表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スラムバレット  作者: 穴掘りモグラ
39/217

1日目終了 と シドの特訓

1セットが終わり、一旦回復休憩を取る。ライトは久々にくらったA60の威力に顔をしかめていた。

(やっぱりあの銃は反則だよ・・・)

シドの持つKARASAWA A60はハンドガンの取りまわしの良さとMKライフルの威力を併せ持ち、さらには連射までして来るのだ。反動さえ抑え込めれば接近戦でこれ以上ない銃と言える。本来なら抑えることが難しいはずの反動なのだが、シドは完全に抑え込んで精密射撃をしてくる。

如何に射線を見切ろうとも体が付いていかなかったのだった。

「ライト。大丈夫か?」

タカヤがそう声をかけてくる。ユキと共に回復薬を服用し動けるようになっていたのだった。

「うん、これくらいなら大丈夫だよ」

「ライトはすごいね。私、なにがなんだかわからなかった・・・」

ユキがそう消沈したようにいう。

「最初はそんなものだよ。ボクだって本当に苦労したんだから」

ライトはしみじみと訓練を始めたころを思い出していた。そこにシドが近寄ってきて3人に話しかける。

「まず1セット終わったから、タカヤとユキの注意点だな」

そういい、二人に顔を向けるシド。

「二人共移動速度が遅い。荷物を運ぶって事に慣れてないんだと思うけど、ワーカーになったら遺跡から遺物を持って帰らないと金にならないんだから、そのくらいの重さには慣れとかないと遺跡じゃ活動できないぞ。それとユキ。お前、俺が近づいたら一気に動きが怪しくなった、情報収集機で俺のことが見えてるのはお前なんだから、冷静に判断できるようにならないとダメだ」

シドはそう、ユキにアドバイスを行う。

「それからタカヤ。お前、ユキが撃たれた時何も考えず助けようとしたよな。あれじゃ撃ってくださいって言ってるのと同じだ。せめて牽制射撃を行うか、ライトが俺を遠ざけるまで待つべきだったな」

タカヤの行動にも指摘が入る。

「二人共完全な経験不足だ。養成所でどんな訓練してるのか良く知らないけど、このままじゃ危ないぞ。その場その場で考えて行動するようにな。慣れてくれば一瞬で判断できるようになるから、これからの訓練でその感覚を掴んでいってくれ」

