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10・それで、例の件―――そしてブツは?

( ・ω・)基本的には11章で終わっているん

だけど、なぜか続いている(惰性)


日本・とある都心のマンションの一室―――


黒髪セミロングのやや目付きの悪い少女と、

顔の片方がストレートの黒髪で隠れている

ワンレングスの女性が向かい合って座る。


「オペレーション『姫始め』……

 では、邪神ちゃんから報告を頂きましょうか」


「そうですね。

 聖戦(クリスマス)の時は6人まとめて

 でしたから―――


 今回のオペレーションはさすがに、

 個別で対応して頂きました」


それを聞いたフィオナは表情を変えて、


「え” いや大丈夫だったんですかそれって。

 6人がかりで敵わなかった戦力に対し、

 それは無謀では……!」


「いえ、ですから時間制にしたんです。


 『姫始め』は年始の日にしないといけないん

 ですよね?

 なので、交代制でシてもらったんです。


 1人2時間なら、12時間あれば―――

 たいていその前にギブアップしましたけど」


「ん? 12時間?」


その答えに女神が首を傾げると、


「あ、はい。

 またカガミさんを、アルフリーダ様が

 連れて来てくださいましたので。


 それで彼女も加わりまして」


邪神の答えにフィオナはうなずき、


「ん、じゃあ……

 2時間×6人で12時間、間違っては

 いないですね。


 それでどんな感じでしたか?」


「ま、まあその―――

 考えてみれば、1対1のシチュって

 ナヴィ様相手には経験していなくて。


 それでも時間は惜しいので、精一杯その中で

 楽しもうとしたのですが」


その答えに同性の少女はぐいっ、と顔を

近付け、


「それで……

 邪神ちゃんの戦闘服(しょうぶふく)は何を?」


「え、えっと―――

 なるべく大人しめのものを、と思ったん

 ですけど。


 ただあのミニスカ浴衣?

 というのが目を引きまして、それで勝負に

 挑んだのですが」


そこで邪神はいったん間を置いて、


「でもダメでしたね……


 そりゃ6人がかりでも一方的にヤラれ

 ちゃったんですから―――

 そのプレッシャーというか、うまく状況を

 コントロール出来なくて」


「あーわかりますわかります。


 一定のラインを超えると、

 『もうどうにでもなーれ♪』って感じで

 流れに身を任せちゃうんですよね」


そこで二人はお互い、飲み物に口を付けて、


「それでもまあ、2人きりというシチュに

 酔いしれたのは確かな事で……


 ワタクシ、一生の思い出になりましたわ」


「そうですねえ。

 アタシも思い切って、アルプと2人きりの

 シチュを作った方がいいかも」


その言葉に邪神は『えっ』と声を出し、


「フィオナ様、まだ旦那様と2人きりでの

 シチュは未経験だったのですか?」


「い、いやまあ―――

 最初はメイさんと一緒に、いろいろと

 勢いに任せてといいますか。

 それ以来、2人じゃないとその勢いが

 出ないってゆーかー?


