㉗立花宗茂公について
まとめてみました。
㉗立花宗茂公について
ざっくりとまとめてみる。
生没年・・・1567～1643 宗茂の名が有名だが、幾度も名前を変えている。
異名は西国無双 鬼将軍など。
大友家重臣高橋紹運の長男として生まれる。
1581年、立花道雪の熱烈な希望があり、父紹運が折れる形で、道雪の娘誾千代と結婚し、婿養子となる。
1585年、義父道雪死亡。
1586年、岩谷城の戦いにて実父紹運戦死。
豊臣秀吉の家臣となり、九州平定に尽力する。
秀吉から「忠義も武勇も九州一である」と言われる。
その功により、筑後国柳川13万2000石の大名となる。
1587年ごろ、農業用水を確保するため、矢部川を分流して、半人工運河の花宗川の開発に着手する。
1590年、小田原征伐に従軍、活躍により秀吉から「東の本多忠勝、西の立花宗茂、東西無双と評される」
文禄の役(1592)、慶長の役(1597)の朝鮮出兵に参陣する。
秀吉の死後、1600年、関ケ原の戦いでは西軍(豊臣秀頼)に組し、領地を没収される。
改易され浪人となる。
1602年、正妻誾千代死亡。
1604年、本多忠勝の推挙により、江戸城に召しだされる。
徳川秀忠の御伽衆に列せられる。
1610年、陸奥棚倉に最終的に３万5000石の大名となる。
1614年、大阪冬の陣では、秀忠の軍師や参謀を兼ねる。
1620年、幕府から旧領の筑後柳川国を再び与えられる。
これは、西軍として参加した大名が唯一旧領に復帰を果たしたことになる。
晩年は秀忠、家光に近待して重用される。
持病もあり、本領の統治には関与せず、江戸に屋敷を構えて定住していた。
1638年、島原の乱にも参陣。
1642年、死去76。
さらにまとめ。
豊臣秀吉から西国無双と呼ばれた立花宗茂公。
彼は婿養子の星であった。
数々の武功をあげるも、関ケ原の戦いでは亡き秀吉に恩義を感じ、西軍として参戦し東軍徳川家康側に西軍は敗れ、領地は没収される。
浪人の後、本多忠勝の推挙もあり、徳川方に仕官。最終的に幕府から旧領の筑後柳川国
再び与えられる。
これは、西軍として参加した大名が唯一旧領に復帰を果たしたことになる。
本人は、ほとんど国元には帰らず、将軍秀忠、家光を支え続けた。
ぱねえ人である。
さらにさらにまとめ。
西国無双と言われた初代柳川藩主、立花宗茂公は婿養子。
数々の武勲をあげ、秀吉公に仕えるが、関ケ原の戦いでは豊臣方西軍につき敗戦。
浪人の後、徳川家に忠誠を誓い、３人の将軍に仕え活躍する。
のち、柳川に所領を復活される。
これは、西軍として参加した大名が唯一旧領に復帰を果たしたことになる。
実に尊い。
いつかしっかりと宗茂公の作品描いてみたいなあ。
参考資料 「日本史辞典」「Wikipedia」など。
