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読者への挑戦状
機会が巡ってきたので、またもこうして挑戦状を書かせてもらっている。
とはいえここまで読み続けてくれている読者の皆様には、余計な前置きは不要だろう。
皆様には是非とも、死霊への供物を消失させた方法をこの場にて考えてもらいたい。
犯行は単独で行われていること、社会的立場のある顧問が問題行動を起こしていないことはこの場で保証しておく。
本当に死霊がオカ研の部室に訪れたのかどうかは、こちらが保証するまでもないだろう。
可能な犯行の方法は、僕らに見落としがなければただ一つのみだ。
さて、今回の挑戦状もお決まりの文句で締めさせてもらおう。
証拠は作中にて全て提示された。皆様はそれを探し当て真相を推理してほしい。
僕は執筆者として、あなたがたに挑戦する。