 じゃ、じゃあそろそろ本編スタート

 しますねっ!」




│■フラール国・バクシア国代官館(改4)│




「あー、女神様。ようこそこちらへ」


「ご両親の神々は元気でしょうか」


頬にクロスの傷を持つ、フォックスタイプの

フレームの眼鏡をかけた侯爵と、


ホワイトシルバーの短髪をした美青年の

伯爵が、そろって挨拶する。


「どうでしょうか、最近の調子は」


フィオナは日常会話のように彼らに

話しかけるが、


「仕事はようやく一段落した、という感じ

 ですね」


「フラールはともかく、バクシア側は

 とにかく書類が多かったですから……


 合併ともなると、やはり人口の多い国の方が

 いろいろと処理も大変でしたからね」


そこに、彼らの夫人である―――

女騎士といった体の、ブロンドの長髪を持つ

伯爵令嬢と、


真っ赤な長髪をした豪商の娘が、同時にお茶を

持って部屋に入って来た。


「今日はナヴィ殿はご一緒では?」


「あ、ナヴィは今、アルプの果樹園のお手伝いを

 させていますので」


バーレンシア侯爵にフィオナは返し、


「あの果樹園も、規模が大きくなってきました

 からね。

 人手はいくらあってもいいのでしょう」


ビューワー伯爵がその話に続く。


「あ、そうそう。それで―――」


と、女神が何か言いかけると、


「こちらですね?」


「すでに用意してございます」


そう言ってレイシェンとマルゴットが、

床から引きずるように持ってきたのは、

栄養ドリンクの空きビンや空き缶で、


「ありがとうございます。


 さすがにこれが流出してしまうと、

 後々面倒になってしまいますので……


 それにしてもお疲れ様でした」


それを聞いた男性陣は、


「と、とんでもない!

 僕がどれだけコレに助けられた事か!」


「私もそうです。

 回復力が本当にすごいと言いますか。


 さすがは別世界のポーション―――

 何度も飲ませて頂きましたが、その効果には

 感服しております」


二人の貴族青年が、その効果を称える。


「では、もう事務処理は終わりでしょうか?」


「後は一応チェックだけが残っている。

 それでもう、大仕事は無いはずだよ」


伯爵令嬢の言葉に侯爵が返し、


「ではそちらを手伝いましょう」


「いや、シッカ伯爵殿とマルゴットは、女神様の

 お相手を引き続きお願い出来るかな。


 見直しだけだから、時間はかからないと

 思うしね」


そこでバーレンシア侯爵とビューワー伯爵は

一礼すると、退室し……


後に残された女性陣は、顔を密着させるように

近付くと、


「それで、例の件―――そしてブツは?


 『姫始め』の件、どうなりましたか?」


小声だが鼻息荒く女神が話を切り出すと、

他の二人も妖しく口元を歪めて、


「いやあもうすごかったですよ」


「私の衣装を見て、すごく興奮していたのが

 わかりましたからね……


 本物は使いませんでしたが、アレを模した

 衣装の破壊力、(すさ)まじかったです」


以前、フィオナは和服の衣装を彼女たちに

貸し出していたのだが、


それを着込み、二人は『姫始め(せんじょう)』に出向いたの

だという。


「おぉ~……

 で、どんな反応でしたか」


「わたくしの場合、結構アレ、ごてごてして

 いると言いますか、ボリュームがすごいじゃ

 ないですか。


 でも下着が最小限と言いますか―――

 そのギャップがまたより発情を高めたと

 思います」


「そうなんですよね……

 脱がされるまでもなく、衣装の隙間から

 手を突っ込まれるだけでも、興奮の度合いが

 違うといいますか。


 さらにほとんど下には何もつけていない―――

 という事実が、より精神的に追い詰められて

 いく感じで……」


そこにドアの『カチャッ』という音がしたかと

思うと、一瞬で3人は一定の距離に離れ、


「お待たせー」


「やけに静かでしたが―――

 別に、雑談にでも興じてもらえれば」


そう侯爵と伯爵の二人が話すが、


「いえいえ。

 お2人がお仕事の最中ですのに、そんな」


「ちょっとバクシアとフラールの合併後の

 影響などについて、話しておりました」


「フラールは最小限で済むでしょうけど、

 合併相手のバクシアの事を考えますと、

 どうしても多少の混乱は避けられないものと

 思いまして……」


三人とも、先ほどとは打って変わって

キリッとした表情になり―――

改めて五人で会話は続けられた。





カシャ☆



―――女神フィオナ信者数:現在8364名―――



( ・ω・)最後まで読んでくださり

ありがとうございます!

基本、土曜日の午前1時更新です。

休日のお供にどうぞ。


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(;・∀・)カクヨムでも書いています。

こちらもよろしくお願いします。


【女性冒険者パーティーの愛玩少年記】

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【指】【完結】

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【かみつかれた】【完結】

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【ロートルの妖怪同伴世渡り記】【完結】

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