それとも生存競争に負けて追いやられたのか、それは判然としない。

もし後者であれば、深層でさらに強力なモンスターが発生しており、本来深層を生息域としているモンスター達が外に追い出されてくると言う事になる。

あのクラスのモンスターは、ランク40以上のハンターが討伐を目的として装備を固め、万全の準備を行って戦うに値するモンスターである。

ふらっと探索に行き、遭遇戦で討伐するならランク50後半の実力が必要になってくるだろう。

要するに、今のファーレン遺跡中層奥部はダゴラ都市に滞在するワーカー達では、活動困難な領域と化している可能性が高くなったということだ。


ミナギ方面防衛拠点付近で、複数の遺跡が発見されワーカーギルド達のほとんどが探索に当たっている。

しかも、その内の一つは危険度が高すぎて封鎖中だ。


都市にはそれぞれ管理領域が設定され、その内部にある遺跡は都市が管理しなければならない。その業務をワーカーオフィスが請け負う事で仕事が回り、金が回っていくシステムになっているのだが、現状では完全に手が足りなくなっている。

ダゴラ都市は、管理領域内に高難度遺跡を2つ抱えることになる。

このままでは都市防衛隊の出動を要請する案件に発展する可能性がでてきた。


ワーカーオフィスとしては、その様な存在意義が問われるような事態にはしたくは無いが、あまりにも人手が足りない。

ダゴラ都市のワーカーはランク20~45までのワーカーが満遍なく存在しているが、後進の育成に関しては遅々として進んでいない。

原因は養成所とギルドの癒着、それと都市運営幹部達の考え方にあった。


養成所は、公的機関として存在し、ワーカーの志望者の死亡率を下げる為に設立されている。

優秀なワーカーを誕生させ、遺跡からの脅威に対抗する事と、遺物の収集で都市に利益を生み出すことを目的とされていた。

しかし、現在はワーカーギルドと養成所運営の癒着が深刻化しており、ギルドから派遣されてくる候補生を優遇しすぎる傾向にある。

彼らはすでにランク10、即ちワーカーとして活動できるとギルドが太鼓判を押して派遣されてくる訓練生なのだ。養成所としてはほとんど仕事をする必要が無い。半年間適当に過ごさせるだけで優秀な卒業生を輩出することが出来、ギルドからの寄付金まで入って来る。

養成所がギルドからの派遣訓練生を優遇するのは当然のような状況が出来上がっていたのだった。


しかし、その弊害として一般応募で養成所に入って来るワーカー志望達の生存率は徐々に減少しており、特に才能や適性が高かった者だけがランク20に到達できると言った状況だった。


要するに、ダゴラ都市でワーカーになるには一度ギルドに所属し、訓練を受けてから養成所でワーカーライセンスを取らなければならない風潮が出来上がっていた。


最近順調にランクを上昇させているのは、ライト・タカヤ・ユキの3名のみ。

ライトはシドという変人がパートナーについている為除外とすると、タカヤとユキの二人だけとなる。

それ以外の一般応募で養成所を卒業したワーカーが、約半年で6割が音信不通となっており、これは養成所での訓練が今のファーレン遺跡の難易度に通用していないと言う事に他ならない。この事を理由に養成所を突き上げているが、反応は芳しくない。

