中毒。中毒と言えば不健全で退廃的な響きですよね。
麻薬など、犯罪をも想起させる言葉です。
さてこの作品の主人公は何の中毒なのでしょう?
天童美智佳さん作『砂糖少女』。
そう、ヒロインはシュガーホリック。砂糖中毒なのです。

『シュガー、シュガー、シュガー』
美しくて可愛くて甘くて。辛いことから逃れるには最適なもの。
それがヒロインにとっての飴玉でした。
際限なく飴玉を摂取する。
当然、身体に良いはずがありません。
主人公を待つのは幸福ではないのに、主人公は満ち足りた思いでいます。
飴玉があれば、彼女は満足なのです。
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