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第百話 南方諸国北東部の情勢確認(地図)

 論功行賞が終わった翌日、長期任務へと向っていた段蔵が帰還した。

 

 彼には、南方諸国北東部の調査を、申し付けていたのだ。

 すでに皆を集め終えて、これから任務の成果を披露してもらう。

 

「では段蔵、頼む」

「ははっ、まずは、こちらの地図と、お手元の紙を見てください」


挿絵(By みてみん)


------


1 松永家 

人口:四万八千人 石高(実高):四万八千石 

同盟:なし 従属:ロマノフ家、アキモフ家、チェルニー家、チュルノフ家 敵対:ピアジンスキー家、ドン家 

亜人差別:皆無 教会:敵対 

備考:武将の質は随一


2 ロマノフ家 

人口:一万人 石高(実高):一万石 

同盟:松永家(従属) 敵対:ピアジンスキー家、ドン家 

亜人差別:無 教会:敵対 

備考:松永家の友 婚姻関係あり


3 アキモフ家

人口:一万一千人 石高(実高):一万一千石

同盟:松永家(従属) 敵対:ピアジンスキー家、ドン家

亜人差別:無 教会:敵対 

備考:松永家にとって気が抜けない存在 


4 チェルニー家 

人口:五千五百人 石高(実高):五千石 

同盟:松永家(従属) 敵対:ピアジンスキー家、ドン家

亜人差別:皆無 教会:敵対

備考:当主は松永家に輿入れ(側室) 固有魔法を用い、伏兵としての能力に優れる 


5 チュルノフ家 

人口:六千人 石高(実高):五千五百石 

同盟:松永家(従属) 敵対:ピアジンスキー家、ドン家 

亜人差別:皆無 教会:敵対 

備考:固有魔法を用い、伏兵としての能力に優れる 


6 ピアジンスキー家 

人口:一万五千人 石高(実高):三万石 

同盟:ドン家 従属:ヴィージンガー家、クリコフ家、アラバ家 敵対:松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:騎馬隊の精強さは北東部で随一 将の質も高い 南方諸国に馬を捌き金を稼ぐ ユニコーン・バイコーン牧場保有で石高倍増


7 ヴィージンガー家 

人口:一万人 石高(実高):一万一千石 

同盟:ピアジンスキー家(従属) 敵対:松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:ピアジンスキー家の友


8 クリコフ家 

人口:六千人 石高(実高):六千石 

同盟:ピアジンスキー家(従属) 敵対:松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:ピアジンスキー家に対する信頼が低下しつつある


9 アラバ家 

人口:八千人 石高(実高):一万石 

同盟:ピアジンスキー家(従属) 敵対:松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:ナヴァール湖の恩恵を受けている 交易の拠点


10 ホフマン家 

人口:五万人 石高(実高):六万五千石 

同盟:なし 従属:ピピン家、ポポフ家 敵対:なし 

亜人差別:排斥 教会:友好 

備考:ナヴァール湖西の肥沃な土地を領有 名家だが凋落気味 宿老の将が愚鈍な当主を支えている


11 ピピン家 

人口:六千人 石高(実高):七千石 

同盟:ホフマン家(従属) 敵対:なし 

亜人差別:排斥 教会:友好 

備考:ホフマン家が、対ピアジンスキー連合用に独立させた肉壁一号 当主は元Aランク戦士


12 ポポフ家 

人口:五千人 石高(実高):六千石 

同盟:ホフマン家(従属) 敵対:なし 

亜人差別:排斥 教会:友好 

備考:ホフマン家が、対ピアジンスキー連合用に独立させた肉壁二号 当主は元Aランク魔法使い


13 ドン家 

人口:六万人 石高(実高):八万石 

同盟:ピアジンスキー家 従属:ブランシュ家 敵対:シュトッカー家、ミュラー家、コラー家、松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:ドン地域の名家であり覇者 同地域のブランシュ家を傘下に収める 肥沃な土地で農業が盛ん 北方から流れる品を南の諸侯に流し稼ぐ 弓系の兵種が強い バリスタ兵多数