そう、二人の評価を締める。

「んで、次にライトだが・・・」

シドがそう言うと、ライトはビクっと反応する。

「お前・・・鈍ったな」

「・・・・」

ライトは無言を返す。

「養成所での訓練は単調だって言ってたからな、まあしゃーない所もあるか。時間圧縮は出来る様になったんだろ?狙いは正確だったからな」

「うん・・・結構訓練したからね」

ライトはあれからも時間圧縮の訓練を行い、今では3分の1くらいまでは縮められる様になっていた。

「でも、射撃の狡猾さが無くなってる。前のお前ならあんな素直な撃ち方はしなかったからな。そこをもう一回考え直せ」

「・・・・わかった」

ライトの評価も終わり、シドは訓練再開させる。

「おし、休憩はこれくらいにしてもう一回だ」

「はい!」

「よっしゃ!今度こそ」

ユキとタカヤは気合を込めて返事をする。

「・・・・・」

ライトは立ち上がり、ブツブツと考えながら準備を始める。

「日が暮れるまでまだまだ時間はある。みっちりやっていくぞ!」

そして、シドのカウントダウンが始まり、3人は岩場の中に駆け込んでいった。



3人は日が暮れるまで何度も逃げ・撃ちあい・吹き飛ばされた。

日が荒野の向こう側に隠れそうになりシドは訓練終了を言い渡す。ライトは久々に全力で動き回りへとへとになっている。

タカヤとユキは大地に体を預け完全に伸びていた。

シドは二人に目を向け

「しゃーない。運ぶか」

お前はユキを運べな、と言い自分はタカヤを担ぎ上げる。ライトもユキを背負い都市に向かって歩き始めた。



「そういや、お前らって外泊OKなのか?」

シドはそうライトに聞く。

「え?うん、寮に連絡さえ入れれば大丈夫だよ」

ライトはそうシドに返す。

「そっか、じゃーこの前買った拠点に来いよ。部屋もあるし、風呂にも入れる」

「え?防壁内に拠点買ったの?!」

「おう!俺たちの拠点だ!結構広いぞ、車庫もあるから今度荒野用の車も買おうと思ってるんだ」

シドはそう嬉しそうにライトに報告する。

「はぁ~、拠点か~。じゃあ今日はお邪魔しようかな」

「お邪魔って、お前が卒業したらお前の拠点でもあるんだからな」

「・・・そうだね。うん、ありがとう」

ライトは嬉しそうにシドに笑いかける。シドが自分の拠点でもあると言ってくれたのが嬉しかったのだ。

「さっさと帰ってメシにしよう。食料は結構買い込んでるから色々あるぞ」

「そっか、楽しみだよ」


そういい、二人は気絶した二人を連れて防壁内に帰っていく。



シド達は防壁内の家まで帰って来た。ライトは初のお披露目に目を輝かせながら内部を観察していた。

「へ~、結構広いね。高かったんじゃないの?」

「ん~3000万ちょいってとこだな。でもいい買い物したと思ってるぞ」

「そうだね。ここがボク達の拠点か~」

ライトは金額の事はスルーして自分達の拠点となった建物の中を見て回る。シドはとりあえず鍛錬でかいた汗を流す為風呂の準備を始めた。

(この風呂もあの回復剤仕様にできないもんかな・・・)

シドはこの拠点の風呂もあの宿と同じ風呂にできないかを考える。

<なあイデア。この風呂も宿と同じようにできないかな>

<回復剤入りの湯を溜めるのですか?改装すればできなくはないと思います。また調べておきましょう>

<ああ、頼む>

シドが風呂から戻ってくるとタカヤとユキが目を覚ましていた。

「おう、起きたか」

シドが二人に声をかける

「は、はい。ええっと・・・ここは?」

ユキが若干混乱しながらシドに質問する。

「ここは俺たちの拠点だな。ついこの間購入したんだ」

「拠点?!」

タカヤが驚き声を上げる。

「ランク20越えなら拠点持っててもおかしくないか?」

「それでもかなり高いよ?2000万コール以上はするはず・・・」

タカヤとユキがコソコソと話す。

「あ~、ユキ。今風呂入れてるからお前最初に入って来いよ。着替えも持ってきてたんだろ?」

シドがユキにそういい、風呂へと促す。一応彼らには着替えも一式持ってこさせていたのだった。

「え?私から?そんな悪いですよ・・・」

ユキは遠慮してそう言う。

「気にすんな。こういう時は・・・なんだっけ?れ・・・レディ・・・」

<レディーファーストですね>

「そう、それだ」

「・・・?」

<・・・シド・・・>

「あ、いや。レディーファーストってやつだ。もうすぐ溜まるだろうから早く行ってこいよ」

「は、はい。ありがとうございます」

ついイデアの返答にそのまま返してしまい、誤魔化すようにユキを風呂場においやる。

そうこうしていると、拠点の探検に出ていたライトが戻ってくる。

「あ、タカヤ。目が覚めたんだ。ん?ユキは?」

「ああ、ついさっきな。ユキはシドさんが先に風呂に入って来いって言われて風呂に行ったぞ」

「そうなんだ。ボク達も入る準備だけしとこうかな」

そういい、3人は風呂の準備を始める。

少し時間が過ぎ、着替えてさっぱりしたユキが風呂場からでてきた。

「ええっと、その・・・いいお湯でした・・・」

知らない場所での入浴はあまりリラックス出来なかったようだった。

「んじゃ、俺らも入るか。結構広いから3人まとめて入れるだろ」

「そうなの?」

「大丈夫だと思うぞ。タカヤどうする?」

「一緒に行っていいなら行く。時間の節約にもなるし」

「おし、んじゃ行こうか」

その後男3人で風呂に入り、夕食の準備をする。

シドが買い込んでいた圧縮弁当やら飲み物をそれぞれ持ってリビングのテーブルに着き、本日の締めに入る。

「んじゃ、今日はおつかれさま。また明日からもよろしく」

シドがとりあえず音頭をとり、各々食事を始める。全員が今日の訓練でエネルギーを消費しており、それを賄う為大量の弁当を腹に詰め込んでいく。しかし、この中で紅一点のユキは男たちの前でガッツクのは少々恥ずかしいようだった。