やれ成績は最低限だったとか、装備の質が悪かっただのと言い訳を並べるだけの始末。一番の成長頭3人から退学届けを突きつけられておいてよく言えたものだ。

よくそれだけの言い訳を用意できるなと逆に関心したくらいだった。

実際に彼ら彼女らを遺跡に送り出すこっちの身にもなってほしいものだ。現に現場担当者は頭を抱えている。


そしてランク10以上のワーカーが増えない理由の最たる理由は、都市上層部の考え方にある。

彼らは第三区画、ようはスラムの住人たちを人間と認めていない事にある。

防壁内でいくらワーカーになることを推奨しても、安全に仕事ができる環境がある中で、好き好んで命と引き換えに大金を掴もうとするワーカーを志望する者は少ない。

タカヤとユキの様なテロによる孤児か、ヒーロー願望のある極一部の変わり者くらいなのだ。


だが、第三区画の住人は違う。


明日と言わず、今日の命を繋ぐためにワーカー登録を行い遺跡に消えていく者が大勢いるのだ。

彼らを教育し、最低限遺跡で活動できる装備を与えれば、ワーカーの総数は飛躍的に伸びるはずなのだ。

だが、上層部は「第三区に教育など不要だ」の一点張り。

ワーカーの総数問題は養成所とワーカーオフィスが何とかしろとしか言わないのだ。

その方策として第三区画の教育計画なのだが、都市から金が出ることは断固拒否の構えだった。


「はぁ~~・・・・」

最近キクチの溜息が止まらない。

この後、ワーカーオフィス上層部と都市幹部とが今回の遺跡複数発見とファーレン遺跡の難易度上昇に対する会議を行う。

その為にキクチは資料を作っているのだが、資料を作るということはキクチも参加し、現状を説明する必要がある。

自分の上司であるクリスティア・マガラはいい。彼女は実績だけを重んじ、出自に対して偏見を持つタイプでは無いからだ。

実際に、今日のプレゼン内容を事前に伝えた所、効果が見込めると判断していた。

しかし、都市上層部からは猛反発を受けることは間違いない。

最高の結果でも、やるならお前らの金でやれと言われ、成果が出たら全てかっさらって行くだろう。

「・・・・はぁ~~・・・・・」

今日何度目かも分からない溜息を吐き、資料作成を終える。


時計を確認すると午前9時。


会議まであと一時間、直ぐに運営区に向かわなければならない。

キクチは昨日から一睡もしていない体を立ち上げさせ、会議に向かうためオフィスを出ていった。




運営区 中央会議室


都市の運営方針を決める会議が連日行われている会議室にて、キクチは会議に参加している全員に見える様にパネルを表示させ、徹夜で作った資料を映しプレゼンを行っていた。


(なんで俺がこんな事しなきゃならないんだ?これは企画部が行うことだろ?総務の仕事じゃねーよ・・・・)

心の中で盛大にぼやきながら、キクチはプレゼンを進めていく。


「以上の事から、ダゴラ都市でのワーカー不足は深刻な状況です。東方都市からの高ランクワーカーの招集と、ダゴラ都市でのワーカー新規教育が急務であると判断し、従来からワーカーオフィスが提案していた第三区画の住人たちの教育の必要性が高まっていると考えます」


キクチは資料内容を全て読み上げ、現状と対策案を提示する。

しかし、都市上層部の反応は芳しくない。


「高ランクワーカーの招集は分かるが、第三の教育計画など本当に必要なのか?」

「犯罪者集団を教育し、下手な知識を与えれば反乱の可能性が高まる。そのリスクを考えていないとしか言いようがないな」

「その教育を誰が、何処で、誰の金で行うのかね?」

「そもそも、あの連中に教育内容が理解できるとは思えんな。金の無駄だろう?」

「今ですら第三区画のワーカーで真面に利益を上げているのは一握り・・・いや、一つまみにも及ばないだろう?そんな連中にかける予算などある訳がない」


この様な散々な言われ様だった。


「お言葉ですが、第三出身のワーカーでも活躍している方々はいます。北方や東方の前線で目覚ましい成果を出していると報告が上がってきております」

キクチは実例を出し反論を行っていく。


「赤狼やドラゴンクローの事を言っているのかね?奴等の周りにはちゃんとした人間が付いているからだろう?本人の資質だけで大成しているかと言われれば怪しいものだ」

(そりゃ100人を超える大型クランなんだからブレーンがいるのは当然だろうが!!)

キクチは頭に血が上るのを抑え、冷静に反論を重ねていく。

「小規模でも優秀な者達は存在します。現にダゴラ都市所属のワーカーで、短期間でランク40に達し未発見遺跡の発見や多数の大型モンスターの討伐に成功しています」

実名は出さないが、シドの事を例に挙げて反論するキクチ。

「ああ、貴方が担当しているとか言う少年の事ですか?確かに実績は上げていますが、それは運によるものでしょう?未発見遺跡の件でも、任務中に遭難し偶然発見しただけの様ですし、大型モンスターも懸賞首になるほどの大物は1体も討伐していない。全て適当に探索した際の遭遇戦だ。そんな計画性の無いワーカーの事を例に挙げられてもね?次の探索であっけなく死んでいても可笑しくないのでは?」

若い都市幹部が鼻で笑いながらキクチに反論する。

「それでも、未発見の遺跡からの生還や、遭遇戦での大型モンスター討伐実績は無視できないと考えます」


「遺跡からの脱出も、モンスターが居ない遺跡からだろう?誰でも出来る事だと思うがね?」


(だったらテメー200m地下に落下して2日彷徨った後にまた200mの壁を登ってみろよ!!!!)

