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「各人へは、それぞれが所有する手段を使って生産したものに応じて」
「各人へは、それぞれが所有する手段を使って生産したものに応じて」
————ミルトン・フリードマン
私の経済学三大愛読書の一冊『資本主義と自由』(ちなみにあと二つは『マンキュー入門経済学』『ケインズ —“新しい経済学”の誕生—』)からの引用です。
自由主義者の彼曰く、市場経済における所得の分配の根拠となり得る原則がもしあるとしたらこれであるのだとか。つまりはみんなが自分の力で作ったものの分だけ対価がもらえると言う意味ですから、当然といえば当然です。
とはいえ所有権や財産権の定義を行うのは国家でなければ不可能ですから、国家の介入をある意味で認めているとも言っています。




