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⑦七夕 ⑧たこ焼き八ちゃん

➆ 七夕


16歳の私は、毎年、7月7日になると、小さかった頃の出来事を思い出す。


 幼稚園の年中の時、ひまわり組だった私は、竹に短冊を結んでいた。

 前日に母に書いてもらった夕子の願いは、タカシ君のお嫁さんになるだった。

 今思えば、何て恥ずかしいことをと赤面してしまう。

願い事は飾ってしまえば、公然と見られるのに、しかも母に知られているという醜態、本当に何をしているんだろうと当時の自分に言ってあげたい。

だけど、あの時は知ってもらいたかった、自慢したかったんだろう、今でも私は恥ずかしい反面、ほのかにそう思っている。


年少の時、お遊戯会があって出し物は「七夕」。数人いる織姫の私と、数人いる彦星のタカシ君だった。実は私は、人気者のヒロシ君とツバサ君を狙っていた。それは数ある織姫達も一緒、われ先と手をつなぎにいき、私は結局あぶれてしまった。

それで、タカシ君とペアを組むこととなった。こうなれば、一番になりたい、目立ちたいと思った私は、身も心もタカシ君を好きになると心に決めたのだった。幼稚園児って、単純だね。それからはタカシ君にべったり、おかげでお遊戯会ではベストカップルと呼ばれた。


それから、年中の七夕の日。私は竹に短冊を結ぶと、誇らしげに自分の短冊を見た。それから気になったのでタカシ君のを見た・・・はぁ、激オコ(当時はとても怒ったという表現だろう)だった。短冊には「エリちゃんとアイちゃんとマイちゃんとけっこんしたい」それから、ちいさな文字で、「ユウコちゃんでもいいけど」と書かれてあった。当然、当時私はまだ字は読めないので、先生に「なんて書いてあるの」と聞いたら、先生がうーんと唸って苦笑いをしていた。しつこく聞いて、分かった時、あっユウコは夕子私ね。思いっきりタカシ君をひっぱたいてやった。これまでの思いもあったからね。それから取っ組み合いの喧嘩。「仮面ライダーになりたい」とかなら可愛いかったんだけど。いやー苦い思い出だわ。


で、今日、16歳の私だけど、昔より後退していない?



➇たこ焼き八ちゃん


 皆さんは「たこ焼き八ちゃん」を知っていますか。

 私の幼い頃、車のスピーカーから流れたあの歌。


 ふんわか、ふんわか、ほんわか、ホイ

 ふっくら、やけた、あつあつの、たこ焼き八ちゃん、いかがです?


 地元のコマーシャルでよく流れている、たこ焼き八ちゃん、今は冷凍たこ焼きでお馴染みなんですけど、昔は車での移動販売や普通にたこやき屋さんがありました。


 確かに移動販売やお店で買ったたこ焼きは、今思えば冷凍ぽかったなぁ。

 うーん、でも美味しいんですよ八ちゃん。


 私の近くには、あまりたこ焼き屋がなかったので、八ちゃんよく食べていました。


 ふんわか、ふんわか、ほんわか、ホイ

 ふっくら、やけた、あつあつの、たこ焼き八ちゃん、いかがです?


 だから何?と言われましたか・・・いや作品の№が8でしょ。だから八ちゃん思いつきました。

なぐり書きだからいいの(笑)。



まさになぐり書きっ(笑)。

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