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 護衛の護衛 27

新作始めました。


「秘めたるスキルで異世界冒険」です。ローファンタジーです。お暇な時にでも、下のリンクからちょっと覗いて見て下さいm(_ _)m


 https://book1.adouzi.eu.org/n4087jo/


「くたばれ! 変態どもっ!」


 モザイクに包まれてアイリスは走る。ってお前の格好の方が変態だよってつい心の中でツッコむ。

 そして、燃える馬車に近づき、生き残った盗賊を鞘がついた剣でボコボコにする。胸がブルンブルンゆれて足の間も見えるけど、モザイクがいい仕事している。訳わからんよ。動く奴らをアイリスがほぼ無力化したとこで、死にかけの盗賊が打ったボウの矢がアイリスのお尻に迫る。ついついどうにかしたら見えないかなーってガン見してて良かった。さすがにお尻に矢が刺さったらアイリスがかわいそうなので、瞬時に収納にしまう。まあ、誰も見てなかったよな?

 そして、盗賊たちは殲滅された。


「ザザさん。飲んで」


 アイリスは服も着ずに、僕を後ろから抱きかかえポーションを飲ませる。モザイクあってもほぼ裸だからドキドキなんてもんじゃない。それになんか触れてるよ。あたってる。これで無傷ってばれたらぶん殴られるだろな。


「あ、ああ、ありがとう」


 僕は一口だけ飲む。


「うっ、うぐう」


 矢を折って取ったふりをする。


「うわあ、なんてすばらしいくすりなんだ。色は薄いけど、多分これは最高級のポーションだ。はやくみんなに飲ませないとな。とりあえず、他の奴には俺が飲ませる。まずは服を着ろ」


「ひゃっ」


 そう言うとアイリスは自分の体を隠す。もう無我夢中だったんだろな。

 僕はアイリスから離れると他の奴らのとこに向かう。メイ、ゼイリス、バーナードの順に商人と協力して矢を取りながら、ポーションに見せかけてエリクサーを飲ませる。全員立ち所に回復だ。ちゃんとバーナードでポーションを使いきる。中身がなんだ? ってなったら面倒くさいからな。


 生きてる盗賊は捕縛して、商人には一端街に戻って貰っている。盗賊を役人に引き渡すためだ。ちなみに盗賊に染んでる奴は居ない。ばれないように火傷がヒドイ奴はエリクサーで治した。コイツらは多分賞金首だ。商人に時間が遅れた分を楽勝で補填できるだろう。


「お前ら凄ぇな。アイリスが引きつけてる間、無詠唱で準備してたのか」


 僕らは車座で焚き火を囲んでいる。飲み物を温めている。


 ゼイリスがドヤ顔で口を開く。


「まあな、傷みで集中出来なかったけど、やらんと死ぬって思ったら、なんとかなるもんだな」


 メイがコクコク肯いてる。


「そうよね。魔法が使えなかったら、今頃どうなってた事か……」


 バーナードがゼイリスの肩を叩く。


「お前らはいいよな。一本だっただろ。俺は2本いただいてたからな。もっと褒めろよ」


「うん、凄い凄い」


 アイリスがバーナードを褒める。


「だが、今回のグランプリはアイリスだろ」


 僕はアイリスを見る。メイがイタズラっぽく微笑みながら口をひらく。


「うん、グランプリね。プリップリしてたし。ザザさん、今、アイリスの胸、みたわよね」


「えっ、誤解だよ」


 なんで、女の子って、僕らがいつも胸を見てるって思うんだろ。自意識過剰だろ。





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最強の荷物持ちの追放からはじまるハーレムライフ ~
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