「なんだユキ。食わないのか?」

タカヤがそうユキに話しかける。

「食べない訳じゃないけどさ・・・なんていうの?・・・」

ユキは言い渋るがライトがそれは無駄な行為だと指摘する。

「ユキ。しっかり食べないとダメだよ。食べるのも訓練のうち、ちゃんと食べなかったら無理やり突っ込まれるよ?」

そういい、一瞬だけシドの方に目線を動かすライト。弁当を顔の前まで持って行き掻き込んでいるシドには見えていなかった。

ユキはライトの視線の意味を悟り、諦めて食べられるだけ食べようと弁当に手を付けていく。


食事が終わり、満腹になった腹をさすりながらタカヤがシドにお礼を言う。

「は~、食ったな。シドさんご馳走様でした。訓練もありがとうございます」

「おう、この飯はお前たちのツケにはしないから安心しろ」

そうシドは笑う。

「そろそろ寝たほうがいいぞ。タカヤとユキはまだまだ体力が追いついてないからな、回復薬を多めに飲んでおけよ、そうでないと明日動けないからな」

二人の体は休憩の度に飲んでいた回復薬の効果で麻痺した状態であり、かなり限界に近い疲労がたまっているのだった。

「はい、わかりました」

「部屋は好きなところ使っていいからな。一応全部の部屋に寝具があったから。一番奥の部屋は俺が使ってるから、それ以外なら好きにしてくれ」

「「ありがとうございます」」

二人はシドに頭を下げて礼を言う。

「おう、おやすみ」

タカヤとユキは3階に上がり、部屋へと入っていく。


<ふ~、それで、あの二人どうかな?ボクとしては有望な方だと思うんだけど>

自分も回復薬を口にしながらライトが念話で話しかけてくる。

<そうだな、まだまだ状況判断はおざなりだけど、このまま鍛えて行けばワーカーとして食っていけると思うぞ>

<そうですね、あの二人はシドやライトの様に隔世遺伝者では無さそうですが、見込みはあります。この訓練についてこれたならワーカーとして十分やっていけるでしょう>

<そっか、よかったよ。養成所で仲良くなれた二人だからね。できれば死んでほしくない>

<それなら俺も気合いれて鍛えてやるさ。ライトと同じように卒業できるようにな>

<問題ありません。まずは一週間程今の訓練を行い順次レベルを上げていきましょう>

「んじゃ、今日はもう寝るか。ライトもだいぶ疲れてるだろうしな」

「そうだね。久しぶりに全力で動いたからね、そろそろ寝かせてもらうよ」

そういい、ライトは席を立ち寝室へ向かっていく。

ライトが3階に上がっていき、リビングにはシドだけになった。

<それでは、シドは訓練の続きですね>

<・・・・>

シドはイデアに特別メニューを組まれ、ライト達とは別に訓練を行っていた。

<なあ、今日はもう・・・>

<さあ、車庫に移動しましょう。もうそろそろ訓練の成果が出てくる頃です>

もう休もうとは言わせてもらえず、シドはしぶしぶ車庫に移動するのであった。



 シドは何もない車庫に一人立ち、イデアの訓練を受ける。

シドが今行っている訓練は生体電気の増幅・制御の訓練であった。体の筋肉を興奮状態にし発電させ、それを筋肉内に溜めこんだり放電したり出来る様訓練を行っている。

今はまだその域には達しておらず、スタンガンほどの電気程度しか発生させられないが、ゆくゆくはかなりの電圧を発生させることが出来るようになるらしい。


これは旧文明の身体強化ユニットを使用すれば全員が行えるようになるというものではなく、個人の資質によって種類が変わるらしいのだった。

人によっては高温を発生させることが出来る様になったり、体を硬質化させ物理的な強度を上げることが出来る様になったりと、本人の資質に左右されるものであり、シドの場合は生体電気に適性があったと言う事になる。

シドの場合、通常のコーディネイトとは違い複数回に別けて行った為、イデアはその間にシドの適性について調べていたのであった。シドの体が静電気を貯め込みやすい体質だった事に目を付け、最終コーディネイトの際全身の筋肉に高い発電機能と誘電機能を持たせたのであった。


最初はイデアに筋肉を興奮させて発電しろと言われ、は?となったシドであるが、イデアのサポートで何となくその感覚を掴んだのであった。厳密には違うようだが、筋肉を微細に振動させる事で電気を発生させるのだとシドは理解していた。

他者が今のシドを見れば、目を閉じ何もせずにつっ立ったまま、ブルブル震えているように見えるだろう。


しかし、もし今シドに触れればかなり強烈な静電気を受けることになる。

しばらくするとシドの周りで放電現象が見られる様になってきた。最初はパチッ程度であったが次第にバチバチと音を立てて紫電が走り始める。

なかなかに厨二心を刺激される光景だが、行っているシドの苦痛は大きかった。

体内で生成され放電された電気はシドの体を駆け巡っているのである。

ようするに凄く痛いのだ。

生成は出来てもシドの体はまだ電気に対する耐性はそれほど高くなっていない。自分が生成した電気が全身を巡り、筋肉の硬直と痙攣を生じさせ、それがまた電気を生成するというループに入っており、自力で制御が出来る様になるかイデアが止めてくれるまでこの状態が続くのだった。