14 ミュラー家 

人口:一万人 石高(実高):一万石 

同盟:シュトッカー家、コラー家 敵対:ドン家 

亜人差別:無し 教会:中立 

備考:ドン家に目を付けられた家 同じ境遇の二家ど同盟関係


15 コラー家 

人口:六千人 石高(実高):六千石 

同盟:シュトッカー家 ミュラー家 敵対:ドン家

亜人差別:無し 教会:中立 

備考:ドン家に目を付けられた家 同じ境遇の二家ど同盟関係


16 シュトッカー家 

人口:二万五千人 石高(実高):二万七千石 

同盟:ミュラー家 コラー家 敵対:ドン家 

亜人差別:無し 教会:中立 

備考:ドン家に目を付けられた家 同じ境遇の二家ど同盟関係 三家の中で一番国力が高い


17 ロデ家 

人口:一万二千人 石高(実高):一万二千石 

同盟:ボーデ家 敵対:なし

亜人差別:差別 教会:友好 

備考:コトブス地域南方の豪族 


18 ボーデ家 

人口:二万人 石高(実高):三万石 

同盟:ロデ家 敵対:なし 

亜人差別:差別 教会:友好 

備考:大森林迷宮の入口がある 冒険者が集まり金がある


19 チチュ地域 

人口:八万人 石高(実高):八万石 

同盟:地域内で複雑 敵対:地域内で複雑 

亜人差別:基本少ない 教会:無視 

備考:シュトッカー家を経由する必要があるので、他地域から興味を示されない 数十の土豪が入り乱れ混沌としている 


20 ファイアージンガー家 

人口:二十万人 石高(実高):三十万石 

同盟:ノイシュテッター家 敵対:アホライネン家、ヴァンダイク家

亜人差別:中立 教会:敵対

備考:南方諸国北東部の物流を一手に引き受ける 大森林迷宮が複数あり恩恵多大 迷宮の利益を廻り教会と対立 反教会派の一諸侯 近年アホライネン家の伸張に苦しむ


21 ボルツ家 

人口:五千人 石高(実高):六千石 

同盟:なし 敵対:なし 

亜人差別:中立 教会:無視 

備考:緩衝地域 ファイアージンガー家は、アホライネン家に手一杯なので丁度よいと思っている


22 ブランシュ家 

人口:一万五千人 石高(実高):一万七千石 

同盟:ドン家(従属) 敵対:ヴィージンガー家、ミュラー家、コラー家、松永家 

亜人差別:中立 教会:友好 

備考:ドン家と信頼関係が築けいてる


23 ヴァンダイク家 

人口:五万人 石高(実高):五万五千石 

同盟:アホライネン家 敵対:ファイアージンガー家

亜人差別:排斥 教会:親密 

備考:アホライネン家と同盟関係 亜人差別が酷い 


24 シュミット家 

人口:三万人 石高(実高):三万五千石 

同盟:なし 従属:ハイデル家、メッツェルダー家 敵対:ゴルトベルガー家 

亜人差別:中立 教会:中立 

備考:西隣のゴルトベルガー家の侵略を受ける、ハイデル家とメッツェルダー家を傘下に収め、ゴルトベルガー家と敵対している


25 ハイデル家 

人口:一万二千人 石高(実高):一万三千石 

同盟:シュミット家、メッツェルダー家 敵対:ゴルトベルガー家

亜人差別:中立 教会:中立 

備考:ゴルトベルガー家に脅威を感じ、シュミット家の傘下に入る


26 メッツェルダー家 

人口:八千人 石高(実高):九千石 

同盟:シュミット家 メッツェルダー家 敵対:ゴルトベルガー家 

亜人差別:中立 教会:中立 

備考:ゴルトベルガー家に領地を削られ、シュミット家の傘下に入る


27 カラの町周辺 

人口:一万人 石高(実高):二万石 

同盟:なし 敵対:なし 

亜人差別:中立 教会:無視 

備考:各ギルドの合議制により運営されている都市国家 金回りがよい 交易盛んで石高高い


28 ザマー盗賊団 

人口:三千人 石高(実高):三千石 

同盟:なし 敵対:なし 

亜人差別:皆無 教会:無視

備考:ホフマン家の圧政に苦しむ者が設立した義賊


29 ゴルトベルガー家 

人口:七万人 石高(実高):八万石 

同盟:なし 敵対:シュミット家、ハイデル家、メッツェルダー家 

亜人差別:差別 教会:友好 

備考:南方諸国北方の豪族 勢力を拡大中


30 アホライネン家 

人口:三十万人 石高(実高):四十万石 

同盟:ヴァンダイク家 他数家 従属:数家 敵対:ファイアージンガー家 ノイシュテッター家  

亜人差別:排斥 教会:親密

備考:中原の雄 教会と親密な関係を築き勢力を拡大 ファイアージンガー家と何度も衝突を繰り返す


31 ノイシュテッター家 

人口:四万人 石高(実高):五万石 

同盟:ファイアージンガー家 敵対:アホライネン家  

亜人差別:中立 教会:敵対

備考:教会から破門されファイアージンガー家と組む

 

------


 俺は、段蔵に言われたとおり、地図と紙に目を遣る。

地図と各国の詳細だけで手一杯だったんで、説明は次回で勘弁して下さい。

また今後、数値を変更する可能性もありますので、その点はご理解下さい。

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