ああ言えばこう言う都市の上層部にキクチは切れそうになる。

恐らく自分の額にはぶっとい青筋が浮いている事だろう。その自分をニヤニヤ笑いながら眺める上層部をハチの巣にしてやりたい衝動を懸命に堪えていた。


「マガラ氏はどう考えているのかね?」

年配の幹部が、ワーカーオフィス統括のクリスティア・マガラに意見を求める。

彼女は一切表情を変えずに椅子に座っており、キクチの言葉に耳を傾けていた。

「・・・・私は彼の意見に賛同します。現在のワーカー数は横ばいから若干の減少傾向にあり、付近の遺跡探索及びスタンピードの兆候把握などを考えると絶対数が足りていません。遺跡内で活動可能なワーカーの教育は不可欠であると考えます」


「それはワーカー養成所が行っているじゃないか?」


「そのワーカー養成所から、今期卒業した新人ワーカーの未帰還率が5割を上回り6割に届く所まで上昇し、帰還した者達の中でもライセンス返還を行った者が1割に達しています。今の養成所の教育方針ではファーレン遺跡に対応できない事は資料の通り明白と考えています」


「養成所は卒業生の能力と装備の質が低い事が原因だと言っているようだが?」


「その能力と質を上げる為の養成所では?装備に関しては養成所の責任とは言えませんが、卒業生の能力に関しては養成所に責任があると考えます」


「ではどうするというのかね?今のダゴラ都市にはワーカー養成所以外の教育機関が存在しない。ギルドに要請するにしても、彼らは自分の利益につながらない教育に時間を割くことなどしないだろう?」


「ギルドに要請した場合、彼らの影響力が大きくなり過ぎてしまいますので、最終手段と考えています。しかし、極小規模ですが、非常に有用な教育を施された実例がある様ですので、サンプルとしてその者に依頼を掛け、その内容を元にワーカーオフィスで実施する事を考えています」


「ほ~?野良の教育者か?それで真面な人間が育つと?」


「そもそもワーカー養成所は道徳教育などは行っておりません。遺跡に行き、生きて帰って来られる力を育てる場所ですので、彼に依頼しても問題ないと考えます。現に、彼が教育した2人のワーカーはランク1からたった3ヶ月程でランク20に手が届く所まで実績を上げています。これを利用しない手は無いと考えます」


キクチはクリスティア・マガラの言葉に眉を跳ね上げる。


「はっはっは!馬鹿げた事を言うものだな!あの天才と言われた天覇のヤシロですらランク20に到達するのに1年以上かかったんだぞ?その教育者とは誰なんだ?実在しているのか?」


「ランク42の現役ワーカーです。キクチが担当しているワーカーになりますね」


クリスティア・マガラは、シドがタカヤとユキの訓練を行い、短期間で今のファーレン遺跡でも活動可能なほどに鍛え上げた事を知っていた様だ。

その訓練方法を複数のワーカー志望者に行い、有効であるなら活用していこうと考えている様だ。

統括の思惑を理解したキクチは顔が引きつりそうになるのを何とか堪える。

タカヤとユキから軽く聞いただけでも、一般的な人間が耐えられる訓練とは思えなかったからだ。だが、あの訓練に耐えられなければワーカーとして生きていくのは難しいとも2人は語っていた。


クリスティア・マガラがシドにワーカー志望の教育をやらせると発言し、この場にいる都市上層部がその事を理解するまでにしばらく時間がかかった。

そして理解が及ぶと大声で批判の声が上がる。


「スラムのゴロツキ上がりに新人ワーカーの教育をやらせるだと?!正気か貴様!!!」

「そんな事が認められるか!!都市の財産になるワーカーを人モドキが教育するなど何を考えている!!!」


「彼は犯罪者でも人モドキでもありません。彼のワーカーになる前の経歴を調べましたが、犯罪歴などは確認できませんでした。それと、ワーカーは都市の財産ではありません。彼らは自由意志の元に活動・移動が保証されています。あなた方の都合のいい駒として考えられては困ります」


「・・・!!!!それでも第三出身のワーカーに訓練を依頼する等考えられん!!養成所に要請して訓練の質を上げればいいだけではないか?!」


ダゴラ都市上層部はワーカーを金で動く働きアリの様に考えている節がある。自分達の命令に従い、遺跡に潜らせ、成果を上げれば金を払えばそれで済む存在と見ているのだった。