最初イデアに、生身で放電攻撃が出来るようになりますと言われ、喜々として訓練を受ける選択を下した自分を殴り倒したくなるシドであった。


<発生している電気を筋肉内に押しとどめるイメージを固めて下さい>

<・・・・・>

シドは痛みに耐えながら体中を暴れる電気を抑え込むイメージを強く持つ。すると徐々に放電現象が小さくなっていき、やがてはシドの体に纏わりついていた電気は見えなくなった。


<・・・・イデア、全身がビリビリするんだけど・・・>

<集中してください。私もサポートしていますが、今貯め込まれた電気が放出されると無事ではすみません>

そういわれ、シドは余計な事は考えず全身の筋肉内に電気が収まっているイメージを持続しつづける。

次第に体中の痺れが無くなっていき、手足を動かせるようになってきた。

シドは目を開け、両手をゆっくり動かし閉じたり開いたり感触を確かめる。まだ少し痺れの様なモノを感じるが、動かすことに問題は無さそうだった。

<ふ~・・・とりあえず成功か?>

<はい、第一段階はクリアですね>

(第一段階・・・ね)

シドはまだまだ先は長そうだと息を吐く。防衛拠点から戻ってきて直ぐに訓練を始め、やっとここまで出来るようになったのだが、今はまだ生体電気の生成と体内に貯めることしか出来ていない。これから貯めた電気を使用する方向に訓練は移行するのであった。

<で、この電気ってどうやって使うんだ?手のひらから放出する感じか?>

<いえ、今それをやってしまうとシドの手が炭化してしまいます。まずは筋力の強化に使用するのがいいでしょう>

<電気で筋力って上がるの?>

<出力自体は変化しませんが、筋肉組織を刺激し、瞬間的に瞬発力を強化することは可能です。扱いに慣れれば脳からの指令伝達も高速化し、いずれは思考の速さで動くことが出来る様になるかと>

<思考の速さ?>

<人間は、感覚器官から情報を取得し脳に送られ思考します。脳が出した結論を元に各部位に指令が送られ体を動かすのですが、そこにはタイムラグが発生しています。一般的な人間の反応速度が0.3~0.4秒前後と言われており、訓練を受けた者ならば0.2秒を切ることも可能になります。ですが、シドの様に体感時間を圧縮する者からすると0.1秒でもかなり遅く感じるはずです。実感はあるでしょう?>


シドは時間圧縮を限界まで行ったときの動きを思い出す。

確かに、目で見えてから体が動き出すまでの時間にロスがあることは感じていた。


<物体を見る場合でもそうです。眼球が光の反射を捉え、その情報を脳が受け取り、映像として処理して認識した物がシド達が捉えている世界です。ようするに過去の事象を捉えていることになりますね。この技術を習得すれば、限りなく現在に近い情報を元に判断し、直ぐに行動できるようになります>

<なるほど。で?どうやって瞬発力に変えるんだ?>

<まずは私がシドの体を動かしますので、時間を縮めて感覚を覚えて下さい>

シドは時間を圧縮し、イデアの操作に逆らわない様に脱力する。

イデアがシドの運動神経を掌握し、貯め込んだ電気を下半身に集約させ地面を蹴った。その瞬間シドの体は一瞬で壁際まで移動し、後から空気を貫いた音が聞こえてくる。

シドは今までとはまるで違うスピードに目を見開き驚く。

<凄いな。これ、弾丸より速いんじゃないか?>

<今のシドの脚力ではそこまでのスピードは出ません。ですが、初速はA60の発射速度に匹敵するかと>

<これなら銃もいらなくなるんじゃないか?>

<この辺りのモンスターであれば素手で十分対処できるでしょう。しかし、北部や東部の遺跡を探索するにはまだまだ頼りない出力であると考えます>

シドはなかなかに心が躍る力に必ずモノにしてやると意気込む。が、しかし

<・・・なあ、足が痙攣してきたぞ?>

<それは今までの限界以上のスピードで動いたわけですからね。シドの体では負荷が強すぎるのです>

足がガクガクと痙攣し始め、立っていることも難しくなってくる。

<まだまだ鍛錬が足りないって事か・・・>

<そうですね、これからも訓練を続けていきましょう>


そのあとシドは震える足を押さえつけて3階まで登り、自室のベットに転がり込んだのであった。


ブックマークと評価を頂ければ幸いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