表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/102

急展開3

「えっと、すいませんがもう一度言ってもらっていいですか?」


信じられないことを言われた気がしたが多分聞き間違いだろう。


「はい、侑士さんには私達と一緒に生活してもらいます。」


耳が腐ってしまったのだろうか。俺の仕事がこの家で生活することと言われた気がしたがそれは仕事ではないはずだ。


「すいません、俺の仕事について尋ねたのですが」


「ええ、ですから侑士さんの仕事は私達と一緒に暮らすことですわ。」


ここまでしっかりと言われると、俺の耳が腐っていたわけではないらしい。


「それは仕事なのですか?」


「?そうですわよ?」


お金持ちの考えはわからない。


「それでしたらお金は受け取れないです。俺なんかを住まわしてくれるだけでもこちらがお金を払わなければならないくらいなのに、その上、それで給料まで。」


俺はそう言った。当たり前だろう。どこに声するだけで給料をもらう人がいるのだろう。


「あら、それは困りますね。これは正式に私達と侑士さんの間で契約したものですのに。」


そう言って彼女は雇用契約書を見せてきた。名前のところにも俺のハンコが押されていた。


「えっ、俺は契約した覚えはないのですが。」


「いえ、しましたよ。」


ニコッ。


「えっ?でも覚えが…」


ニコッ。


「し、しましたね…」


圧に負けた。


「はい、ですからこれはユウさんのお仕事です。」


「そ、そうですか。でしたら家事は全て俺がやらせてもらいます。生活させてもらうのですから当然です。」


「いえ、掃除は自動掃除機がありますし、その他のことも当然皆で手分けしてやりましょう。」


「いえ、ここは俺が。」


「いえ、生活する以上手分けして。」


「で、でも。」


「これはこの家の決まりです。雇い主に意を唱えることはできません。」


「わ、わかりました。」


「それから、侑士さんは外に出るときは私か、雪さん、穂波さんの誰かと必ず一緒に外出してください。」


「えっ?それは何故でしょうか?」


「いいですね?」


ニコッ。


「は、はい。」


この子、圧がすごすぎる。


「それでは、今日からよろしくお願いしますね。」


そうして突発的に女の子三人との同棲が始まった。

お読みいただきありがとうございます。今日こそはもう一話投稿したいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まあ執事だから一緒に住むのは間違っていなくもない。 いつくかの前提放置してだが。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