自分達が都合よく使える戦力を第三区画出身のワーカーが鍛えるなど考えられない様だ。


「養成所では不可能だと返答がありました。教育を受けたワーカーからの聞き取り調査では、普通の訓練よりかなり厳しい内容であったと聞いています。そうですね?キクチ」


キクチはここで話を振られ、少し戸惑ったが、答えに窮することは無かった。

「はい、養成所の内容とは比べ物にならないと聞いています。しかし、あの訓練に耐えられない者はワーカーとして活動することは難しいだろうとも」


「貴様の意見など聞いていない!そのゴロツキ上がりに真面な訓練など付けられるほ・・「いいじゃねーか、やらせてみろよ」」


大声で喚く都市幹部の声を遮り、低い声が響く。

全員が声の方を振り向き、不届き物を一喝しようとしたが、そこに立っている人物を見ると全員が驚愕し立ち上がって頭を下げる。


「そのワーカーってのはシドって小僧だろ?俺も会ったことがあるが、面白いヤツだったぞ?」


会議室に入って来たのは護衛を1人引き連れたゴンダバヤシだった。

キクチは、この都市に彼が来ている事は知っていたが(シド経由で)、まさかこの会議に顔を出すとは思ってもいなかった。

このダゴラ都市は喜多野マテリアル直営の都市だ。

社の意向で、ファーレン遺跡探索の最前線基地と位置付けられて運用されている。

その喜多野マテリアル 兵器開発部門長のゴンダバヤシは、この都市に存在するどんな人物よりも上位の人物ということになる。


「お・・・お言葉ですが・・・スラムの人間に他者の教育を任せるなど・・・・」

「あいつを教育機関のトップに据える訳じゃねーだろ?アイツの訓練方法ってのを取り入れて新しい訓練施設を作ろうって話の流れじゃねーのか?」

ゴンダバヤシは幹部の言葉を遮りそういう。

「はい、その通りです。彼の訓練内容を参考にマニュアルを作成し、ワーカーオフィス主導の訓練施設の建設を考えています」

クリスティア・マガラが間髪入れずに返答し、話の主導権を都市幹部に渡さない様にする。

「なら問題ないな。後は本人がその訓練内容を明かしてくれるかどうかと、実際に行うかどうかだろう。その辺りはどうなんだ?」

ゴンダバヤシはキクチの方に目を向け質問を投げてくる。

キクチは少し考え、シドがこちらの要望を飲んでくれるかどうかを考える。

「・・・・・問題ないと思います。彼から上がって来る条件等は私が対応致します」

「うむ、なら直ぐに進めてくれ」

ゴンダバヤシはそうキクチに指示を出す。

それを受けたキクチは一度ゴンダバヤシに一礼を行い、直ぐに情報端末を取り出しながら会議室を出ていった。

普通なら失礼極まりない行動なのだが、事はゴンダバヤシの指示だ。この場のどの事情より優先する必要があった。

そのキクチの様子を見ていた都市幹部は慌ててゴンダバヤシに話しかける。

「お!お待ちください!ゴンダバヤシ部門長!そんなに急いでは混乱が生じます!」

ゴンダバヤシはその幹部に目を向けずに声を低くして言い放つ。

「もう混乱しているだろうが?俺がこの都市に来たのは複数の高難易度遺跡が発生し、既存のワーカー達じゃ対応できないと報告を受けた本社の意向だ。この1週間程度見させてもらったが、お前等の方こそ何やってたんだ?遺物の皮算用ばっかりやりやがって。俺達企業はな、人類生存圏の維持拡大が使命なんだぞ?それなのにモニターの前で金勘定ばっかりで真面な対策一つ出さねーで、小金持ち集めて宴会やってる場合かよ?・・・・養成所もそうだ。ワーカーの育成ってのは対遺跡政策の柱だ。それをギルドとつるんで泡銭を懐に入れる事しか考えてねーなら取り潰すしかねーだろう」

その声色からは深い怒りがにじみ出ていた。

「・・・・それとだ・・・人モドキってのはどういうことだ?俺達企業には出身は関係無い。必要なのはやる気と能力だけだ。そんなに選民思想に浸かりたけりゃ車を用意してやる。テメーラ全員中央へ行け」

強い眼光で都市幹部達を睨みつけ言葉を叩きつける。その内容は完全な追放勧告だった。

その言葉を聞いた幹部全員が青い顔で下を向き震えあがる。

「今回の騒動が収まるまで俺は監査としてダゴラ都市に滞在する。結果を本社に報告した後、お前らの処分について連絡をいれるから、そのつもりで日々を過ごせ」


ゴンダバヤシはそう言い放つと、直ぐに会議室から出ていった。


彼の背中を見送り、これ以上この会議室に居る必要なしと判断したクリスティア・マガラは、ワーカーオフィスの面々を連れ会議室を出ていく。

都市幹部達はしばらくの間動くことが出来ずに俯いたまま立ち尽くすのであった。


キクチさん、最初はただの職員の積りだったんですけどね。

なぜかこんな事になってきました。


結構い気に入りです。

これからも苦労するでしょうね

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― 新着の感想 ―
中々良い性格してる大人達も揃っていて良いですねぇ。世代や立場の違うキャラがそれぞれの理由や目的で色々と絡みがあると、物語としての深みや奥行きが増してより魅力的に思えますね。
後書きの部分、「結構い気に入りです。」は「お気に入り」ではないでしょうか。 本文じゃないためこっちで誤字報告させていただきました。
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